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あたしなんか、早いとこ死んでしまえばいいのに
そんな言葉に音楽がそっと寄り添ってくれる
この部屋はむせ返るような君の匂いに満たされていて
あと3秒もすれば鼻が慣れて、何も感じなくなるだろう
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自転車で坂道を駆け下りて
夕暮れ前の公園を抜けていく
誰もいない遊園、鉄のにおい
藤の花がぱらぱらと
わたしの背後で落ちていった
同じかたちの宇宙が隣町にもあって
昔はよく友達に会いに ....
こころにとまった鍵盤が
偶然、泣きたい気持ち
降ればいいのに
アスファルトの上
からころ転がって
軽快な音跳ねる
割れそうな色だ
いつもどうしようもなく
触れたくなる透明だ
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