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山里の産直カマスいと太し
猫の来ぬ高き{ルビ枝=え}に干すカマスかな
今朝もまた飽かず数ふる茄子の花
きのうまでプラムの接客今日の客
amebaはブログ用のレンタルサイトで
私はこれをお借りして二十年あまり詩を載せている
老若男女の方からのいいねがあるけど、今朝見つけたのは20歳半ばの女性。
彼女のブログを読んでみるとこれ ....
鯛そうめん郷土料理の昼餉かな
冷汁の味噌と魚は地元産
地消地産えひめ米買ふ梅雨さ中
{ルビ小=ち}さき{ルビ枝=え}に長茄子の花{ルビ濃=こ}むらさき
暑いからもう無理と草刈りさん
草刈りさん西瓜を出しておもてなし
草刈りの轟音聞きつつテレビ見る
30度の草刈り作業に気を遣う
青柿や傘に雨音ざわざわと
一輪も{ルビ徒花=あだばな}のなき茄子の花
紅梅の梅まるまると砂糖漬け
客の居ぬ夏の温泉ひとりじめ
経験の少ない若い時は、もしもあの時・・なんてことは思わなかったが、少しオトナの仲間入りをするようになって、「もしもあの時・・していたら」と、ちらっと思うことが度々あった。
その前と後とのギャップがあ ....
撮影の許可とる「あ・うん」夏釣場
青葡萄膨らみを増す三房なり
梅雨入りや今朝の雨音閑かなる
培ひし友情絶つや青嵐
家守る{ルビ祠=ほこら}と{ルビ三十年=みそとせ}百合の花
開け放つ二階の座敷{ルビ梅雨入=つい}り前
夏空の水面に映る{ルビ水鏡=みずかがみ}
{ルビ老鶯=ろうおう}の鳴き音のあり ....
ドクダミの白波の如く群生す
今朝も未だくちなしの花白きまま
青葡萄初生り{ルビ十房=とふさ}に懸けにけり
切れ味のよき花挟夏の{ルビ畑=はた}
一人で何でもやっていたころ
誰にも頼る気はさらさらなくて
自立している自分を誇らしく思っていた
最近あちこちからだの不自由が出没し
出かけて愉しみを味わうこともなく
そうかといって友と話 ....
あなたと私の立ち位置に
汚れのない小川がある
近くでもなく
遠くでもなく
長い付き合いだねと
あなたは言った
私もそう思っているけれど
あなたはいつも私の中にいた
大勢のファン ....
このごろきもちが
ひきこもってる
喪失した数が多くて
容量を越えてしまったよ
他人は知らぬ間に死に
他人からその死を知るものなのか
先日突如重篤な病を告げて
暫くの間と伝え消えた ....
塀越しに高く高く
はなみずきが咲いた
芝生に植えられた一本の花水木
随分昔のことのような気がする
裏口から出られる婦人は
いつも和服をきちんと着て
わたしににっこり微笑んで
丁寧 ....