画布一面に
描かれた椿の
色彩の深みは
凍えた空を思わせて
ひとすじの風にさえ
枝葉のさざめきが
聞こえてきそうであった
重なりあう緑葉の中に
たった一輪きりでも
咲き誇る花は
見 ....
?チョコいる??って聞いたら

?たけ里で?って言うから

今年も去年に引き続き たけのこの里



来年も再来年も

あなたに たけ里 あげたいなぁって

うん ちょっと ....
笑って泣いて喜んで怒って

そんなキドウアイラクが楽しかったりする

進め進めどこまでも地平線も飛び越えて

誰にもツバサがあるんだよ

落ち込んでる顔よりも

笑顔の方 ....
石ころにつまずいて

ころんで痛くて痛くて一人泣きじゃくり

太陽はいつもそらの天辺で輝いてるよ

ほらそこの泣き虫君とりあいず

笑ってみなよ

みんな笑顔になれば幸せ ....
泣いたら愛は冷めるのかジョナサン
泣いたら泣いたで
涙を拭ってやれよジョナサン
熱く腫れ上がった瞼に
キスしてやれよジョナサン
ジョナサン

泣いたら愛するのをやめるのかジョナサン
泣 ....
ミランダ やさしい亜麻色の髪
青い瞳で微笑みかける
ボッティチェリの絵から抜け出た天使
裸足で草原を歩くのが似合う


ミランダ 白鳥の細い首筋
もうすぐ居なくなると告げた
はかなげな ....
いつもそうやって
自分をごまかすのね
{引用=それは何用の仮面?}
ねぇ 時々は見せるの
自分の心
{引用=扉は開けないほうがいい?}
話してみれば
あなたの心の色
{引用=そんな ....
第十ニューロン「そして今へ。」

さて、私はそのままアメリカに来てしまった。
アメリカについた当初の事は、また別のエッセイに書くとして、
一連の事柄で覚えている事を、書き記しておこう。

 ....
どうしてそんなに足が太いのかって?
経験が沢山詰まっているからさ
駆け出しの頃はただがむしゃらに
体一つで走り続けていた

どうしてそんなに腕が太いのかって?
経験が沢山詰まっているからさ ....
夜は海
街も時間も
何もかも飲み込んでしまう
私の体も海の底
静かに息をしている
夜空の星たちは海に沈んだ金貨
海賊たちに盗まれぬよう
あんなに高いところにある
ああ もうすぐ夜明けだ ....
凍りついた重たい大気に圧されて
密やかに凍えるお前を
私はそっと抱きしめる
けれどお前は
私に触れられた瞬間
はっとしたように
すうっと空気に溶け込み
私の指の間をすり抜け ....
優しさにぶらさがる
重なる星の巡り合わせに
ふたりだけの夜
ドブ板通りの古びたカウンターで
わたしをみつめる
瞳と
Never mind
歯並びの良い口元が闇に浮ぶ
迷路のような船底で ....
ほらご覧坊や、あれが人間よ
はしたない行為に身を委ね
年がら年中鳴き声がうるさい
勝手な快楽で
勝手な繁殖を
やつらを喰う物が現れたら
食べる物には困らないわね

ねえマ ....
今更贖罪を求めたところで
手遅れだと後悔しているの?
心配しなくても大丈夫
人間は誰も地獄に行かない

心にも無い綺麗事を吐いて
神様の機嫌でも窺っているの?
心配しなくても大丈夫
人 ....
菜の花畑で見る夢の

差しくる日影も目映くて

菜の花畑で見る夢の

{ルビ解=は}つる思い出 風を追う


青陽の影

かげろうの刻

薫り合う間に

{ルビ翔鳥=か ....
西日のうちよせる窓辺に
幼い貝がひとつ
もぞもぞと動く白い靴下を
つん、とつけば、また{ルビ蹲=うずくま}る

どうしてこの子は
こんなに静かな遊びを
思いついてしまったのだろう
座り ....
うにゃーとか
ごろにゃんとかで生きてみたい
そう云うあなたはナマケモノ



ハイエナが
悪者だなんて酷すぎます
一生懸命生きてるんです



ラブレター食べさせられても困りま ....
人生は分からないことだらけ。
未だに自分のことも分からない。

人間関係で痛い目を見て、泣いて、生きるのをやめたいと思った。
でも、出会いがあったから、
こうして生きて、そのひとに近づき ....
温もりを感じたくて手を伸ばす
あなたは私の手を握り返し
日溜りの様に笑う
優しさは
あなたの手から私の手へ
じんわりと伝わってくる

私もあなたに笑みを返す
嬉しさは
私の手からあな ....
朝起きると武士だった
(拙者、もうしばらく眠るでござる
と、布団を被ったが
あっさり古女房に引き剥がされた
長葱を{ルビ購=あがな}ってこいという
女房殿はいつからあんなに強くなったのだろう ....
ふざけるでなく
触れ合うでなく

ただ

ふわり、と

ふたりの間に空いた距離が嬉しいのです。



笑い会うでなく
罵り合うでなく

ただ

ぽつり、と

ふたり ....
序章

薄くけむる霧のほさきが、揺れている。
墨を散らかしながら、配列されて褐色の顔をした、
巨木の群を潜ると、
わたしは、使い古された貨幣のような森が、度々、空に向か ....
私の本当の理想のタイプは
背が高くて格好良い人だけど
クラスでも地味で目立たない
あいつの事がなんだか気になる

私の本当の理想のタイプは
頼りがいのある人だけど
時には冷たく突き放す
 ....
幼子が堅く握った手を
僅かにゆるませるように
朝の光を浴びた梅の木が
真白い花を孵化させている

豪華さはないが
身の丈に咲く、その慎ましき花に
頬を寄せれば
まだ淡い春が香る

 ....
オレンジ色に染まる公園で
僕はひとりかくれんぼうをする

ぞうさんのすべり台の上で
数を百までかぞえても
僕を探しに来る子はだあれもいない

風が気まぐれに揺らすぶらんこの
長くのびた ....
それは親から受け継いだ
赤い表紙の白紙のノート
お話の名前は「1486106」
産声を上げるところから始まる

加筆・修正がきかないから
誤字・脱字が目立つところもある
だけど後で読み返 ....
キャッチボールする
子供のときのように
幼馴染と
キャッチボールする

幼馴染の大ちゃんの球は速い
少年野球やってたから
川島イーグルス
俺は 嫌いだった

疲 ....
ポケットの中で粉々に砕け散ったビスケットを
乾燥した指で摘んで口に運んだ
解けたチョコチップが指に絡んで
煙草のフィルターまでベトベトになった

お前がくれたチョコチップビスケット
これで ....
しろいくもをちぎりちらした
まっさおくきれいなそらのかなたから
あなたといういちわのとりが
あたしをめがけてとんでくるのがすきだった


きょうはどんな
いろのきのめをみたの?
きょう ....
抱きしめて
あたしがあたしでいられるように
ちいさな子どもみたいに
あやして

ぎゅうぎゅうでしんじゃいたいよ
息ができなくなる
圧迫じゃなくてせつなさで
考えただけでしあわせ
 ....
山崎 風雅さんのおすすめリスト(1310)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
絵の中の、- LEO自由詩32*07-2-12
ちょこれいと- 優飛自由詩9*07-2-11
夢道- こめ自由詩5*07-2-10
ファミリー- こめ自由詩607-2-10
君が泣くまで愛する事をやめないのはジョナサンだけだった- 虹村 凌自由詩13*07-2-10
ミランダ- 石瀬琳々自由詩19*07-2-9
I⇔YOU- 優飛自由詩4*07-2-9
記憶の断片小説・ロードムービー「卒業」- 虹村 凌散文(批評 ...2*07-2-9
年輪- 1486 106自由詩3*07-2-8
夜は海- 未有花自由詩22*07-2-8
如月- なかがわ ...自由詩9*07-2-8
ヨコスカ物語- 恋月 ぴ ...自由詩30*07-2-7
人間園- なかがわ ...自由詩6*07-2-7
12340- 1486 106自由詩8*07-2-7
春色夢譚- 朱雀自由詩11*07-2-7
貝あそび- 佐野権太自由詩29*07-2-7
たまには炬燵で寝たいんです- 士狼(銀)短歌21*07-2-6
立ち止まりたい日- はるこ未詩・独白3*07-2-6
重ねた手- ajisai自由詩15+*07-2-6
武士のつかい- 佐野権太自由詩58*07-2-6
心から思うこと- 綿花自由詩307-2-6
虚空に繁る木の歌___デッサン- 前田ふむ ...自由詩22*07-2-5
理想のタイプ- 1486 106自由詩5*07-2-5
春の歩み- 佐野権太自由詩27*07-2-5
夕焼けかくれんぼ- 未有花自由詩18*07-2-5
未完成- 1486 106自由詩7*07-2-5
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真夜中ビスケット- 虹村 凌自由詩6*07-2-5
とまりぎ- 明日殻笑 ...自由詩5*07-2-5
わがまま- lazy自由詩10*07-2-5

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