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枠にはまる
美しい枠に沿って色づけを指紋と共に

 印 証明 サイン

枠にはまる
屋根や壁のように 時には翼なしにはみ出しても

 波紋に導かれ 枠に戻る

枠にはまらな ....
スクール水着にしてるのは 萌えるから燃えるから
              o         °
学生時代からスタイル変わってない
             °        °   ° ....
もう夏はとっくに裏返ったのだが
サンダルの中に入った小石は
まだ取り出せず
ジャンブルの
スクランブルエッグ
気の違えた少年が踊り狂う月明りの下 あきらかに負けたのはこっち
スーツで降 ....
喫茶店で珈琲ぐるぐる

あの日と何が変わったのかしら

心の眼鏡を落っことしたみたいね
じゃりじゃりになっている
蜜のあわれを
さじで救い取る

瓶の中で
結晶になった
白い彼女はきれぎれになり

焼かれたパンの熱でそれは
ふたたび脆弱に溶かされてゆく
朝の甘い官能
 ....
強盗が脅迫と力で奪いとった「それ」を
詐欺師は嘘と手管でまんまと横取りした
だが翌朝には消えている泥棒に入られて
泥棒は「それ」を盗品ブローカーの処へ持って行くが 
二束三文の代物だと言うブロ ....
みどりの線で世界を描く

翠は鎮静のいろ
緋色が補色

融和と柔らかな背反
それぐらいがいいところだとおもうのだ

ビリジアン
青みがかったみどりらしい

マゼンタ
あかるい紅 ....
メガネをかけた店員が私を緑のサツマイモだと言った
もう一人の店員は私のことを赤いキュウリだと言った
どの棚にも私の居場所はなく、
北海道の男爵やクイーンが
同じ棚には並びたくない、と言 ....
指を折って数えて間違えている 『夕暮れ』

寂しいと呟けば
誰かが
肩を抱いてくれそうな
そんな
秋の夕暮れに


『曼珠沙華』

野辺の道に咲く
真っ赤な曼珠沙華が
やけに扇情的で
まるで娼婦のようだ ....
夕陽に向かって走っていた電車が停まった。長い間揺られていた人々は立ち上がった。この先には もうレールはなかった。が 旅が終わったのではない。
ここからは ひとり 自分の足で歩く始発駅でもあった。過去 ....
何かが起こるたびに
喧嘩もするね
何かが起こるたびに
絆が強まるね

僕らは
何処へ行くのかな
僕らに
何が起きるのかな

誰しもが好きな人や
誰しもが大事にしたい人

どう ....
引き出し開けると身体が曲がる
ひきだしあけると欠伸が蕨(´O`)


蕨はわらび


伊藤マンションの二階の上、トントンと駆け上がるノックおん。
ばきゅーん



なんか違うで ....
 純 粋
  雨   あらゆるけがれ つ つ み こ ん で
 粋 純


    光◇◇光を◇通す
          ◇曲
           ◇     ◇
          ....
三連休してるひと どこにいる
六畳に響く パチパチパチパチ
切れた爪 夜の三日月
古い本を開いたら
あったはずの文字が
ところどころ喰われていた
くいしんぼうの羊のやつめ
紙より文字が好きときている

古いインクは美味らしい
いい具合に熟成していて
ひと噛みすれば口 ....
列車のベルが心臓直下で響きわたる
蒼白い片道切符を握りしめた駅
朝露で濡れた手は容赦ない
初夏の日、快晴、音楽、赤血球
揺すりあううちに まとめて角がとれて

本能が吹きすさぶ山頂のこの駅 ....
さあ お菓子を持っていきなさい
ぜんぶ持っていきなさい
キャンディーにチョコレート
クッキー マシュマロ おせんべい
袋いっぱいにつめて
ほらポケットにもまだ入るから

これは魔法のキャ ....
孤独な猫だった
丸焼けの鳩だった
まわらない風ぐるま

一等星へ続く坂道を
駆け上がってく自転車 ふたり乗り
後輪ナットにハブステップ 君は立ち乗り

スカイツリーはバベルの塔じゃない ....
平坦な生き方しかしてこなかった
それでいいと思っている
薄っぺらなままだった
それでちょうどいいと思っている
しかし
味はいろいろ覚えてきたつもり
甘めの醤油味みたいな
ざらざら ....
それまで
水の中を泳いでいたものが
産院のベッドの上で
あし。になる
それはまだ
自分を支えることも
出来ないけれど
あし。と呼ばれる

こんなに
ちいさく
まだせかいを歩いてさ ....
砂の降り積もる
廃墟手前の町

狂ったオオカミが
猫を育ててる

いつも舌を噛むから
血だらけで笑った

いよいよとなったら
この世をみんなお食べ
トントントン
ゆっくりした音なら
それは私だよ

トントントン
とてもゆっくりと
私は杖をつく

杖は私を守る
杖は人を親切にさせる
杖は時に悲しまさせる

たられば なんて嫌 ....
あなたの世界を見た

ふたりが好きだった歌は

違う歌だった

私もいなかった

だれもいなかった
僕は仕事ができない
パソコンのキーボードの代わりに
ピアノの鍵盤を叩いてしまう

僕は仕事ができない
上司に報告するたびに
一時間の講義を行ってしまう

僕は仕事ができない ....
CDのジャケットから取り出した
ブックレットのモノクロ写真は
だだっ広い空の下を
何処までも伸びゆくハイウェイ

目的地へとひた走る、旅の車
ハンドルを握る、目線の先
一瞬
黄色い蝶が ....
自信家なわけじゃない
ただ
たぶん大丈夫
って予感は当たったし
きっとうまくいく
って根拠もなく信じて生きてきた
あの頃には
もうもどれない

昔むかし
あるところに
王子様 ....
今より少々ケツの青かった頃
とあるスタジオでラジオのADだった
僕の耳に飛びこんできた
「ボヘミアン ブルー」

躍動する無数の音符等は
瞬く間に僕のハートの入口に吸いこまれ
自らの生の ....
パーティーには 有名な中華料理店が選ばれた
難しくて名前が覚えられないメニューたち
箸で触るだけで肉汁が溢れ出すシューマイ
自宅に独り私を待つ母に
到底食べさせてやれない、そのシューマイ

 ....
どこにも
行かない。

あなたが
あなたで
なくなっても。

いつだって
おれは、
あなたの
影で、いる。
生田 稔さんの自由詩おすすめリスト(1465)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふつうにこがれるこのごろ- 朝焼彩茜 ...自由詩1215-10-15
潜る- 北大路京 ...自由詩2115-10-15
閉店5分前のたばねら- もり自由詩1*15-10-15
別れ話- もり自由詩1*15-10-15
冬のはちみつ- そらの珊 ...自由詩20*15-10-15
黒幕- ただのみ ...自由詩14*15-10-14
Colours- 梅昆布茶自由詩1915-10-14
メガネの店で- 為平 澪自由詩1415-10-14
指を折って数えて間違えている- 北大路京 ...自由詩1815-10-13
【_秋_三詩_】- 泡沫恋歌自由詩16*15-10-13
終着駅- イナエ自由詩17*15-10-12
- 斎藤 九自由詩115-10-12
ひきだしあいた(ゴル投稿)- 百均自由詩2*15-10-11
ひとつぶの雨に欹てる- ただのみ ...自由詩14*15-10-11
今日もしのいで- もり自由詩1*15-10-11
羊とともに眠る夜- そらの珊 ...自由詩1415-10-11
光のプラットホーム- ありか自由詩17*15-10-10
老いた魔女の歌- ただのみ ...自由詩18*15-10-10
さよならを言うつもりはない- 北大路京 ...自由詩2015-10-10
かじりついてもいい- 乱太郎自由詩25*15-10-9
あし。- そらの珊 ...自由詩1815-10-9
母星- mizunomadoka自由詩315-10-6
- 小川麻由 ...自由詩3*15-10-6
人絵- mizunomadoka自由詩415-10-6
僕は仕事ができない- 葉leaf自由詩515-10-6
旅の車_____- 服部 剛自由詩315-10-5
いちばん- アンテ自由詩1*15-10-5
流星の唄_____- 服部 剛自由詩215-10-5
晩餐会- 為平 澪自由詩13*15-10-5
影で、いる- 草野大悟 ...自由詩415-10-5

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