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牛込神楽の夜に帰りたいと思いました
新宿西口から練馬に向かうバスの中でそう思いました
氷屋がアイシーンと言う煙草を吸っていると言う
笑えない冗談を目の当たりにする下らない日常が
右斜線を通 ....
「水にならなければいけない、氷になるため、黒い液体の注がれた水槽に、地球は浮かんでいて、回転すると、ぬれた部分が夜になるから、ここで、産んでもいないのに死んでいて、生まれてもいないのに殺されていて、わ .... ビルの上を飛ぶ、鳥は自由なのか?

狭い街で食料を漁って、何かめぼしいものを見つけないと生きていけない。

人間の私は餓死が嫌だった。

ものを食べれずにひとりで死ぬことが恐ろしい。

 ....
おまえだれだよ。
おれだよ。
おまえか。
おれだ。
みえないよ。
みえてるよ。
みえません。
みえてます。
おまえか。
おれだ。
かみきった。
きってない。
やせた。
ふとっ ....
積もり積もって壁に
わだちが残されている。
破裂したタイヤは
ツナギを着た若い作業員が運んで行った。
躊躇いがちに灰が落とされる。
それと一緒に砂埃を含んだ風が
ショウウィンドウについた手 ....
しろい紙のうえで、
こごえている、
星や、銀河はここからはみえず、
きのう脱捨てた靴下のように、
夜がくたびれている、
朽ちた花さえ

髪に挿し

わたしは明日も

笑いたい
あんなのはいんちきなんです
ということわりがきを

いちにちじゅっかいかくと
やはりいんちきだから
しんだらよかった

過大評価されているたべものは
ドリアン

やってることがいん ....
全てが壊れてゆく
全てが崩壊する。
人の為に
家族の為に

苦しみを押し通し
ただ進むだけ
新しいものと引き換えに
古いものが壊れてゆく

雑多な考えが脳裏によぎる
考えが分散し ....
待ちぼうけのカフェで
冷めかけた紅茶をもてあそぶ
スプーンのあてどなさ

間延びしたリビングで
戴き物のゼリーをふるわせる
スプーンの退屈

行きつけのファミレスで
カツとカレー ....
見えたすべてがうれしいと思った
聞こえた その 街じゅうの音楽を
今日も そこで 眠るときに
目覚めた 私は 聞き間違えた いつも
ぎゅうにゅうを
のめないこどもが

まさか
うしだったとは

なかなくていい
きみのめは

うしのように
うつくしい
汚れた手で 目が合わないように 隠して
どこもみないように 精一杯に目をまるくしてつむる
  指きりをしよう
  サクマ式ドロップみたいな
  とりどりのたわごとが
  嘘にならないよう



  指きりをしよう
  またねという言葉で紡いだ
  ほそくつづく糸が ....
  在ったもの、
  在ったこと。



  窓のむこう、
  ふかく呼吸している、
  世界へと笑うこと。それが
  ただひとつの望みだった、
  きみと会って。



 ....
リサイクルショップで
セイコー5の古いのを買った
お値段は1000円だった
いい買い物をして嬉しかったが
2時間で5分遅れるという
時計としてあるまじき怠慢さに
業を煮やした僕はJRに乗っ ....
吐き出した溜息が

泡のように昇っていけば

まだ心も晴れただろうに
山盛りのスパゲティに

ミートソースをかけ


ぐちゃぐちゃに混ぜて

ひたすら食べる


「人生みたいだ」

と思ったら
目に映る炎には
誰も自分では気づけないように
無意識の園に咲く薔薇の色を
想像することでしか描くことができなかった

もし誰かがその一本を取り
目の前に示してくれたのなら
私は人を愛する ....
  休みたいので
  コンビニの店員に
  すいません
  枕とベッド売ってませんか
  って聞いたら
  申し訳ありませんが品切れです
  だと



  ふんわりしたいので ....
限りなくなっていくのだ
地平っていう足場はもうなくなった
息できるけれどここは水中です、溺れます、泳げます
イメージは身体をさいていく


神様ー
なんて叫んでもだめ
一握りの空を降り ....
  くちびるを貸してください
  そらの絵を描いてあげる
  そらは
  すべての言葉がひびくところ



  心臓を貸してください
  そらの絵を描いてあげる
  そらは
 ....
スクリーンの少女が吐き続けている青いゼリーを唯一の光源とした地下室の底を 全身の血を逆流させるようなシンセサイザーの息づかいが 脈々と這い擦っている 水槽に閉じこめられたおまえは ガラスの壁を両手でひ .... 薄紙を
剥がすみたいに
ほんのりと
春が来ました

川沿いの桜は
もう
ほとんどが散り終えて
ラブホ通りの
車道を埋める

カッターシャツのお兄さん
二人がかりで
お掃除
 ....
 
 
消しゴムを食べていると
母が気を利かせて
夏みかんのジャムを持ってきてくれた

消しゴムなど食べられるはずもないから
いらない、と断ると
代わりにコーヒーを入れてくれた

 ....
 
 
壁に壁の絵を描きます
そのうちにどこからどこまでが
本物の壁かわからなくなります
途方に暮れていると
ゴミ収集車が最後のゴミを積んで
走り去って行きます
わたしはあれには乗れま ....
中古の馬車に荷物を積み込んでいたら、
ロビーが集まれというので、
てんでに破れたコートのポケットから、
盗んだ缶詰をふりまきながら、
俺たちは来た道を振り向いた。

もうやめたい、とロビー ....
春がその鋏をもって髪を切り落とすことで
年月はまるで少女でした

幼さ故に軽々しい
その唄声は温い雨
弾むような花の手を
この手で掴む術もなく

彼女は舞台袖から飛び出すと
馬を駆っ ....
  悲しいニュースも
  嬉しいニュースも
  いまは
  チャイムを押さないでくれ
  スパゲティを茹でているんだ
ごめんなさいで済むから
警察官は要りません


病人がいないので
お医者さんは要りません

みんなが歩くから
車屋さんは要りません

本当に自由の国なので
政治家さんは要りません ....
はるなさんの自由詩おすすめリスト(1687)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
死ねばいいのに- 虹村 凌自由詩711-5-9
水サイド- 魚屋スイ ...自由詩10*11-5-9
自由- 山岸美香自由詩211-5-4
- 自由詩511-4-29
[:weight]- プテラノ ...自由詩411-4-27
- mugi自由詩5*11-4-27
ひと- フユナ自由詩311-4-25
過大評価されているたべものはドリアン- 6自由詩111-4-24
わかつ事はできない- ペポパン ...自由詩2*11-4-23
スプーン- nonya自由詩15*11-4-23
スリープ- 番田 自由詩211-4-23
牛乳を飲めない子供- 小川 葉自由詩411-4-23
まる- 十二支蝶自由詩211-4-23
指きり- 草野春心自由詩7*11-4-22
在ったもの、在ったこと- 草野春心自由詩3*11-4-21
性交- セガール ...自由詩611-4-20
深海魚- syuon自由詩811-4-20
ミッシェルみたいだった- 自由詩6*11-4-20
乾いた薔薇の住まうところ- 瑠王自由詩5*11-4-20
売買- 草野春心自由詩7*11-4-20
かみさまの間取り図- しもつき ...自由詩1911-4-19
そらの絵- 草野春心自由詩211-4-19
クラゲチアノーゼ- 魚屋スイ ...自由詩811-4-19
はるのうた- umineko自由詩7*11-4-17
右利き- たもつ自由詩611-4-16
名前- たもつ自由詩511-4-15
The_Band/The_Stoney_Beggining- はだいろ自由詩211-4-14
春がその鋏をもって- 瑠王自由詩9*11-4-14
生活- 草野春心自由詩2*11-4-9
つみをあやまる- 村上 和自由詩611-4-4

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