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時間を浪費している間に
命は光の速さで過ぎてく

派手なイベントなど
必要ないとわかった

もはやここにいて
呼吸していることがイベント

あちこちに旅したり
豪華な晩餐もいいけど ....
楽譜は記号じゃなく
文字だと思う

この音とあの音でお願い

ここはできるだけ優しく
凪いだ海みたいにそーっとそっとね

それから一気に爆発して
あとはとめどなく雪崩れて

最後 ....
田舎の
海辺の町は

夏だけ賑わうことの証に
朽ちた郷愁を見せる

古びた町並みは
時代に忘れ去られ

潮風にさらされて
風化した屋根が
陽炎のように歪む

人も少ない真っ青 ....
実家に帰ろう
犬に触りたい

温かい毛並みに顔をうずめて
額をくっつけて
体をくしゃくしゃにかき撫でて

私のために尻尾を振ってくれる無邪気な魂に

何度も「ただいま」って言おう ....
大草原の中で
馬と暮らしたいな

森の中で
狼と暮らしたいな

暖炉の前で
猫と眠りたいな



わたし
疲れてるんだな
電車の中で

懐かしい訛りが聞こえる


聞き間違えることのないその方言は

故郷の海の匂いがした
夢の中では生きられない時が来ると
理解していた

現実につぶされそうになりながら
私は両手で囲って
頭の中の草原を守った

罵倒と泥の嵐の上に
私の女神が立っている

現実と戦う私 ....
泣きたくなるのは
この映画が美しいから

繰り返し繰り返し
優しさを告げるから

こんな夜は
泣いていいんだ

働いて疲れて寂しくて

寝る前に飲む暖かいコーヒーが
どんな薬よ ....
魔法使いが
ドライバーを手にやってきて
雪原を走る夜汽車を止めました

壊れた換気扇の交換

最後に頑張って回る姿が
とても可哀相で
「よく頑張ったね」って二人で言いました

私た ....
換気扇がぶっ壊れて
機関車みたいな音がする

台所であなたと目を合わせたら
困ったような笑顔がどこかへ旅立つ

暮らした年月を
思い出させるすべての劣化

年をとったわね


 ....
賢者の声が聞こえない
それが
若さの特権

止める愛情を突き破って
彼らは荒地に出て行く

何に駆られるのか
熱い鼓動を抱いて
故郷を振り返ることはしない

刹那の中にだけ宿る純 ....
もっぷさんのガトさんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
満ちる- ガト自由詩4*17-11-13
スコア- ガト自由詩2*17-11-13
麦わら帽子- ガト自由詩19*17-8-7
Escape_Artists- ガト自由詩6*16-12-24
- ガト自由詩3*16-12-24
最終電車- ガト自由詩10*16-11-27
労働- ガト自由詩7*16-11-27
SAM- ガト自由詩1*16-11-27
換気扇- ガト自由詩13*15-12-1
夜汽車- ガト自由詩13*15-11-19
「ソラ」- ガト自由詩3*15-7-17

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