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ちょっと不思議なこと

Mさんという方がコメントをくれていた。ぼくは無視しづけた。Mさんの詩というのは甘ったるいアットホームだったからだ。それは人生の打算だったんだろう。ぼくはこれが分からなかった ....
俺のスペアが要らないように

お前のスペアも必要はない
あなたが生きているというだけで

泣くことはもうやめました


真夜中ですら
ザラザラとした
大通りの
卑猥な笑いが裏返り
囁き合い
頷きを忘れるほどの
原始に出会う

骨が抜かれ始め
誰かが忘れていた悲鳴を
高々と上げる

町中 ....
あ から を までの過程をたどる
日本語というのは あ から を までの流れのなかで
ことばが組みあわされ、いろんなおもいを伝えるわけで
さいごに ん で輪を閉じる
ん。っていったらしりとりで ....
ことば、なのか
こえ、なのか
おと、なのか

なんでもいいよ

ぐちゃぐちゃにかきまざって

しみこんでくれれば
ジンジャーエイルでいいです
知ったかぶりして注文したら
それはどんな味がするのかな
一杯回してくれないかね

亡くなったお祖父さんに冷やかされた

お祖父さんは
お酒が好き ....
せんれつなる いまぎわの

そこ ここに ほおりだしたる て あし

ぞうもつ

じゆうなる がんきゅう

ふれる かんしょく


ひっそりとおわらせることもできない

 ....
誤解を解いてはいけない
それが誤解であることを知られてはいけない
誤解は誤解のままでなくてはいけない
誰にも打ち明けてはいけない
それが誤解であることはあなた以外が知っていてはいけない ....
あの頃、君に告げられなかったことを今


 ***


ねぇ、君
冷やし中華を誰よりも早く始めたいの、とはりきる君の姿が僕は好きだったんだ



ねぇ、君
扇風機の首フリに合わ ....
霊媒師「ううーっ」
未亡人「あなた、あなたなの?」
霊媒師「い、痛い…、足…」
未防人「足? 足が痛いのね?」
霊媒師「あなたが踏んでいるんです」

霊媒師「ううーっ」
元夫「良枝、良枝 ....
ピカソ、ブラック、ピカソ、ブラック、

ピカソブラック、ピカソブラック、


 ピカブラックソピカソブックピカブソクピラカソブラック、

 ピソカラックブピブカソラックッピラブカソクピブ ....
白馬に行った
気圧の変化で耳痛い
トンネルをくぐったらすごい雨
またトンネルをくぐったらすごい晴れ

白馬についた
涼しい〜
湿気もないし
空気もうまい

早速ニジマスつかみどり
 ....
フラグメンツ


「明日
 海を見にいこうと思う
 君の花を持って

 **************

    「あっ 

     お客さんの まごころの花 の下取りもやってま ....
 オレンジを冷蔵庫から取り出し
 二つに割って
 片方をサランラップで巻き
 冷蔵庫に戻す
 もう片方を皿に載せ
 ちゃぶ台の方へ持っていき
 座って皮をむぐ
 開けてある窓から
 ....
仕事帰りの電車の中で三角みづ紀の詩を読んでいたら
左側のページの裏から若い女の立ちあがる気配がした
ようやく座れる、その程度のことがまるで恩寵のように感じられた

  誰かが石を投げてくるよう ....
 
つながり得ない―


落ち葉を拾って、一枚ずつ横向きに置く。それを上から下へ並べて、
何するつもり。
言う、という漢字を書いて、「言葉」と謂って、口をすぼめて、
息を吐いた。風も吹い ....
「あけみ」という女の子の話。
違うかもしれない。もしかしたら僕の話かもしれない。

あけみが僕のそばにいることに気づいたのは彼女の一周忌の夜
彼女にはとても好きなカクテルがあって
僕は供養の ....
死んだ君が極限にまで死に近づく事を語った春の夕暮れ

死を口にするのはこれで最後にしよう波打ち際のような憂愁







桜がこわい。きみはそう言った。春の夕暮れ。
汽 ....
春の空ふと見上げて思った私の小ささを
今日も在るがまま為すがまま赴くまま
この胸、風に添えて

雲を渡るは鳥の群
風に揺れるは花の弁
月夜踊るは乱れ髪
水に映るは貴方の頬

永久に響 ....
わらいながらないた

冬のくるしいことは
もうじきにおわるんだとしんじて
きょうきはかかとすれすれのところに
しまいました

あたたかい
かぜはしおからく
さいたまは あざやかで ....
もうすぐくるだろうとおもった

青いさかな色の光沢に塗れて

だけどこなかった




右手の握力がなくなっていくのが
なんとなく感じられて
たしかに感じたのだけれど
 ....
「初々」

親住み居う間へ 別戸の中で
興の火を 在りが投 舎身に喫す

数多の事を 負持っている迂遅
一に違すぎる 詞合わせ者

濃いスルー 此路に
It'sデモ 変事は初々
名 ....
 
みんな死ねばいいよね。アンダーグラウンド。死ねばいいよね。死ねば。
紫煙。死ねばいい。喉を刺激する、死ねばいい。伸びていく信号。
いっせいに青。死ねばいい。駆け出した街並み。走らされるもの。 ....
みんな内側で作られてきた
おなかの中の住人だったの
駅にたくさんの人が歩いているけれど
全員が妊婦から生まれたの
ブラボー
脳みそが痛いや
お母さんから生まれたんじゃなくて
妊婦さんから ....
そんな事はありません。全然義務じゃありません。
俺が惚れた女(友達の彼女)は、義務だと思っていたようです。
嫌々抱かれてたんだってさ。
へぇ( ´・ω・)ノ∩
どうでもいいです。そんな事。
 ....

 弐 
  算数ができなかったよ

  漢字は好き でも雨の日好き
  
101
   102
      103、カレンダーの数をバラバラに
          時間はかいたい ....
けれども
身じろぎもせず息をひそめて
眠ったふりをとおす
それがきみのためになればいいのだけど

夜が終わるのを待つあいだ
カーテンの裾からもれる淡いひかりに
痙攣するまぶたでこたえなが ....
もうこっちの時間でも金曜日。20歳になった訳だ。
へー。
あぁ、ティーン卒業だ。いや別に何て事無いわ。

そりゃそうだ。20歳になったら死ぬ訳でも無いし。(そんなドラマあったろ
そしてスタン ....
   公の35分の早退だ
   北風の何のその
   咽喉のいがいがのなんのその
   おもたっより体力がありますよ
   病院の送迎バスは霊園周り
   直行してよ
   駅へ
    ....
山内緋呂子さんの未詩・独白おすすめリスト(113)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ちょっと不思議なこと- m.qyi未詩・独白307-11-30
スペア- 快晴未詩・独白307-10-25
枯れることを知る- 快晴未詩・独白507-10-22
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