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この間
風の噂で聞いたんだ
僕の姉さんが
巨乳でイカすって
街の男たちに評判だってことを

そりゃあ僕だって知ってるさ
時々風呂場を覗いてるしね

でも、その後に
こんなことも聞い ....
  ベッドに
  開かれたままで
  一冊の絵本が載っている
  水と絵の具で描かれた
  くすんだ楡の木の下
  涙を拭っている女の子の頁
  その上に犬が寝そべっていて
   ....
本の外側に立っている
捨てられた帯には
「ここに解凍しますか?」
と書かれている
 
 
紙コップを満たす時間 
計算機を分解し続ける少年の側で 
親戚の人が斜めになってる
今日会いたい人の 
苗字が思いつかないのだ
 
 
空も
海も
荒れている
鉛色した浜辺に
鈴をなげる
こんな日であっても
ひとは
生まれ死ぬのだろうか
鳥たちは
季節を選ぶというのに
どんな理由があって
生まれ死ぬのだろうか
 ....
1、むしゃくしゃしてやった
2、大恐竜展の破壊の思い出
3、あの娘はトラック
4、踊り場にて
5、職安通りコンチネンタル
6、GoJapanese
7、ゆめのある人
8、あの娘はトップブ ....
一緒に食事をするときは
3つ離れたテーブルに座ります

電車はひとつ遅れます

あなたの姿の端っこが
見えてるくらいの所にいます

急に踏み込まれると
うろたえてしまうので
校庭か ....
こしかけていたひとが
もういないので

そのいすに
こしかけてみる

いなくなったひとと
おなじくうかんに
  空き缶がある
  中に一匹の蝿がいて
  ぶんぶんと旋回している
  わたしの耳に聞こえている
  耳にだけ聞こえている
  蝿は蝿を欠いている
  蝿は蝿を欠いている
   ....
日曜日のスーパーできみに会って
問題はヒゲを剃ってこなかったことと、それに服がださいことと
まあ色々あるけどとりあえずあわててエチケットカミソリを買ってトイレで剃ったら
すげー痛くて「血が出てる ....
逆立ちをして血が上り続けてしまったことを悔やんでいた男たちは鉄錆になく

暮れとも明けともつかない空は鈍色だ。鉄骨の喉元を明け透けにして、鉛筆の芯みたいにうらやましい胚内をうらんで、せせこましくも ....
カッコウが火の鳥のまねをしている
帽子みたいに着せかえられれば
よかったのにね
夢中になりすぎて枝から落ちるキツツキの
ものすごい顔
僕に助けを求めて鳴く
カッコウ
わたしが泣き出すと
姉は自分の手のひらにエノキさんを描いて
「もう泣きやみな」と言った
エノキさんは森の木こりだった

中学にあがったとき
両手にマニキュアを塗ってくれた
わたしは水色の ....
二匹の蟹が
久しぶりに再開した
かつて親友だった
今すぐ歩み寄り
肩を叩いて抱き合いたいのに
横歩きしかできないから
蟹はどこまでも横歩きしていった
お互いの距離を保ちながら ....
隣で時間が流れている。

テレビは女子バスケットの様子を中継しているが、ここは読書の空間。そして、小説の時間が流れている。
妻は夫の浮気を知りながらもそれを直接は口に出さず、書いた手紙を机に置い ....
(ふるる 街に
リルケが 今宵も
遠く
灯りに (ふるる
砂の十字架
闇のブーケに
光る ) 壊れたリルケが
(ふるる 白い はら
 ....
  最後だから笑った
  夏の日のあなた



  帽子をとって
  強すぎる陽差しと
  埃を纏う風を浴びて
  長い髪をそっと押さえ
  頬をそめて笑った
  誰よりも ....
  真夜中
  あなたは赤い花弁に
  最後の口づけを済ませ
  ぼくの背中に取り付けられた
  古い扉を抜けてゆく



  そこから先が
  本物の冬
  煙草を吸 ....

へこんでいるべきところが
でっぱっていたり
塩と砂糖の配合が
反対だったり
する

逆チョコレート

ホンジュラス
南米
南米で
憎しみをこめて
チョコレートを
棒状に ....
ケースというよりステップ。
蜘蛛の巣は破壊され、
空に放り出される。
手を出すなといってみたところで
そもそも
なんか
おれの
ものじゃ
なかった
ので
てを
だすなと
制止する
いみが

でも
じょうぎの
かしかりとか
してたら
とめな ....
あ    が揺らいでいる
あなたの      ○だ

あ  は     風かも
しれない

あ    が涙流している
あなたの      △だ

あ  は いつだって あ
であるし ....
車のフロントに
5センチくらいのきずがついた
気になる
うんてんしていて
気になる
なおらない
ずっと
けっして
なおらない
これから
ずっと
なおらない
ずっと
きになる
 ....
ねむいの?
ときくと
うん
という
目の中に
トロトロの
ねむたいを溜めて
おとうとが
ゆめに
吸われていく
ビーフジャーキーを食べた。
ビーフジャーキーを食べた。
ビーフジャーキーを食べた。
美を見し人は死ぬ。
  しがない サラリーマンとか
  しがない 主婦とか
  しがないということは詩が 見つけられるということだ

  ピカリ と
   
  詩が
  
風が吹いたら暖房ひねって


愛犬とコタツでホットチョコレート飲みながら娘の賞状に目を細める














惚れて陥した女を『 ....
ぎゅうどんという
うしはいない

ソーセージという
ぶたもいない

おやこどんという
にわとりの
おやこもいない

わたしという
にんげんも
どこにもいない

 ....
からからの雑巾でも絞ればでる

これは経費削減の真髄をついた言葉だが

愛というものもそんなものかも知れない

ただ大切なことは

雑巾なら絞り手、愛ならば伝え手

つまり行動する ....
             あの豆腐屋の
             角をまがったら
             朝がくる
             豆腐屋の朝は早く
            ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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