強くなりたい

恋なんてしなくても 愛してくれる人がいなくても

 寂しいと思わないですむようにしよう
私は産まれる時代を間違えたんだわ
僕も産まれる時代を間違えたよ
私は少し昔に生まれるべきだったの
僕も少し前に生まれるべきだったよ
そうね
そうだよね
100年くらいかしら
100年くら ....
今地平線の向こうから
金色の髪をたなびかせた
美しい日の神が来る
虹色のベールが静かに開き
竪琴のようなオーバードが流れる
ああ素晴らしい時の始まり
火の早馬は蹄を高らかに鳴らし
空の彼 ....
一歩外に出ると眩い光に照らされる

太陽の明るい日差し

おはようの声が響きあい

人々の笑顔に出逢う



通り過ぎる人々

一瞬の触れ合い

一期一会



 ....
きっと、知らない町なんだと思う
不器用に建ち並ぶ、高層マンションに隠れている
ありふれた日常だとか、錆付いたマンホールの下から
伝わってくる、救いようのない虚しさだとか
見慣れた信号の色と形で ....
「キスしてよ」というからした、キスのあとに
「キスしてよ」というカノジョ

まったく
今日1日で何回したと思ってるんだと言えば
「0回しかしてない」なんて
いけしゃあしゃあと

そ ....
おなかがすきました
ごほうびをください
一等がんばったわたしに
ごほうびをください

あれが食べたいの、
あの、甘いやつ
パフェより好きよ
赤い果実

ごほうびをください
ごほう ....
きみはとっても御茶目でかわいい子。
でもかたくなだな。
それは私たちの間で
許されてるルールなのだけれど
それでもちょっと

今日の天気はアンブレラ

どっかのブランドのロゴみたいに
 ....
凍る街オリオン知ってる赤提灯

子供らが手も顔真っ赤で氷取り

木枯らしに犬もなりたい炬燵猫

お守りと参考書持ちいざ行かん

クリスマス幸せ漏れる窓の外
 夜の底を穿つ水音
 眠れぬ魂のノクターン
 聞いているのは無欲な死人
 潰えた昨日を懐かしむ
 夢路の扉は閉ざされて
 明けない夜の牢獄で
 呻いているのは咎人ばかり


 その頃 ....
口から零れる本音と建前
あまりに多くて混ぜこぜで
戸惑い顔を見つめたときに
初めて気がつく本当の意味
ほんのり染まる静かな心

独りになりたくないからと
悲しい瞳で私を見ても
私も同じ ....
上の子が『パパァ』と絡み付く。
遊んで欲しいのだ。
下の子が泣き出した。
おしめかもしれない。

それは、全く時を構わず、
親の都合を構わず、
甘え、頼り、私を求める。

解って ....
長い夜の
ゆめとうつつの狭間で
わたしたちは
何度もたしかめあって
疲れはてて
耳元で
あなたの鼓動を聴いて
おなじ速さで脈打つ

長い夜だから
そんな時間がふえて
すこし持 ....
それから(あ…

涙のさめる速度で
失ってゆく
かつての海原へ
予感する視線がまっすぐ立ち
地軸のかたむきをなぞる
そっと
(夢を瞳の奥に燃やしている核心
のぼっていった少しばかりの ....
 あいたたたー。
 机の角に足打つ僕。
 ケタケタ笑う君が居る。
 釣られて笑う僕は幸せ。

 ほんとなのー。
 うたぐる君と真顔の僕。
 我慢出来ずに笑う僕。
 怒って笑う君に幸 ....
  はじけた言葉の勢いで  
  ドアを蹴って飛び出した 
  夕暮れの空に浮かぶ金星    
  ポケットには月の石


  言わずにいさえすれば  
  通り過ぎた一日
  ひと言 ....
ピンと張った和音は
見事にハーモナイズされて
青空に溶けていく
その時 私は
風よりも風
雲と一緒に
どこまで流れていこう
あなたの元へ向かう電車は
やけに鈍行ね
先頭車両に乗るのは
1秒でも早くあなたに会いたいからだわ

気付いてね
いつもと違うあたしに
誘惑してるの
負けてもいいのよ

今日はあ ....
そこに花がある
名前は知らない
けれども
その花にしかない色がある
それだけあればそれでいい

そこに鳥がいる
名前は知らない
けれども
その鳥にしかない翼がある
それだけあればそ ....
あの日、僕は光の中にいた
何もかもが眩しくて
光を受けず、光を放っていた
夏の中だったのかもしれない

あの日、僕は光の中にいた
何もかもが輝いていて
光に当たらず、光を照らしていた
 ....
 ガッシャンコン。ガッシャンコン。


 僕が今度引っ越してきたこの町は。
 こんな無機質で機械的な音が。
 其処彼処で聞こえる工業地帯です。
 世に言う京浜工業地帯の一角です。

 ....
     1

漆黒の夜を裂いて、神楽の舞が、
寂びた神社の、仄暗い舞殿で、
しなやかな物腰を上げる。
右手は、鈴の艶やかな音色が、薫る。
あとを追う鳥のように、左手の扇子は、鈴と戯れる。 ....

田園に降りしきる雪を見て
なぜかわからないけれど
昔の思い出がふと脳裏をかすめる

都会の星空は
教科書通りの星数で
オリオン座がはっきりとわかって
本当はたくさんの星があるという ....
「ねえ、かあさま、
 ひとは、なぜ、いきるのですか?」


「・・・・・
 
 温かい
 気持ちをね
 
 誰かの
 心に
 残していくためなんじゃないかな・・・
 
 その ....
洋酒の入ったチョコレートが好きで
ちびちび食べている
いっぺんに食べると
アブラカタブラ・・・

胸やお腹が
しぼんだ風船の手触りだ
こころの中でつぶやくのはヨシ
口に出して言ってはな ....
朝から降る小雨が
今にも雪に変わりそう
そんな景色に
今日一日の力を抑えられ
心は閉じてゆく

沈んだ気持ちで
一日が流れてゆく

昼を過ぎた頃
気づけば雨は消えていた
間もなく ....
AV女優のやうな名に
慣れたあの日に失った
皮肉よりも薄い膜

鬼は外福は内
子種を撒いて
幸よ来い

無法地帯に咲き誇る
花には毒の蜜が溢る
三億の死一つの命
 ....
愛があります

行き場を失くして

さまよっています

暫らくすれば

消えてしまうことでしょう

まるで そこには

初めから

何も無かったかの様に

いずれ忘れて ....
窓を開けると冷たい風が頬を叩いたとき
思い浮かべたのは君の笑顔

電車に揺られて睡魔と闘いながら
夢で感じるのは君の唇

つまらない講義を聴くよりも
この時間を君と過ごしたかったよ
 ....
かいちゃんはまだ歩けない
もうすぐ一歳と五ヶ月になるのに
まだ歩かない

だけどハイハイはとっても上手
ものすごいスピードで突進して来る
逃げるのだってとっても上手

おむつ替えや着替 ....
山崎 風雅さんのおすすめリスト(1310)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
be- 北大路京 ...自由詩11*06-12-11
産まれる時代を間違えた愚か者の歌- 虹村 凌自由詩4*06-12-11
- 未有花自由詩16*06-12-11
光溢れる眩しい世界- ajisai自由詩11*06-12-11
君に会いに行く- 青山スイ自由詩4906-12-11
キスのあとに- lazy自由詩12*06-12-11
ごほうびをください- lazy自由詩10*06-12-11
今日の天気は_アンブレラ_。- すぬかん ...自由詩506-12-10
冬の街- chica俳句5*06-12-10
眠れない夜のために- 月夜野自由詩13*06-12-10
隙間- 茉莉香自由詩806-12-10
限りなく愛は自由を奪う- ネコ助自由詩4+*06-12-10
可惜夜- 落合朱美自由詩28*06-12-10
流舞結晶_〜冬のクジラとさいかい〜- こしごえ自由詩26*06-12-10
しあわせのうた。- もののあ ...自由詩12*06-12-10
14の夕暮れ- 月夜野自由詩11*06-12-10
青空- 渡辺亘自由詩5*06-12-10
特別なあたしで- lazy自由詩5*06-12-10
名前は知らない- ぽえむ君自由詩24*06-12-10
あの日、僕は光の中にいた- ぽえむ君自由詩12*06-12-9
白猫とお婆さん。- もののあ ...散文(批評 ...11*06-12-9
蒼茫のとき—死の風景- 前田ふむ ...自由詩32*06-12-9
そこには神秘がある- ぽえむ君自由詩9*06-12-9
意味はわからなくても- シュガー ...自由詩3*06-12-9
いのしし- 蒼木りん未詩・独白306-12-8
そんな景色に- ぽえむ君自由詩9*06-12-8
花と咲ける- なかがわ ...自由詩3*06-12-8
デリート- 優飛自由詩5*06-12-8
nobody_else_but_you- lazy自由詩11*06-12-8
かいちゃんとあんよ- 未有花自由詩22*06-12-8

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44