すべてのおすすめ
満月の夜は眠れないの
ううん眩しいからとかではなくて
満月の夜は眠れないの
どうしようもなく心臓が跳ねるから

 満月の夜に
 眠れないのが
 あたし一人であるのなら
 ええそれはしよ ....
まっすぐ向かってくる
まっすぐ向かってゆく
まっすぐ向かいあう

曲がってくるものは
ただ見るだけ
流れてゆくまで待つ

まっすぐなものだけ
受け止める

そして
わたしも ....
虚ろな気だるさが
重い腰をあげて支配し始めている

大気が大きな欠伸をしながら
そっとこの地に潜り込み
寝息を立て始めると

羽毛に柔らかく包まれた小鳥が止まり木でさえずる

大地に ....
終電に揺られながら
車窓へとため息

様々なものが纏わりつき
雁字搦めにしていく

ただ、生きていくわけにもいかず
とかく社会というやつは無関心に 其処に

主張も理念も ....
  こんなとこ咲いたって
  咲いたって
  無駄だってわかってるのにやめれない
  光合成なんか後ですればいい
  今は暗闇を裂いて裂いて咲いていたい
  時々照らすライトが眩し ....
酸素をなくしてしまいそうなのです
溺れるしか能のないワタシは
呼吸をわすれてしまいそうなのです

  例えば、
  水溶液に浸っているような気持ちのままで
  ワタシが意識を失ってしまった ....
時計は過ぎる
歩き回れば
何度描いた未来から遠ざかるだろう

動画サイト
SNS
音楽携帯
blog
ネットサーファー、予測しなかった未来

紙とペンからキーボード
Word E ....
きみを、
やさしく殺そう
ゆっくりゆっくり
ナイフを抜いてゆくのだ


I LOVE YOU
という言葉は
何の意味ももたなかった
いいや、ちがう
ぼくが逃げていたのだ
 ....
私を此処から出して
貴方の傍に置いてほしいの
ずっと、よ

壊れてしまった心では
貴方だけを見る事
それだけしか出来ないから
他の女性とは仲良くしないで
妬いてしまうでしょう
ねぇ、 ....
 
 
 
 
力の及びそうにない
 
その場所で戯れる
 
 
 
 
屈折した七色が
 
途切れる顕在感にぼやけて見えるよ
 
 
 
 
眠ってる夢を見る ....
 涙は枯れることは無い

 でも、必ず止まるから

 無理しないでいい

 今は泣きたいだけ泣けばいいさ

 どんなに辛くても

 いずれは時が緩やかな

 波 ....
きのうの夜はめずらしく
ハンマの脚はうずかず
ぐっすり眠れたそうな

梅雨が明ける

ハンマは
一張羅を身にまとい
毎朝リビングのテーブルで
コーヒーを飲み
診察時間まで過ごし
 ....
目は覚めない

でも、頭では

何重にも、何重にも、わかってる

そうなんだよ

そうなんだよなあ
卵焼きを作ってってせがむあなた
手料理をねだるくせに好き嫌いが多くて
わたしの大好きな茸料理は当分作れないかな
けど、子供ができたら南瓜料理も作るからね
なんて話してた1年前

私たちにで ....
「人間性」なんてスローガンは、恣意的な淘汰や選別だろう?って
おれは「人間性」なんて、ソンナノ関係ネーって
「寂しい」とか言って恋空よんで感動してる奴らなんか知るかよ、って

共有する感性が持 ....
粒の中に私にいるときに夜と夕日でやいたんですよ
内臓なんてやっていないですよ打たないですよ
やったんですよあの脂と割れる時に

女浴まみれに 足を握って 緑色の繋いだ糸で

淡白で青白い感 ....
  夏の、
  カンセイケイ。



  できたての、
  街、足音。
  おもいつめた、
  顔、言葉、記憶、
  その気配。



  そう、
  カンセイケイ ....
捲り過ぎる指は慣れる
通り過ぎることに
なぞり過ぎた意識は鈍る
それと気付かないうちに


足があるので
重力に堪える足があるので
私には底があって
だから留めることができる ....
あの人とあたしに降り続く雨

目から伝うのは涙じゃなく

 口に出すことを

望まれなかった言葉たち

思い出がこぼれてゆく音

遠く 近く
ヒラヒラと
ターコイズ
目の醒めるような
青を背負って
ユラユラと
アゲハチョウ
陽炎の間を
いったりきたり


その背中で
トルコの貴婦人が泣いてる
墓を背負って
ヒラヒラ ....
陸があって
呟きがあって
知り合った
冬の夜に
繁華街の路上に
落ちた割り箸の
片割れみたいな
よごれ方は
気に入ってる

夏の
失明する真昼に
無数の甲虫が光って
あぶらぜ ....
* 1

愛無しには生きられない
わたしは本気でそう思っていた


* 2

あの水着もそうなんだけど
これもなんだよね

目新しさは常に外側からやってくる
そんな時代になった ....
あらゆるまがりかどの公園の
無人のブランコ
ばかみたいにゴミ箱の中身はちらかったまま
カラスが群れる

夜道切り分けて曇り空は進む
ガラス窓が割れて
流線型で情報が流れ込んでくる
ひき ....
{引用=ばたん――
ドアがしまるような
収穫の音がして、巻きあがる
走り去ったランナーの
一陣の風

よみがえる
まなざしの白さ、
青い息
ゆらぐ光彩に
ぼっ
と一点とどまる
 ....
タンゴの旋律に
呼吸を合わせるように
茜色のロウソクの火が
ゆらめいている


凪だった{ルビ水面=みなも}を掻き立て
眠っていた感情に爪を立て
ゆさぶりながら


身体の中を貫 ....
 *灯台

   かすかにまだ
   光っている
   間違えたままの、
   やさしい思い出
   わたしの幸福な思い違いを
   あなたは
   そのままにしてしまったから
 ....
月曜日
仕事から帰って
メイク落としシートで顔を拭いた
ゴミ箱に捨てる瞬間
シートがため息を吐いたような気がした


火曜日
上司に怒られた
理不尽なことが世の中には詰まっていて
 ....
みんな大好き!
と叫んだアイドルがいた

その場の誰もが
「みんな」には自分も含まれている
と信じようとして
アイドルの名前を大声で叫んでみたりする

「みんな」
そして「わたしたち ....
月を月と識別する為の所要時間が
日に日に大きくなってゆく

眼が見えなくなること
耳が聞こえなくなること
子供の頃はあんなにも恐れていたことが
次第に怖くなくなる

仕方の無いことだと ....
(?)

久しぶりのドライブは仲直りのしるし
お正月に学生さんの駆け登る急坂をアクセル吹かしながら
ふたりを乗せたクルマは芦ノ湖畔を目指す

車内にチェックを入れてみても
知らないおんな ....
生田 稔さんの自由詩おすすめリスト(1463)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜道を散歩- 亜樹自由詩208-7-23
まっすぐ- yangjah自由詩108-7-23
鎮まる地と沈める空- アハウ自由詩3*08-7-23
消費と言葉の狭間で- 紫音自由詩2*08-7-23
「夜顔」- 白い羽根自由詩108-7-22
そうして溺れ、浮遊してゆく- 笹子ゆら自由詩308-7-22
表現ツール- 相羽 柚 ...自由詩4*08-7-22
君を忘れる- ゆうと自由詩5*08-7-22
壊れた人形- AKiHiCo自由詩408-7-22
θ- 北斗七星自由詩1*08-7-22
悦子- 星月冬灯自由詩608-7-22
愛しのroutine- yangjah自由詩108-7-22
馬鹿につける薬はないようで- 短角牛自由詩108-7-22
偏食彼氏- 智哉自由詩108-7-21
えむおー- さかまき自由詩108-7-20
挿でょ- 十二支蝶自由詩108-7-20
カンセイケイ- 草野春心自由詩208-7-19
徒然_十一- 鎖骨自由詩108-7-19
雨の音- 衿野果歩自由詩108-7-18
ターコイズ・ブルー- 亜樹自由詩108-7-18
いつか海へでる船- 水町綜助自由詩29*08-7-18
iなひと- 恋月 ぴ ...自由詩24*08-7-17
ゆれる- モリマサ ...自由詩31*08-7-15
レタス- norif自由詩3208-7-15
タンゴ・ダンサー- 渡 ひろ ...自由詩23*08-7-14
海辺の詩集- 嘉野千尋自由詩49*08-7-13
メイク落としシート- 小原あき自由詩22*08-7-12
ホコテンのひと- 恋月 ぴ ...自由詩30*08-7-10
天国到着予定時刻- 一般詩人 ...自由詩1*08-7-8
お隣りのひと- 恋月 ぴ ...自由詩13*08-7-6

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