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明け方近く
目覚める瞬間
誰かの夢が
紛れ込む
 夜分恐れ入ります
丁寧にみつ指を着いて
にじり寄る
 よろしく
と言おうとしたら
白々と窓がまぶしい
だれかだれかだれか



叫んでいる時の

だれか の範囲は

どこからどこまでなのかを考えています


だれか

ぼくを

ぎゅっとして下さい

 ....
のんで

ゆるんで

わらって

ひとりで泣くんだ



助けてぼくはここにいるの

待っていろというなら

待っているよ

でもぼくが

痛いくら ....
何をしていいかわからない土曜日。


今日を消費した先には、何をしていいかわからない日曜日がやって来る。
週末の街はにぎやかすぎて
バッグを持つ手も疲れてくる


携帯カメラで撮ったノラネコ
友達に送って

「かわいいね」
「飼っちゃえば?」

他愛ないやり取りのために
ただ撮ったノ ....
泣いているからって
哀しいのだと思わないで

そればっかりじゃないのです

わたしの涙はいつも
いろんな意味があって

説明もできないから
ただ泣くしかない
朝起きて具合が悪いといったら
「休みなさい」
と母がいう
ぼくよりいつも遅く出かける父は
今日は会社に行ってすでにいない

うまくいった
とぼくはおもった
普段なら熱をはかられて
「 ....
9月だってば
9月になったんだってば

それで何かが変わるってわけじゃないけど
夏の記憶には「さよなら」したし
もう後悔なんてしないと決めたのだから

秋だってば
秋になったんだってば ....
ことしベトナムにいったときに

この穴にベトコンが隠れていたんだ、

という穴にははいらなかった

はいらなくて正解だった

狭い所が年々苦手になってきているようだからだ

きょう ....
ガンダムってすげえよな

隣の席で男の子たちが騒いでいた

お台場に展示されている実物大のガンダムを見てきたらしく
それぞれ高揚した面持ちで身振り手振りが忙しい

ガンダムってモビルスー ....
小さな水口から
待ちかねたように水がほとばしり
山吹とコデマリの花びらを散らして
春色に染めていく

かたわらでは
田植えの準備が賑やかで
初めて田に入る子供が
父から苗をもらっている ....
風吹き渡る
夏の風景を焼き付けるため
できるだけたくさん
花の名前を覚えようと思う

この道を行けばどこの辻に出て
そこには誰が住んでいて
何を思っているのか
そんなことも覚えていよう ....
寂しさを目にするように
街灯が光を落とし

吐息を感じさせぬ
夏が揺らめかせる

目の前のアスファルトさえも
真昼の熱を放さないままで
空を見上げれば
月は横顔を見せて

全 ....
僕であってそのことを
僕である腕に 僕のその地を
抱き留めさせられるように 考えの外に
そして 見つめてきた 白波に 消えて

立っていたボロボロの
橋の下 毛布に魚か何かがかかるのを け ....
僕は自分を 楽しませるように
留まり続ける そのことが走り続けることからいつまでも
走る その未来から
悲しみに 縛られる

空っぽの風の中で羊や豚の番をさせられている
逃げ続けて閉じこめ ....
すきだけど
愛じゃない

あなたにそう云われたとき
あたしうなずいたけど

ほんとは
心にぐさってきてた

ちが出てたかも
すごくいたかった

わざわざ
あらたまって云わなく ....
土星環消失中、というわけで
土星が遊びに来ましたよ
あら

土星の輪っかが遊びに来ました
丸い方は留守番

the in cloud, on the road
下り立ったのは秋津島
 ....
自転車を転がして
きみの帰る坂道を
すれ違っていく

街灯の影が頬を寄せて
わたしの帰路を
こっそりと示したけれど

すぐには帰る気になれずに
坂道の終わりで立ち止ま ....
モノ言う知事の鶴の一声で
急遽ネーミングが変わったのだが
大江戸の名は意外に馴染んでいる

最初は環状線になるはずだったのに
いつの間にオタマジャクシ型に
計画変更されたのだろうか

 ....
 とどまること知らぬ流れに流され

 去りし思いもとどまることなく去り流れ

 見失った背中を見つけることもなかろうとも

 
 ふと
 
 夏の終わりの夜の
 優しい夜風に 
 ....
 かき乱された記憶

 遠い昔に吹いた風 今 

 螺旋階段 白いそら

 けがれのないこと 無知なこと

 関連を宿命づけられたが故に避けられぬ道

 忘れられぬ 胸奮う甘味 ....
晴れた日には出かけるのさ
雨降りには想うのさ
雪が舞うなら眠るのさ

誰かがあなたに あなたを説くだろう
それでもあなたは それを跳ね除けることを俺は知ってる

進む道険しくとも 照らす ....
三弦と二弦のあいだに、きみの好きな音がひそんでいる。うずくまってきみに甘ったれてその皮膚をひっかいて、そうしていれば幸せになれると思っていたよ。胎内を泳ぐ魚と水槽のなかの赤子、かわいそうって、あいして .... 鯵の開きってあのままの姿かたちで泳いでいるのかな
だなんて今さらながらにとぼけてみせても
私は私自身に過ぎなくて

迎え火で迎え
送り火で送る
ヒグラシの鳴く音に季節の移ろいを覚え

 ....
サイクリング リサイクリング やっほやっほ

ドラドラ ウラウラ つぶされちゃって

ぺったんこったら モーモーさん

零れてしまった つゆだくが

きもい げぼい やばい た ....
声出せば
ゆっくり静か

目がちかちか
  (目がちかちか)

人死ねば
ゆっくり静か

目がちかちか
  (目がちかちか)

鳥たちから
得たちから
はたちから
見 ....
古ぼけた
教会を過ぎて
道をたださまよい

歩くことがダメでダウンするという
太ったおじさんに
この石畳の道をどこへ行けば
目指す場所にたどりつくのだろう



この国には ....
俺の居場所はここだ!!!

ってここどこだ?!

今ここって実はどこでもないよ

ふりだしにもどる

っつーかふりだしから一歩も動かない

足の小ささが気になってふらつく

君 ....
野の花に
名前などあるはずがないと
思うようなあなたなのに
振り向いて欲しいのは何故

ここにいる、ここにいる、と
声を限りに叫んだとき
それを感じ、立ち止まってくれたのは
「花を愛す ....
少し遅刻気味の進路

ミスを気が付いて自分を呪った

あの頃に戻りたいのはみんな同じ

いつの間にかに出来上がった

シークレットエンディングを

見るための条件は

どれも自 ....
生田 稔さんの自由詩おすすめリスト(1463)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
他人の夢- フクスケ自由詩209-9-6
範囲- はな自由詩109-9-6
- はな自由詩109-9-6
土曜日- はな自由詩109-9-6
ノラネコ- Pirouette自由詩109-9-5
哀しいから泣いているわけじゃない- 茜幸美自由詩109-9-4
長い休み- 殿岡秀秋自由詩1209-9-2
めぐるひと- 恋月 ぴ ...自由詩21*09-8-31
狭い話- 吉岡ペペ ...自由詩509-8-31
ガンダムなひと- 恋月 ぴ ...自由詩33*09-8-17
水口- 西天 龍自由詩8*09-8-14
花の名前- 西天 龍自由詩3*09-8-14
Feel- Izm自由詩209-8-14
言葉のペン- 番田 自由詩209-8-14
暗闇を走る- 番田 自由詩109-8-14
いじわる- cass自由詩5*09-8-14
自由詩な葉っぱ緑/夢のイナガキタルボサウルス- 海里自由詩109-8-14
帰路- 山中 烏 ...自由詩5*09-8-14
大江戸線- kauz ...自由詩10*09-8-14
優しい夜風- 山崎 風 ...自由詩409-8-14
今_昔- 山崎 風 ...自由詩109-8-14
道行く人に- 真紅自由詩109-8-13
永遠にきみは他人だから- わだち彩 ...自由詩409-8-12
覆水のひと- 恋月 ぴ ...自由詩24*09-8-10
牧場- zihan自由詩1*09-8-10
目がちかちか- 竜門勇気自由詩1*09-8-10
ある街で- 番田 自由詩109-8-10
ナメタケ- udegeuneru自由詩109-8-9
花の色- 西天 龍自由詩4*09-8-9
グッバイグッバイグッバイ- こめ自由詩2009-8-8

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