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朝日の射す部屋に久々にお花を飾りました
真っ白な陶器の花瓶にたおやかな薄桃色と深紅
そっけない床にコトリと置くと
たちまち同化し花々は床に咲き乱れます
私は伝うものが涙だと
....
日の光で目が覚める
時計は正確な音を刻み
私はいつものようにお湯を沸かす
全てはいつもと同じ
ただ心が苦しくて
大好きな紅茶の味も
ちょっぴり苦い
連絡をすれば
笑顔で来てくれ ....
目の前にはたくさんの優しい言葉の数々
綺麗なガラスの花 可愛いぬいぐるみ
そして友達の心のこもった笑顔
髪の毛を切ってみた
少し違う自分が鏡に向かって微笑んで
違う人になれたなら
そう ....
除夜の鐘が鳴るたび夜は更け
私の手元には読みかけの本
なにも変わらずただ
静かな世界に時だけが音を刻む
目を瞑ると蘇るのは
外の木々と爽やかな風
傍に居るのが自然だった貴方の笑顔
....
薬に蝕まれた身体
それでも生きようと
人並みに働き
人並みに遊び
人並みに生きることを
望み続けた
壊れた身体
刺し続けた注射器の後
縫い続けられた皮膚
それでも生きようと
笑 ....
ころころと手の中転がる丸い玉
紫 群青 紅 桃色
光輝きころりんこ
瞳の輝き映し出し
きらりららるらりらら
想い 思い出 淡い恋
紡ぎだしてくゆらるるり
子供達は玉創り
心のどこかに ....
許してください
年の差が心を止め、涙を飲み込み、
貴方の大事な方の存在を知り
私はもう離れようと決めていたのです
貴方の暖かく穏やかな声と美しい文章を時々思い出すことが
幸せと思っておりまし ....
私は薄い橙と白をちりばめた花束を買い
今日も此処で貴方を想う
数年前のあの日バスから降りてきた貴方は
手にいっぱいの花束を抱え
顔いっぱいの笑みを浮かべ
驚いた私を嬉しそうに見つめた
....
私は一人、円を描き
つま先でリズムを取りながら踊る
夕暮れ時の空は頬染めて
つま先まで 染めあげて
私はは震えを押し隠し
未知の世界に挑むべく
くるりくるりと回り続ける ....
口から零れる本音と建前
あまりに多くて混ぜこぜで
戸惑い顔を見つめたときに
初めて気がつく本当の意味
ほんのり染まる静かな心
独りになりたくないからと
悲しい瞳で私を見ても
私も同じ ....
恋人は無理 貴方は私を抱いていった
好きなだけじゃ 駄目でしょ
貴方は キスをしながらいった
体からどんどん魂が流れていく
空虚が体を満たし
貴方の言葉は心を突き刺す
涙も流れず空を見上げ ....
お風呂に入った
髪の毛濡らし、体を濡らし
とぷとぷと
風呂の中に佇んだ私
貴方を愛し待ち続けどこかで
繋がる赤いものを感じたかった
会えずとも待ち続け 待ち続け
今の 私は
揺 ....
私は貴方と3ヶ月ぶりに会うことに安堵していた。
お互いの生活も知らない時々ふらっと会う仲
その貴方が家に来るのを待っていた。
あまりお互いを知らないのに家に入れたのは貴方だけで、
そんなこ ....
目の前きらきら
星はちかちか
手に持つこれは
魔法の雫
一杯飲めば不安をわすれ
2杯飲めば笑顔に笑顔
3杯飲んだら理性が消える
私自身が揺らいだら
魔法の雫に頼る ....