○「人を見る目」
上司に人を見る目がなければ
どうしようもない
一流の潜在能力を持った部下がいても
三流としか見なさない
評価は上司によって大きく変わる
置かれたところで咲きなさいといわれ ....
休日をずらして
やっと合わせた午後
あいにくの大雨
濡れた芝にパンプスが沈む
イギリス庭園
柔らかい土にシャベルを刺し
そっと薔薇の首を手折り落とす
あの人はハサミ
彼はチェーンソ ....
庭のツツジは黄白く色褪せ枯れ萎み
私の肉体は滅び死につつ在る過程
ホントの愛、
無条件に貴女に委ね帰依すること、
わたしは忘れている
きっとチーズケーキ
食べながら取り戻す
....
駅のホームに
梅の木 梅の実
梅酒かな
梅酒かな
梅の神さま いるのかな
電車 電車
ゆっくりそろり 来るがいい
乱さぬように 来るがいい
家の窓の中にいると
そこが家の眼だということを
うっかり忘れそうになる
薄いカーテンを開け放ち
風を出迎えると
人の眼も
家の眼も
まばたきする
季節のかわりめに
少し驚くようにして ....
今日はお休みで
しとしと雨
静かに寝てました
お昼に
たこ焼きを買ってきて
ビールを飲みました
畳の部屋で
ファミコンのプロレスをしました
あとやることは
晩ごは ....
田園の
真ん中に
ぽつねんとそびえている
焼き鳥屋から
狼煙があがる
狼煙があがる
昼は
終わったのである
夜が
始まるのである
だんだん
だんだん
浮き上がる
ぼぅ ....
鉄は熱いうちに叩け
失敗したやつがいたら 凹んでるうちに事実を叩きつけろ
正論が一番強い 感情論で生きてる奴を封殺しろ
迷惑かけるやつになんか価値はない
晒されてきた言葉は ....
忙しいとは、
心を亡くすと
書く。いけない
自分をとりもどさなければ
心が泣く
私は、私が
信じる
存在を
信じる。
人は人、己は己だ
{引用=※五行歌とは、「五行 ....
ひなたぼこ、
光の海を泳いでる
私の心はふわふわり
さっき夢に見たよ、
あけっぴろげのあなたを
初めて立ち上がるあなたを
珍しそうに言葉に触れるあなたを
僕ら、光の向こうからやっ ....
太陽が創り出す
光の道が伸びていく
自分が進む道が
わかりやすく光って見える
迷うこともなく前進出来る
太陽はいつも側にいる
雨の日は見えないけれど
見えないだけで側にいる
光 ....
過去があり未来があり
望遠鏡があり顕微鏡がある
意味はないのに
生きる意味を考えてしまう
暇だからだろうか
心に弦を張り
白紙に戻す
人生とは と問われれば
後悔
無意味
成り ....
仕方ないのかあるのか
不透明のまま踏んでみ
るとルート開びゃく
ひらけごま
まこと新たなステージに
立ち尽くしては進むたび
間違っていたのか正しかったのか
一瞬脳裏をよぎるの ....
近くを見るとき
眼鏡を外すようになった
眼鏡なしで
本を読むと
沁みる
美味しさがちがう
眼鏡に頼らず
裸の自分で生きているという
喜びを背中にしょって
丸くなって本を読む
....
アマガエルの緑色が好き
色々な緑色に変わるけど
どれも好き
アマガエルの表情が好き
少し微笑んだふうに
黙っている
ここに居るとは
思わないだろう?
自信たっぷり
あんま ....
このしずかな慈しみの流れ、
今日もあおいあおい街並み
浸しながら伸びてゆく包んでゆく
かつての子が
ヒメジョオン咲き生い茂る野原を駆け廻った時、
世界はこの子を慈しみの流れに浸しただろう ....
人を嫌えば自分も嫌われる
人を好けば自分も好かれる
人間関係はお互い様
口で言わなくても目でわかる
口に出して言えばもっとわかる
好きな人嫌いな人苦手な人 人はさまざま
それが世の中 自分 ....
自分を知れば道は見えてくる
目標が決まればやる気が出てくる
うまくいかないのは変えなさいということだ
人生は人との競争じゃない
人は変えられない
変えられるのは自分の対応だけだ
大きな悩み ....
あらゆる叶えられなかった思い
置き去りにしわたしは進む
哀しみの滴、溢しながら
さらにわたしはすすむ
円環の街を後にして
わたしはすすむ
歌声の確かさ
霊性の思考
導かれて
円環 ....
もち 食べすぎた
おなか ぎっつい
(だいこん だいこん)
ふぅ ぎっついな
はぁ ぎっついな
(だいこん だいこん)
もち 最高
ぎっつい 上等
○「日本百名山」
日本
いたるところ山あり
いたるところ登山者あり
いたるところ住む人あり
こんなところによく住んでいるなあ!
といったら
それは失礼な話だよ
と友人が返した
ほ ....
田舎に住んでたから
私たち お互いに車を持ってた
お互いに お互いの車のキーを持ってた
あなたが去る日 キーを返したの
ホルダーの重さが半分になった
去ることはわ ....
しばしばキリストの受難にも譬えられる
あなたの目が食い入るように凝視していたのは
リタ・ヘイワースやマリリン・モンローやラクエルのポスターの股ぐら
では決してなく そのポスターの膣の奥 その下の ....
マンションの最上階から見る景色絶景を見て贅沢な日々
初日の出元気いっぱい晴れ模様良い始まりと運気上昇
正月はマンションのCMばかり見る次から次と必要なのか
餅を食べ食べ過ぎなのか太り ....
ご飯
おいしくて
おいしくて
味噌汁も
おいしくって
食べ物って
食べるって
嬉しい
忘れたみたいに
すぐにお腹がすくし
はじめて食べたみたいに
まいど嬉しい
....
退院したら ご近所さんから苺をもらったの
毒々しいほど熟して 濃い赤色の甘いやつ
それはとても幸せで 嬉しい出来事
でもね もう貴方もいないし
一人で2箱はしんどいね(笑 ....
夢の底を揺蕩えば
思い出の予感に
陶然となる
夢の向こうとこちら側
遠く近く狭まって
底の底に横たわる
わたし独りのたましいが
融通無碍に踊り出す
進む夜の青い時
深い眠りに揺蕩って ....
ふわり風に包まれた神の息吹き
木立の緑そよぎ群れ飛ぶ鳥たち
春の衣を纏った精霊たちの揺動
私は気付けばこの大地に立っていた
肉体という存在で大地を踏み締めていた
哀しみを携えながら無常を ....
コンビニの
旗、微かに揺れ
空の青、
ビルの隙間に見え隠れ
人々の
途、行き過ぎる
それぞれ
霊性の核、宿し
在ることの奇跡
漲る陽光、照らし出し
コンビニの
....
水滴、溜まりに輪を描く
今日は雨降り
里の童たち、
押し入れの秘密基地で
遥か遠い夢をみる
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