中国の内陸の小さな村にはまだ電気も家もなく
超級市場なんていうものはなかった
村人は畑を耕し、隣町まで徒歩30時間かけ
物々交換に行かなくてはならなかった
村では若者たちがばくちやけんかにあけ ....
野茂がいなけりゃ、イチローだってICHIROにゃなれなかったんだ。
忘れてんだろ、そこんとこ。頭おかしいぜ、てめぇら。

でも野茂が行かなくても、新庄はメジャーに行った気がする。
誕生日が同じ ....
「ぼくたち」
「わたしたち」
「この巣立ちを新たな出発として」
「新しい場所で頑張っていくことを」
「誓います!」
「ちーかーいーまーす!!」

その場で号泣していたいじめっこの近藤さん ....
僕のエレベーターが機能しないのですが
機能というからには昨日からなのですが
頭の毛が抜け始めたのはもっと前からなんですが
床にだらしなく広がる乳液
それは僕の止まらないサーカス
細胞 ....
ぼんやり東京をながめてた
ビルの匂いがした


いろ つや かたち
小瓶をさかさにして
こぼれおちるこげ茶色のおんしょくを
君にたむけて
ピンクの舌でふれる液体
冬の匂い

ぽ ....
野茂投手が
大きく腰をひねり
ボールを投げるのを
見ていると
カッコイイ

僕と同じ大阪で育ち
朝が弱いので
朝の練習はとても
嫌いだったらしい

米の、放送局のインタビュアーに ....
男   「ちん ちん」
女   「ぽこっ ぽこっ」
やまと 「いよぉおおっ」
男   「ちーん」
女   「ぽこっ」
やまと 「ぃよぉおおおっ」
女   「ぽこっ」
男   「ちん」
 ....
たまりにたまったエロ本とか
エロビデオとか
そんなもの

欲望とか、りびどー

とかを

いっさいがっさい
ごみぶくろに入れて
見下しながら、お酒を飲む

これだけで幸せにな ....
温かい筈の布団を
俺が
温める

  顔が痛い
  ああ
  顔が痛い

風が
窓ガラスを叩く
重さを増した空気が
それでも
顔にのしかかる

  顔が痛い
  顔が痛い ....
遠くに咲く
    桜の写真
浮かべて 流れて
 さらに さらに 霞みゆく
Gが高めの空気
    追いかけていきそうになる沈黙へ

花びらが散る

クリスマス、雪に見立てた紙吹雪。 ....
マジか ネタかって なんだろ
本気か 遊びかって ことかな

それは でも

いったん 言葉にした時から
すでに 詩にした時から

言の葉 の 受け継ぎの中に 展開されて
ひとり ....
何もしてねぇよ。何もしてねぇ。
何も知らないし、全て終わった事だよ。
だから、お前等には関係の無い事だ。


***
あのなぁ、私妊娠してもうてん。
あのボケの子供、妊娠してもうてん。二 ....
 色という色をすべて剥ぎ取った浜辺で
 JUSSAの赤いサンダルが泳いでいる
 波は言葉のかたちで抑揚し
 それをすくう手が、岸に刺さっている

 JUSSAの腕は、はじめから白い
  ....
空と立てばいい
明日が押し上げるから

風と行けばいい
過去が後ろにいるから

陽と笑えばいい
今日が暖かいんだから
サイレンサーに縛られた心持ちで
公園まで歩く

遠くの方から
チューニングのずれたストロークが
ジャカジャーン

いっそのこと
走り出そうか
走り出そうか

空から
オープン! ....


あのお姫さまみたいにうそぶくあなたのその声の中では
死んでしまった方が、良いのですか
初めてそんなことを思いながら
今日もピンを刺します

このピンでは、手のひらを
1センチだけ ....
寒 椿 迷 路 の ご と き 義 母 の 髪



約 束 を 破 り し 枯 れ 野 後 悔 や



梟 や お ま え の 瞳 に 映 る 森



み ぞ れ 降 ....
ぼくはよく考えるということをしようと思って
正座をして
ジーンズが電気ストーブで焦げないようにして
冷めた珈琲をすすり彼を真似る


素敵なことが起こってきたので
このまま勘で行こうと
 ....
まいたたかこがすとろぼいらに

ふらっと揺れてひゅるるるぅー
キョー司法試験の合否のツーチガー
雨が降りやがったせいで道はひどくんぬかるんでやがり
タマゴサンダルいただきまー
ダー楽し
 ....
朝陽が赤いのは
太陽が恥知らずだから

夕陽が赤いのは
僕が恥知らずだから

夜が暗いのは 
見せたくないものがあるからさ
 JUSSAが声をあげたのは
 疲れて帰ってきたわたしが
 テーブルの上に並べられたコップの
 右から3番目を何気なく飲みきった後だった。

 JUSSAは、本気で怒り
 また「ミ」を ....
私の水がぽたりと落ち
この冬に凍えてしまいました

ひっかかる予定は無かったのに
批評書きます
ラーメン屋には最近行きません
夜の空気は、見慣れなきものになりつづけ
脂っこいものは、
もうごめんなさいよ

空がまばらな光線にけぶるし
いのちの100当番にはかけたことな ....
うわぁ
鳥になりたい
神様いつの日か
鳥になれますように

なんだ
そんなことか
今すぐにでもなるがよい

 ―

どうだ
鳥になった気分は

 ―

どうだ
鳥は
 ....
僕の体をチンするには
でかさが足りないぜ、ベイビー
昨夜はそんな夢を見
てません

昼に食べたコンビニ弁当
の、冷め具合が食べ頃
の、おにぎりみたいな存在感
おにぎりはチンしない派の僕 ....
バ ス 停 で 誰 を 待 つ の か 時 刻 表


ダ ム の 底   校 舎 の 上 を 泳 ぐ 魚 


婚 姻 の 日 も 沈 み ゆ く 夕 日 か な 


ふ ....
  白い  白い  白い
 向い合ってない 十分に機能できない場所に放置された
 バスケットボールリングの 
 校庭の小学校
  垂れ下がるネットはなくて 空洞のわ ....
星のようなお月様も
月のようなお星様も
それはまるで
するめでした



(エリック・キツネメ)
俺の見つけた法則

聖子ちゃんカットの女の子が走ったりすると
必ず前髪をそろえながら走るいう法則

凄くイライラしたこと

久しぶりにバッティングセンターへ行った時
球が当たらなくてイ ....
銀河の片隅で
宇宙は小さな膨張から始った
化学は破裂することなく
世界を束ねては爆発させて
ひとつの塵を生み還す

綺麗な流星を眺む人も
擦り切れながら火花を散らす隕石の光子
美しい変 ....
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