駅前にすべり込む黒塗りのクラウンに太陽光。降りてくる半起ちの牛若丸に「クソ暑い」と吐き捨てて夜を待てば、彼女は得意げにチャイナドレスを着て「誕生日のプレゼントだ」と言い張る。ああやりきれない。「バロッ .... 駅のホームに
オクラがひとつ
おはなしは
あなたが考えて

(夜勤前に愛野駅にて)
こうした追悼文をしたためようか、迷いました。きっと誰かがそうしてくれるであろうし、昨日今日の出来事だったから、心のブレを伴うほどの時間であるし、言葉も掬っては零れてしまうだろうと、思いを巡らしていまし .... たった一度の私信
それだけだったけど

丁寧な感想と励まし
とてもうれしく
お人柄が伝わったから
HPを見てみたよ

きっと話もはずむだろ
また話せる日を
楽しみにしていました
 ....
 
 おとうちゃん しっぷ はらはる
 あかんもう年や、ゆうて 腰に貼らはる

 おかあちゃん むね はらはる
 もうすぐあかちゃんくるんやで、ゆうて むね張らはる

 おにいちゃん テ ....
マジックの話をしよう、と「み」はいう。
床の上に毛布を敷いただけの寝床で、腹ばいのまま、
三枚のなかから、必ずお前が選ぶコインをあててみせよう、と。
そういいながらとても愉快そうに背を波打た ....
くそ じじい と

おまえは また そのすこし 

ぽってりとした くちびるを ゆがめて

はきすてるように いうのだろう


なんだよ と


ふたりのあいだにある へだたり ....
母親の 茶色い
誕生日の カウベルぶるさげ
タバコが 寝間着すら持たず
財布で 夜と繰り出し


憾喚恨魂
ちっぽけな ヒメゴトを ロータリーを
寒肝困痕
かけめぐる おのが隈音にい ....
今日も何処かで誰かが死んでゆく
14秒に1人の割合でエイズ感染者は増加して
借金を返せないサラリーマンが自殺をする
今日も何処かで誰かが殺される
愛と憎しみがマーブル模様を描き続ける
今日も ....
 
わたしの家の近くに加茂川という名の川がある
川べりはきれいな遊歩道になっていて
朝はきもちのいいミルク色のもやがかかる
わたしと子供はその中を自転車ではしっていくのがすきだ
わたしは愛車 ....
すこうしづつ ずれる
それはとても気持ち悪い

裸眼の月は重なる どっちが本物なんだろう
砂糖を入れすぎた大根煮
一人しか踊ってないクラブ
お湯で割ったコーヒーはアメリカン
手首を切って ....
「世界と自分の間の信頼関係を確認したい」(そのためには自分の肉体が損なわれても良い)といった覚悟で公演に臨んだ表現者の姿勢が、

だとぉ!

ちきしょぉ、「確認したい」だぁ?
俺が、生活のな ....
すいません
まだここに詩はありません
実は詩の種を植えておいたのです

             
       ↓
     →   ←
       ↑ 
 ....
その眼は、何を見つめているの、
その眼は、何を見つめているの。






無粋だな。

お前に聞いてるんだよ。
夕暮れに花を選べばひまわりが遠いどこかでうなだれている


草むらの茂みに隠れ咲いた花ひとりの兵士 目は閉じたまま


ゆっくりと開いてゆくの花びらがだからわたしは滅んでゆくの


 ....
学校裏の空地に行こう
10年も放っておいて
もう無いかもしれないけど
行ってみようよ

そんな君の思い付きで
君と二人
道を行く
存在しない場所を目指して
今確かに歩いてる

陽 ....
きみの部屋
わたし
ここで死んだらいい
ふたりで
いっしょうけんめい呼吸をして
いっぱいの
二酸化炭素へ
ほうむられるように

酸素なんか、
なくったって
生きられる
せかいへ ....
でんごんくんがいた。「お金は余裕を持って置いておくがいいよ」。それは小さなオハジキだった。いろんな光と色が街灯にはねかえって、あしたの花火へいけないって思い出した。どうやってきみに伝えよう、でんごんく .... ロックファンを味方につけた気分で
うかれてるような奴は
そのうち嫌われる
「僕のジャンルはなにですか?」とか
他人に聞いちゃいけない
質問してばっかりで
自分で答えを出そうとしない奴は
 ....
 占い師のバラードで混み始める市役所


 1/60億 分母そんなにいらない


 猫おっかけて風になったどうしよう


 「人間」だなんて、もっと軽々しい名詞でいい


 ....
しさしぶりにキボードニ障ったので
中々美味くモジを撃てません
それにしさしぶりに格詩ですので
しさしぶりなかん痔になると重い升

そんで協は特異(?)のな
ひとことネタ敵な詩を加工かとおも ....
                  「メリーゴーラウンド」 2

  永遠

きりーつ れーい
間延びした声で
教室の空気がとつぜん生き返る
窓のそとをぼんやり見ていると
クラスメ ....
ガソリン浴びて火をつけられりゃ誰だって悲鳴を上げたくもなる
ああ悲鳴 それだ おれの耳に直接届くのはその声だ
燃えてら どっかの惑星じゃ燃えることもなかったもしれないが
ここ ....
夕方、最後の蝉がベルを鳴らすけれど、
秋に蝉は消えて、秋に蝉は失われるわけでなく、
ただ土に埋められて、
土の下から遠い声がして、
草が土を覆い、
それでも遠い声がして、
使われな ....
コイン型の潜んでいたりありてぃが溢れそうで思わず叫んでしまいそうでした
部分的に降る雨、といいますか、
局所的にそれはまるで僕だけに降り続けるような
金色でも銀色でもない
猿ぐつわでございまし ....
突然
写メールを送りつけてきて
おれの誕生祝いに
夫婦ふたりで
温泉に行くのだという。

ちょっと待てよと
息子としては思う。

おれの祝いなのに
なんで
昭和元年と
大正十四 ....
 熱を嫌う
 冬の午前十時
 錆びた手すりに
 もたれて
 こめかみを撃ち抜く
 動物園に火をつける



 噴水は枯れた
 飼育員の首吊り死体
 食らいつく ....
こいさんや
もうちょい静かにでけへんか

そら、
お母ちゃんに買うてもうた チェーンソー
ごっつぅ気に入ってんのは
ようわかるんやけどな

あんまり振り回しよったら
しまいに壁、穴  ....
読みかけの詩集を逆さまにすると
文字の列たちは
不ぞろいのビルディングになりました
そして
下のほうにあった余白は
広い空に
しばらくその様子に見とれていましたが
何かが足りない気が ....
 ローリングする着陸機よピッチングだけはするなよ いざランディング
 懐かしい名前でふいに呼ぶ人のありそうで怖い乗り継ぎの島

 あの雲の影はほらそこ あの影の雲はあの雲 青い青い海
 雲は皆 ....
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