もしも猫になれたのなら
そう、考えた事はないでしょうか?

誰だって一度 もしかしたら
それ以上に自分とは違う なにか
に、憧れるのではないでしょうか


堤防の上を歩いてみました
少しだけ周りの目 ...
 年老いた扉をゆっくり開けて
 ようやく飛び出せる

有酸素運動をしよう
小さな目標を掲げたわたしはアパートの階段を駆け降りて
よく知った町を
道を 歩き出していく

 音楽やヘッドフォンいらず
  ...
ひとりの遊びが鏡へ沈み
逆さの冬と共に居る
指を離し
糸をからめる


雪はやみ 夜は狭まり
呼び声の奥
目をふせている
ひとつの顔


霧を曳く灯 ...
やっぱり殺して欲しくなるけど

君の唄は先に進んで

未来に足が動いてしまう

ストロボはアドレナリンを急かす






ハローハローハロー




全ての祈り、 ...
ストーブの上でことことシチュー鍋、隠し味にシリウスひとつぶ 。 変化する雲の形状を

君は歪だと呟いた

絶えまない永遠の

一瞬しか見えていないのに
君がはらはらと はらはらと泣くから
僕はただ おろおろと おろおろとするしかない

君がほろほろと ほろほろとこぼす涙に
僕はただ ふわふわと ふわふわと夢ごこち

あやまったってゆるされ ...
サラリーマンだった父の背中は
遠くて近寄りがたかった

自営業を始めた父の背中は
なんだかわからないオジサンだった

年老いた父の背中は
丸く小さくなったが
ぐんと近づいて
いろんな ...
私にとって
世界は灰色に染まり
日常は音もなく過ぎてゆく

貴方の場所は
いつの間にか
他の人が座っていて
私はそれを
なんということもなく
見ている
まるでみんな貴方を忘れて ...
ほどけた 靴紐を結びなおして
ふと見上げては笑った

おどけた 魚はもしかしたら
かまぼこになってるかもしれないね

不吉というよりも…
そう……

街路樹に背を向けたのは
凍えてしまいそうだから ...
私ののどはちょっとおかしいのです
私の単純明快な言葉は
突然鈍行列車になってしまうのです
私は私を貫く影に
対抗する手段を持ちません
……ほんとうでしょうか
たぶん嘘ですね
私は、手段を ...
もう電柱の皮膚になった古いポスター
汚くて優しい町にみえる

かつて通学路だった道に ハートの落書
ブロック塀の透かしで途切れた 相合傘

あそこに住むおばさんが 恐いと駆けてく少年達
...
これだけなだらかな
流線型の谷を下るあいだに
私はすっかりと忘れてしまっていたのだ
これが谷であるということを
私は視覚的な美しさを楽しみ
そこにはすべてがこめられていると思い込んでいた
...
始まりも終わりも
どこかへ置いてきたような貴方は
歯を食いしばって生きる私を
遠くへ遠くへと
引きずり込もうとする

ああ また時間が去ってしまうよ!
いつも私の頬を引っかいて逃げるんだ ...
小さく芽吹いたポプラが
わたしの背を追い越して
空まで届かんと
生き急ぎます

ナナカマドをついばむカッコウが
雪に赤い跡を落とし
上昇気流にのって
翔けまわるのです

潰されたホ ...
これからいくつもの 時が流れるこの瞬間 何処まで君は 突き進む事が出来るか?? スタートラインに立って 心に決めた二文字 「挑戦」という言葉で一歩進んだ 世間は広い途方もなく これが俺 ... 俺の言葉の最後の
鏡と声に憂鬱をかみ砕いて
エズ村、声
潜めての夕焼け
その心の奪われた寂しさの
景色にぼんやりとブリキ立つ
煉瓦のお土産
屋人のいないパリのバス停停
留所の子供がスリ ...
俺は詩を捨てた
詩を捨てた者として生きていく
代わりに得るのは何だろう
誰かの喝采も
拍手もいらないよ 俺は
詩を捨てたのは 誰かの拍手や喝采のために
俺はそうして金を手に入れるだろう
...
 京浜東北線に乗ったら、隣に乗り合わせた男がガムテープを鞄から取り出した。黒い生地の埃っぽく薄白く汚れたビジネス鞄。黒い繊維で側面の汚れたガムテープ。

 ビリビリ、ビリビリ。

 引っぱがし ...
歴史的なエピソードにこと欠かないこの地で

芦田川について語られることはあまりない

芦田川の河口はもちろん海とまじりあうのだが

見つめていると

この川が本質的には海であることがよくわかる

芦田 ...
 
 
目を瞑ると落下してる
驚いて目を覚まし
また目を瞑る
ふたたび落下
それを何度か繰り返し
その恐怖に慣れた頃
私はやっと
眠りにつく

夢で見た
あの青い海も
本当は ...
ゴリラを棚の上に載せると
エビスビール500ミリリットル入りの缶を
二本も開けて仕舞った
あんなにビールを嫌って居たのに
棚の上に載せただけであんなに美味しそうに飲むなんて
私はびっくりして ...
はじける光を逃がしたくなくて
手のひらで両耳をきゅっとふさいだ


いくらあたたかな毛糸で肌を覆っても
手足は温度を忘れたかのように冷たい
冬は嫌いじゃないし寒さにも強いほうだけど
この ...
愛人の彼氏は中国人だ
愛人は韓国人で俺は日本人だった

三人をふくむ友人たちと
餃子パーティーをしたことがある
広島の別荘で真夏のことだった

中国人たちが餃子をつくっているあいだ
日 ...
おじいさんは杖をやっとの思いで丘を登った
家を出たときはまだ3時だったのに
今はもう夕日が丘の上からきれいに見える

おじいさんの妻であるおばあさんは
長い間病院で入院している
何かの ...
気絶しそうな海が春の鼻先で
壊れたり生まれたり寝返りを打ったりしていた
レイン・ツリーと何度も口にしながら
飛行機雲を保存する方法を考えた

音が消えると振動がなくなるので
悲しみは無意味 ...
コツン
と、道端の小石にだって躓いて
踏みしめるあなたの地肌は硬い
それなのにわたしたちの共存は
たしかなもの

世界の車窓から
わたしは国外へ出た事はないけれど
画面の前で夢を膨 ...
【ジュゴン】
目覚めると、恋人がジュゴンになってゐた。慌てて抱へあげ風呂に入れたが、彼女はとても不機嫌さうだった。湯に食塩を入れると、少し機嫌が直った。あとは食べ物だ。ふえるわかめを湯に入れてみても ...
幼い歌声・・・
「さっきも聞いたッ!」とか言わないで。
ここからもっと先があるんだから。

購う過去をプレーヤーに嵌め込んで、等値してみる。
これも詩吟なんだと、引き出されてみる。
あなたが
黄色く話していると
楽しくさせますね

でも
黄色ばかりだと
かなしくさせますね

カナリヤ、ハンカチ、スマイル、

あなたが
胸にもっている黄色
黄色の水たまり
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
散歩道とわたしとネコ窓枠携帯写真+...4*10/1/27 17:23
散歩道とわたしと白線携帯写真+...4*10/1/27 17:20
冬と羽木立 悟自由詩310/1/27 17:04
後先なく、今蝶澤自由詩110/1/27 16:58
ふゆことり ま菜短歌110/1/27 15:58
一瞬の永遠秋助自由詩2*10/1/27 15:24
僕の罪は僕の胸に朧月自由詩710/1/27 15:23
背中綾瀬のりこ自由詩810/1/27 13:16
色彩と音の感覚まさたか自由詩110/1/27 12:59
リアルに映画に黒乃 桜携帯写真+...310/1/27 11:41
待ち時間まで真島正人自由詩3*10/1/27 4:14
郷愁風恋誦自由詩310/1/27 3:59
憧憬真島正人自由詩4*10/1/27 3:52
川とつりざおnick自由詩2*10/1/27 3:03
銀世界に紅相羽 柚希自由詩4*10/1/27 2:47
challenger逆鱗社長自由詩1*10/1/27 1:42
ユーミン番田 自由詩0*10/1/27 1:09
ポエニスト自由詩110/1/27 1:08
皮膚の境目なき自由詩1*10/1/27 0:31
芦田川にて吉岡ペペロ携帯写真+...8*10/1/27 0:20
落下小川 葉自由詩410/1/26 23:41
笑う時だろうか間村長自由詩210/1/26 23:38
真冬の灼熱あ。自由詩9*10/1/26 23:26
愛人の彼氏吉岡ペペロ自由詩210/1/26 22:34
愛の贈り物ありす自由詩210/1/26 22:28
飛行機雲を保存する方法瀬崎 虎彦自由詩510/1/26 22:18
愛して止まないおっきなお母さん窓枠自由詩2*10/1/26 21:47
【140字小説】ヤクザの親分他三州生桑散文(批評...410/1/26 21:27
巻き戻された香港からの調べ吉岡孝次自由詩010/1/26 21:26
黄色昼寝ヒルズ自由詩610/1/26 21:01

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