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法然から見た仏教は、難解な教義の山を越えることではなく、迷いの中にいる私たちがそのまま救われる道を見つめ直すことから始まる。学びの深さよりも、苦しみの切実さに目を向ける。その姿勢こそが、法然の仏教の入 ....
存在が薄くなっている、最近そんなふうに感じる。加齢とともになにもかもの熱量が少しづつ失われ、まるで一本の枯れ木の棒になっている雰囲気だ。枯れ木の棒だから水分もあんまりなくて、あらゆる部位がカサカサし ....
お正月はあわただしく過ごした。姉やいもうとの子供たちと、むすめ、気難しくなってきた犬の宝籤と、姉妹とそれぞれの夫たち、両親。姪っ子が掌いっぱいに南天の実を採ってくれば、自分も欲しいと泣く甥、それよ ....
{引用=
僕:
おはよう。今日の問答は散文作品としてupするかもしれないよ。
では。首相と大臣が神社を参拝して笑顔。大臣が「なぜ笑っていたかは国家機密です」とポストしてた。
また。解散選挙につ ....
第一章 潮流が運んだ文明の種子:縄文からシュメールへの航跡
日本史の通説において、縄文時代という数万年に及ぶ悠久の時間は、豊かな森の恵みに依存した定着的で静かな狩猟採集社会として語られるのが常でした ....
1
詩はとても美しい。詩は、脳の中に収まりきらない。
世界が現実だろうと非現実だろうと、関係ない。感情の世界は他を圧倒している。音楽を聴くと、僕は消滅する。脳科学者は、脳がいろいろな機能を発揮 ....
私が所属する同人誌は一九七七年の創刊です。誌名は『新怪魚』といいます。
私が入会したのは三二才、『新怪魚一〇号』からです。その『新怪魚』は、昨年暮れに一五六号を発行してます。
私は創立会員で ....
十一月末でグリーンシーズンの日雇い業務は冬季解雇となり、十二月十日から無人駅の除雪作業員として三月半ばまで勤める。もっと働かせてもらわないと生活出来ないと訴えた、古希を過ぎた方が常勤スタッフとして増 ....
◆詩誌の役割はどこへ向かうのか
詩誌は、もはや新作を発表するための場所ではない。
少なくとも、その役割に固執し続けるかぎり、現在の言語環境において詩誌は周縁化していく。
作品の生成と反応 ....
近年、日本の現代詩は「衰退した」「読まれなくなった」と繰り返し語られてきた。しかし本稿は、この通念に異議を唱える立場を取る。問題は詩的言語そのものの力の消失ではなく、詩が機能する社会的・制度的な場の ....
「まつとおね」NHKBSプレミアムステージで吉岡里帆ちゃんが二人芝居を演じていた。会場は昨年被災した能登演劇堂だった。
放送の終わりに僕の大好きなクラシックのピアノ曲が流れてきた。題名を忘れてた ....
日本は長く「豊かだった時代は終わった国」と語られてきた。だが、この物語は事実の全体像を示してはいない。視点を少し変えて数字を見るだけで、別の風景が現れる。
日本の個人金融資産は約2200兆円に達 ....
いまどき紙ですか
そんな言葉と共に時代遅れなものと時に言われる紙
そしてそれを束ねた本というもの
(これは、本というフォーマットに特別な意味を持たせようというためにつづるわけではなく
その ....
先日、谷川俊太郎のインタビュー集を読んでいて、一番興味深かったのが、詩人の一番の特質として「ネガティブ・ケイパビリティ」という能力が何よりも大切だ、と書かれていたことだ。長く引用するのは気が引けるの ....
ふたりで暮らすはずだった部屋は、
最初から何かを待っているように静かだった。
地下鉄の線路が近く、
夜になると鉄の響きは、くぐもって届いた。
その音が窓を震わせるたびに、
....
今の状況を冷静に考えてみよう。LEDが明るい白壁の部屋。家具はない。窓もない。恐ろしいことにはドアもない。唯一の出入口は床にぽっかり開いた暗い穴だ。穴から半身乗り出している人は、あれは人なのだろうか、 ....
夕陽は、すっかり沈んでしまっていました。
野原の色は、夜の灰色にゆっくりと溶けていきます。
男は徳利を傾け、ふらふらと細い道を歩いていました。
酒に酔い、肴を楽しむつもりも忘れ、ただ夜の草の匂い ....
山あいの小さな村に、おばあさんが静かに暮らしていました。
かつてはおじいさんと二人、ささやかに日々を分かち合っていましたが、
おじいさんは数年前に旅立ち、それ以来、おばあさんは一人、
窓辺に ....
小さくて深い傷穴に針を刺しこむような気持がしている。それか、随分前に打ち込んだ杭を今抜こうとしているような。わたしは思考の両端にいる。折りたたまれて、極が混ざりそう、その心地。
けれども、深 ....
しばらくの間、気分が落ちてた。でも、昨日久しぶりにpixivのイラストを見たら、綺麗で、心にしなやかでカラフルな風が吹き込んできた。すぃっと窓が開くような感じがした。ヘッドホンでチャールズ・ミンガス ....
熊が人を襲ったり、飼い犬を襲って食ったりしているという。もう何代にもわたり、人里近くを寝じろにしている熊が増えているという説もあるようだ。しかし、本当のところはよくわかっていないようである。もはや以 ....
Ⅰ. 春の街道と、凍った泉
夜明け前の海へつづく街道は、ひんやりと澄み、
物音ひとつなく深い眠りの中にありました。
雪解け水が細く道を濡らし、歩くたび、
ぽとり、と小さな音が響きます。
....
滋賀県に在住している私は、機会あって近江詩人会という団体が
毎月発行している詩誌「詩人学校」へ作品を発表しています。
最初のうちは、他の人達の難解な作品も含めた詩作経験の違いに
戸惑い、 ....
第一章:苺を求めて
春の終わり、与一は「せせらぎの峰」を目指して旅立った。足元の土は湿り、谷を覆う霧が視界を遮る。冷たい風に打たれながらも、彼の胸には、季節を問わぬ白い苺という“祝福”があった。
....
第一章:芽の成長と村の冷笑の悲哀
春先、ジャガタラの畑に小さな緑の芽が力強く伸び始めた。
与一は毎朝、指先に土の冷たさを感じながら、芽を揃え、水を注ぐ。汚れた手は土と一体化し、そっと声をかける ....
序章:帰郷
山の奥深く、すすき野原に囲まれた小さな村へ、一人の男が戻ってきた。名は与一。
日の照る一本道を、荷車を押しながら、ゆっくりと坂を登る。荷台には埃をかぶった古道具や、異国の飾りのよう ....
箪笥の上に置き去りにされた道化人形は、誰にも気づかれぬまま、長い時をひとりで過ごしていました。
笑ったままの顔は色あせ、細いひびが頬を走り、衣装の金の刺繍は煤けています。
かつてこの笑みを愛し ....
ぐるうりと、ぐるり山に囲まれた、この谷間の村だで。
寒い季節になると、ほれ、屏風山から山おろしの風が、
「ごうごうっ、ごうごうっ。」って
まんず烈しく唸るんじゃ。
その、ずっと向こう、白むくの ....
ビルの立ち並ぶ、鉛色の大きな町の、底冷えする裏通り。
そこに、子どもたちが大好きで、彼らの前では、銀河の彼方のほんとうの幸せを、細い目をして語るおじいさんが住んでいました。おじいさんは町に一軒の時計 ....
紫陽花は、雨の季節に、静かに生まれました。
ひと粒ひと粒、雨のしずくを、その葉と花びらに受けるたびに、紫陽花は、まるで涙でできた水のお城のように、透きとおって光りました。
ある、ひっそりと ....
花野誉さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(90)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「法然からみた仏教入門」
-
北紀一
散文(批評 ...
1
26-1-18
うすくなる
-
山人
散文(批評 ...
10
26-1-17
メモ
-
はるな
散文(批評 ...
2
26-1-13
まじめにレジュメ
-
りゅうさ ...
散文(批評 ...
1
26-1-13
生成_AI_が夢想した縄文とシュメール:海の民の伝承
-
atsuchan69
散文(批評 ...
10*
26-1-11
メモ3(今のこと、音楽、人間のこと)
-
由比良 ...
散文(批評 ...
3
26-1-8
詩誌を終活する
-
たま
散文(批評 ...
14*
26-1-7
無題
-
山人
散文(批評 ...
11*
25-12-31
詩が逃げていったあとに残るもの――詩誌の役割について
-
atsuchan69
散文(批評 ...
13*
25-12-28
詩は衰退したのではなく、移動した――日本詩歌ジャンルの制度と ...
-
atsuchan69
散文(批評 ...
14+*
25-12-26
アルゲリッチのラフマニノフ「ピアノコンチェルト第3番」を聴い ...
-
洗貝新
散文(批評 ...
9*
25-12-24
私たちは、いったい誰のために貧しいのか?_
-
atsuchan69
散文(批評 ...
7*
25-12-13
紙と、それを束ねた本という存在について
-
水町綜助
散文(批評 ...
4
25-12-12
ネガティブ・ケイパビリティについて
-
由比良 ...
散文(批評 ...
3
25-12-9
アパート(修正版)
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
3*
25-12-4
濃緑のドア
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
11
25-12-4
すすき野原で見た狐の話
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
2*
25-12-2
二度童子の魂を運ぶ白鳥の話
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
2*
25-12-2
メモ
-
はるな
散文(批評 ...
3
25-12-2
久しぶりの日記
-
由比良 ...
散文(批評 ...
5*
25-12-2
熊(ツキノワグマ)について
-
山人
散文(批評 ...
8*
25-12-2
狐の願いと人魚の唄(To_celebrate_dischar ...
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
2*
25-12-1
私の創作活動について
-
リリー
散文(批評 ...
8*
25-11-29
すすき野原で見た狐(下巻)
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
3*
25-11-28
すすき野原で見た狐(中巻)
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
3*
25-11-28
すすき野原で見た狐(上巻)
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
3*
25-11-28
道化人形(修正版)
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
5*
25-11-26
鬼吉と春一番(修正版)
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
2*
25-11-26
クリスマスプレゼント(修正版)
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
4*
25-11-26
紫陽花と秋桜の話(修正版)
-
板谷みき ...
散文(批評 ...
4*
25-11-25
1
2
3