すべてのおすすめ
人間すなおじゃないとね


あのひとは言った

あなただって…


言い返そうとして

としはまだ蝉の鳴き声を聞いていないことに気付いた

あのガード下へ行けば
聞く
 ....
雑踏のあちこちに
発生する
ポップな電子音

それぞれの手のひらの中
ぽろぽろと
カラフルな想いをつかまえる

まるでゼリービーンズのよう
人工着色料かけた
ねじれた言葉が小窓にな ....
あのね、本当はね、「いってらっしゃい」って送り出すの嫌なんだよ?

アナタがいない間淋しいんだもの。
アナタがいなくなったら反動が酷いんだ。
楽しかったら楽しかった分、嬉しかったら嬉しかった分 ....
鎖骨の
においが
こぼれ落ちたら、

さかなのゆめに朝がくる



ことば未満の愛を交わして、
ゆっくりとたしかめる
てあしの記憶

水の
においの
シーツを背中に
 ....
  言うなよ。
  コンビニがどうとか、
  前提がどうしたとか。
  言うなよ、もう。
  そういうの良いねって、
  なんかオトナだねって。
  言うなよ。
  捨てるように ....
 ときの
 残り火を
 消すように

 ゆっくり
 無言は敷き詰められます



夜の鏡を
おそれた時代が
あったはずですね、

なにも語らない目も
十分に言葉であ ....
足跡を足音が追いかける
真夏の光

水の流れを彩り飾る
無垢な笑顔

ビー玉は丸くてはならない
硝子の理

軒先に並んだカラーは
わたしに平和を教えてくれるように
 ....
今日も一日誰とも話さずに終わってしまう
仕事柄何十本もの電話をこなし
お昼には職場の友だちとランチなんかしたけど
それで誰かと話したってことにはならない

パソコンの電源落として
机のまわ ....
どうしてこう
脈絡がついてしまうのだろうか
昨日みた夢は
いまはもうない実家の建物が舞台で
ベランダに猫が三匹いた
うわあおぎゃあうわああああ
この家の主人は病気かいと訊ねれば
うわあお ....
今夜の献立

・夕焼けと向日葵の背中の煮物

・虹のフライ

・蝉と夏休みの子供の声の和え物

・打水のおつゆ




ごちそうさまでした、と
流しに綺麗な皿が
水に浸さ ....
(1)

掛け声と干物の臭いに押し流されるようにして
昼下がりの賑やかさに身を委ねてみる
所狭しと商品の並んだ店先を覗けば
一見かと値踏みする手練の客あしらいに
思わず半歩後ろへ下がりつつ ....
暇つぶしに読んでいた夫の漫画本に
ヒミツが挟まっていた
それはちょうど主人公が
携帯電話のメールを確認している場面で
お札と同じくらいの紙切れだった
(本当のお札だったら良かったのにな)
 ....
散らばりながら 宝石は

その名を きれいに 
縁取って

なお美しく
ひとの手を とる



散らばって ゆく
こころのそとで

おどりはいつも
鮮やか だ

 ....
上野公園で途方に暮れて座っていると
ハトがやってきて
「恥が多くて大変そうですね」
とか言ってきたので
俺はそいつの首をつかんでひねりつぶした
するとカラスがやってきたので
俺はそいつの首 ....
  つめたいものは
  夏にある



  傷つけられたもの
  貶められたもの
  苛まれたもの
  生きていたもの
  葬られたもの



  冷蔵庫を開ければ
 ....
 ぜんぶ

 どうだっていいと云っているような

 陽(ひ)の光(ひかり)


 ロゴスもアイデンティティーも

 すべてリセットすればいい


 だって

 「現実( ....
             080726



古い手紙は燃えるゴミ
新しい手紙は来ないから
Eメールのフォルダーは
後腐れ無く消去する
古い機械を粉々に
古い情報を粉々に
手品の ....
新たな世界を告げる髪束
男性器に触れて 抱擁を爆発させる

雲ひとつないわ 粒ひとつないわ
雲ひとつないわ 粒ひとつないわ

新たな世界を告げる髪束
脳震盪握る手で 撫でしく鳴 ....
いつも、つねに
私の体を流れる
“冷たい風”

どこから
吹いているかは、分かる

北 でもなく
ましてや 南でも ない

私の心の暗闇から、だった


二度と還りたくな ....
去年、サイパンの土産物屋で買った
十字架のペアネックレス

 あの日、あの時
 僕が彼女から眼を離さなければ!



教会の長椅子で想う
鳴り響くパイプオルガンが
頭の中で こ ....
  歩いてみようと思ったんだ……



  朝、
  ドア開けた。
  心、まぶしくて。
  大げさなことかな?



  ほら、街、
  眠たい目をしてさ。
  い ....
昨日と変わらない
おはようのメールが
私の心を惑わせるの
勘違いした心が叫ぶ

私たちはまだ大丈夫だよ


期待して喜んで

嘘で塗り固められた
大きく膨らんだ心の片隅
冷 ....
(1)

明日と言う日の訪れを恐れるときがある
気を紛らわすことさえままならず
早々に床についたとしても
考えるのは埒のあかないことばかりで
苦し紛れの寝返りを打てば
人の気も知らず目覚 ....
満月の夜は眠れないの
ううん眩しいからとかではなくて
満月の夜は眠れないの
どうしようもなく心臓が跳ねるから

 満月の夜に
 眠れないのが
 あたし一人であるのなら
 ええそれはしよ ....
まっすぐ向かってくる
まっすぐ向かってゆく
まっすぐ向かいあう

曲がってくるものは
ただ見るだけ
流れてゆくまで待つ

まっすぐなものだけ
受け止める

そして
わたしも ....
虚ろな気だるさが
重い腰をあげて支配し始めている

大気が大きな欠伸をしながら
そっとこの地に潜り込み
寝息を立て始めると

羽毛に柔らかく包まれた小鳥が止まり木でさえずる

大地に ....
終電に揺られながら
車窓へとため息

様々なものが纏わりつき
雁字搦めにしていく

ただ、生きていくわけにもいかず
とかく社会というやつは無関心に 其処に

主張も理念も ....
  こんなとこ咲いたって
  咲いたって
  無駄だってわかってるのにやめれない
  光合成なんか後ですればいい
  今は暗闇を裂いて裂いて咲いていたい
  時々照らすライトが眩し ....
酸素をなくしてしまいそうなのです
溺れるしか能のないワタシは
呼吸をわすれてしまいそうなのです

  例えば、
  水溶液に浸っているような気持ちのままで
  ワタシが意識を失ってしまった ....
時計は過ぎる
歩き回れば
何度描いた未来から遠ざかるだろう

動画サイト
SNS
音楽携帯
blog
ネットサーファー、予測しなかった未来

紙とペンからキーボード
Word E ....
生田 稔さんの自由詩おすすめリスト(1456)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
捻くるひと- 恋月 ぴ ...自由詩16*08-8-12
ゼリービーンズ- 渡 ひろ ...自由詩21*08-8-11
大切な人。- 依玖侘  ...自由詩108-8-11
プロミネンス- 千波 一 ...自由詩24*08-8-11
マタニティ- 草野春心自由詩108-8-11
夜露- 千波 一 ...自由詩5*08-8-10
光りのなかで- さくら自由詩4*08-8-9
働くひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*08-8-6
風のつくりかた- 佐々宝砂自由詩508-8-5
夏のゆうげ- 小原あき自由詩30*08-8-1
消費されるひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*08-7-30
ヒミツ- 小原あき自由詩20+*08-7-30
おどる宝石- 千波 一 ...自由詩5*08-7-29
人間(上野のハト)- udegeuneru自由詩308-7-29
つめたいもの- 草野春心自由詩2*08-7-29
「真実」- 星月冬灯自由詩108-7-29
妊婦のロボ子さん- あおば自由詩7*08-7-26
青点- 十二支蝶自由詩108-7-24
冷たい風- 長谷川智 ...自由詩3*08-7-24
十字の象徴- 長谷川智 ...自由詩1*08-7-24
歩いてみようと思ったんだ- 草野春心自由詩408-7-24
反比例- はち自由詩108-7-23
遠ざかるひと- 恋月 ぴ ...自由詩38*08-7-23
夜道を散歩- 亜樹自由詩208-7-23
まっすぐ- yangjah自由詩108-7-23
鎮まる地と沈める空- アハウ自由詩3*08-7-23
消費と言葉の狭間で- 紫音自由詩2*08-7-23
「夜顔」- 白い羽根自由詩108-7-22
そうして溺れ、浮遊してゆく- 笹子ゆら自由詩308-7-22
表現ツール- 相羽 柚 ...自由詩4*08-7-22

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49