横断歩道を渡ると、和風ファミリーレストランがあった。おれはいつも店の前を素通りするだけだった。いろんなことをしゃべりながら飯を食ってるやつらがいた。笑ったり、無表情で相手の話に頷くだけだ .... どうしてそんなに劇的な寝言を曰えるのか 
その含蓄から今見ているであろう夢を類推するにも
どういう廃都なんだそこは 寝顔に含羞 含み笑い
(枕にしみ)(涎の)
その恥じらいつつ発話しているのは ....
降る雪と共に、このまま消えればよかった
弱い自分に吐き気がする前に、土に埋まり虫に食わせればよかった
好きになる前に、精神が狂いたかった


犬となる
忠実な犬となる


なきもしな ....
雫落ち 陽を感じれば春の日の 乾いた風は包んでく


あなたのようだと言ったなら 微笑む姿 過ぎし日の中 消えてった
「ダイヤブロック制作カイ」

  http://www.geocities.co.jp/Milano-Killer/4780/


イカしたサイトです。
詩とはなんの関係もありませんが ....
                     こうず まさみ
1 地下
 大都会の地下街を
 ぼくと妻のふたりは歩いている
 その日は旅先からの帰りで
 空腹気味のぼくたちは
 地下二階の京風 ....
アクションを 起こしもせずに {注カタルシス=〔アリストテレスが「詩学」で展開した説。浄化・排泄の意〕
(1)悲劇を見ることによって日頃鬱積(うつせき)している情緒を解放し、それにより精神を浄化する ....
豚のバラ肉は皮を剥がずに
毛は焼いて処理をする
大きな鍋にお湯をわかし
皮、たっぷりの脂身、少しの赤身のバラ肉を
どぶんと入れる
一時間ほどことこととして
お湯を別の容器にあけ冷蔵庫にいれ ....
林檎をむいて
皮をむいて
木陰をむいて
こっちをむいて
河をむいて
小波をむいて
さぁ むいて
君は流れてゆくね
むきながら
こぎながら
なきながら
ここで いいのだよ
おもい ....
 


 服着てくるの忘れたかなあとおれは思った。前に一度だけ、ずいぶん前だったと思う、その日ちょうど街の海岸で花火大会があって、電車で海まで出かけたんだ。おれは車窓を眺めながら、前に座 ....
零下12度で見る銀河。
ましてやここでオーロラなんて。
3つ目の人工衛星が北に行く。
電車の窓に這っているてんとう虫の反転画像。


People chose Plutonium
Hol ....
   


ふ?

{引用=ふ

           と

                   ふしぎ
                     ふかし
           ....
わたしにはおかあさんがいます
おとうさんもいます
いもうとも
おじいちゃんも
おばあちゃんだって
ともだちはたくさんではないけどしっかり
しりあいとよべるひともそこここにゆびさすことができ ....
冴え返り 愛用毛布 手放せず 眠くなるようなライトの下はすべて白にならなかった頃が
背もたれのない椅子で眠りながら思い浮かべるような1日

定期的に響くカーテンの音も気にしないように
いくつかのガラスとペットボトルを蹴飛ば ....
痛みはたたんで隅に寄せ

汚れたこころは洗います

今日は晴れていますので

明日までには乾くでしょう


昨日も今日も洗濯日和

明日もずっと洗濯日和

必要なのは雨ではな ....
電線 が切れて
直線 が折れて
路線 がずれて
視線 が外れて
 
戦線 離脱

廻る 思考
判る 嗜好
辿る 薄倖
削る 微香

迫る 逆光

ねぇ どこで 間違えたのだ ....
おいしそうなくもが
そらにうかんでいた
こうえんの
すべりだいのてっぺんにのぼって
つまさきだちして
すぷーんをふりまわすと
ほんのすこしだけ
すくいとることができた
おさらにのせ ....
今そこで
足音がしていたので
どこかに行こうとしているのだと思って
それは廊下の突き当たりにある部屋の中の
粗末な机の前なのかな
と思ったりもするが
その足音は
始めはせわしなく廊下を踏 ....
春光や「カレーの市民」の尻の張り

春光や決死の像に漲りぬ

彫像の裳裾の奥へ春光る

春光の中や塑像の蹲る

緩みなく「考へる人」春早し

春立ちぬ考へること生きること

地 ....
今なお
例えば通り過ぎざま つい降り返るときも
大抵は どこか似ていたりするのですが

ときにうらやましく思います
ひょっとすると 謝るのも筋違いです
幸せそうに笑っているでしょう
うれ ....
(た)

たーちゃん
僕は「たもつ」だから
君は僕を
たーちゃん
と呼ぶ
たーちゃん、それとって
たーちゃん、あれしまって
たーちゃん、どう思う?
君の声に
溶けかかった僕は
 ....
ふた
そう、
プラスチックの あじがするから、
って
ヘンリーボーンのスカート
さくらがいのゆびさき そろえて
ふた
とって
本日のコーヒー を のむ 
ふた を 
する


 ....
かぜのそら

青くひろがる窓を開ける

ごぉうと音を立てて

吹きすさぶ春風にのって見上げる空が

ただ悲しいくらいに広くて

痛いくらいに胸が嬉しくて

にんげんである自分が ....
10じゅー焼かれるお肉

9覚を刺激する

8きれんばかりのぼりゅーむ

7めの焦げ線おいしそう

6に話もままならない

5ーごーと涌き出るよだれ

4百ぐらむの大きな肉
 ....
ええとですね、子供の頃学校で習ったものの中で、どうしてだか忘れないのがいくつかあって、そのひとつが、

     春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香久山

なんですけど、これ、 ....
自分の薄皮一枚残して
そっくりそのままの詩である

―何、それ、
 少しの秘密?

光る銅製の浴槽から
海はあふれだし

―ほら、膝っこ少年。
 匂いを、かいでごらん

時間が ....
 Mは大学のサークルで修善寺へ、ま、言わば遊びに行った。まだ20歳。
彼は童貞だった。先輩と無理矢理行かされたのが温泉街のストリップ小屋。
予想外に客は多く、淫靡な期待感にホールはむんむんの熱気。 ....
「ねえ、お母様。最近あの人よく笑って下さるのよ」
だってたくさんのドレスを新調したんだもの。
若い頃を想い出したかしら。
「あら、不安定なのねえ…」

そう。一日着たらもうおしまい。
カラ ....
 「人好き好きだろ」って言う言葉に全く耳を傾けず、頑強に、声を大にして「おまえは許せん」という食べ物がある。

!!!生ハムのメロン添え!!!

 生ハムは好きだ。本場もんはほんとに美味いらし ....
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