続・川元緋呂子の段階で何ができる
続・川元緋呂子の段階でどこまで行ける
続・川元緋呂子の段階で誰に会える
続・川元緋呂子の段階でどれだけ伸びる
続・川元緋呂子の段階でどんな香りがする
続・川 ....
そばのつゆだと思っていたものは
実は雑煮
餅が沈んで姿を眩ましていただけだった
陽動作戦だ

存在しないそばを探した数分
二度と戻る事は無い、だから
恨み節の碗に雑煮を注ぐ、そして
食 ....
たとえば の予防線
あなたのくしゃみとてもかわいい
それなのに


てをつなぐ あたたかい
哲学の蝶がひらり とまっても
むしです やさしいことがすきだから


ウインクのひびきに ....
おめでとう
あなたは三億だか五億だかの精子から
たったひとつ生き延びた
毎月トイレに流れてゆく卵子から
たったひとつ生き延びた
なんて運がいいのおめでとう
私も運がよかったのだけれど
あ ....
隣のカオリさんが
きりのない話をする
相手はうちの妻で
僕はこれみよがしに
ほなまた回覧板を渡すのだが
分厚い彼女達の図鑑に
埋もれてしまう
らしい

おはようはいつも新しく
 ....
あの夕焼けがそうであるように
この歩道がそうであるように
今の自分がそうであるように

この心地よい眠気がそうであるように
そこの黄色いゴミ箱がそうであるように
夜の窓すき間から来 ....
月曜日に ざくろを無くした
火曜日に 友人にバレた (嘘が吐けなかった)
水曜日に 登校拒否になった (理由なんて無かった)
木曜日に 煙草を覚えた (信号機の味がした)
金曜日に 童貞を失っ ....
ポッケ、ポッケ、ポッケ
手をしまう
離島の風が駆けていく
明るく抜けた水色が洗濯ものの裏側で
白の階段どこまでもリゾートマンションつづいてく
白いTシャツ後ろ首
小麦の肌にほつれ髪
壊れて散っていく花瓶に哀悼を

新しい花瓶にいつか枯れる花を

枯れて散っていく花に哀悼を

新しい花をいつか壊れる花瓶に
その暗がりの
垣根の曲がり角
街灯の忘れた、深いところで
新しい
を待ち焦がれ
いつだって、夢に泳ぐ

暮れては明けて
それが僕らに与えられた規則で
夕焼けには耳の奥で
明日が開く ....
変色を免れていたあの日彼が歌集に閉じた水色の蝶


傷ついて体操座りで一千年蝶の呼吸と風化を見てた


美少年微笑している美少女の水晶体の奥でこはれる


もういちど橙いろの明るさに ....
ロックなポスターを剥がして花の絵を飾ったら
深窓の令嬢になれるかしら と考えているタバコ屋の看板娘
小さなガラス窓の奥に座る姿は ある意味「深窓の令嬢」?




ホッとひと息 サンタク ....
僕は僕でなくなりたい
私はもういない
ただひとつその場所だけは覚えている
きみとかきみらとか
いくら手をのばしても硝子瓶を通してしか触れることはできない
溶けた硝子の腕を通して見つめる僕は
 ....
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088645057/seabit-02?dev-t=D3A0EVSPCPV0FK% .... 目を閉じると浮かんでくる
風景

なんだか
とても
イヤで
イヤでたまらなくて
僕は部屋を飛び出した

目を閉じて見えるものは
そこにはなく
あるのは
ただの星

いく ....
たろうを眺めるたびに
こそばゆくなる
こそばゆい
こそばゆい
こそばゆい

くうらんの何にも入っていないあそこから
押し寄せる
大群
真っ赤な

のわたし

たろうを眺める ....
ひこなに よいごと
つつぬく かきもや

ちよやに くれとく
わきふす みやむめ

ひにすく ゆきやけ
うつるて はうつめ
つきのわぐまよ
つきのわぐま
私の町にやってきて
淡い夢でも見せてくれ
死んだ女を見下ろして
静かに歌をうたってくれ
お前の歌は宙を舞い、どこかへ行ってしまうだろう
それでもここに戻って ....
脱ぎっぱなしの服とか
飲みかけのコーヒーとか
何も入ってないバッグとか
あけたばっかりのジャックダニエルとか

君のものを全部
全部
箱につめて
新しい家に送ろう

聞いたことの無 ....
小さな頃
引っ込み思案なぼくに、と
ママが与えてくれた図鑑は
表紙をひらくたんびに
こんにちは
こんにちは

語りかけたので
ぼくはひとりぼっちではなかった

ぼくの図鑑は
そ ....
おふくろから桃の缶詰が届いた
またあの季節がやってくると思うと
ため息がでた
ヘッドフォンをしたまま
添えてあった封筒をあけた
三つ折りの綺麗な和紙には
筆ペンでこう書いてあった

  ....
 月を追いかけて走る列車の窓に、遠く盆地の灯りが瞬く。小さな灯りのひとつひとつに、ことなる色があり、匂いがあり、温度がある。それを列車の中から感じるとることはできない。
 車窓を通りすぎる灯りの ....
オトナにはなりきれなくてコーヒーも砂糖とミルク入れてしまうの

オトナにはなりきれなくてお刺身もワサビをつけて食べられないの

オトナにはなりきれなくてバーボンもコーラで割らなきゃ飲みきれ ....
寒空の 声が殺せて 頬濡らす
   此処露は泣かぬ ものかと耐えて
100万年待ったよ
ずっと待ったさ

あまりにも長かった
とてつもなく長かった

待っていたのは何なのか
もう 忘れたよ

いつ忘れたのかも
忘れてしまった

そう 何もかも忘 ....
 おれはいつもこうやって歯を磨く。どんなふうにかは教えない。みんなピッカピッカの歯でまぼろしの無人島を目指すから嫌になる。手を洗おうと思うんだけど、肝心の洗面所が部屋になくて隣の部 .... 知ってるぜ
どんなに遠く離れてもな

聞いてたぜ
どんなに遠く離れてもな

遊ぼうぜ
どんなに遠く離れても
昔みたいによ

酒でも飲もうぜ
どんなに遠く離れても
大人になっちま ....
マリネオ レティネオティロス
マリネオ レティネストス
マリネオ マリネオ はい
マリネオ マリネオ 

ホシヲクダサイ
星を 星を
星を
クダサイ

ソレヲ

マリネオ レテ ....
くりいむいろの第5ラウンド
チーズとフォークの格闘技
君をいただきます

エリック・ホンジョウが星へ帰る日
赤いストロウは渦巻くオレ
ンジの皮を吸い上げて

中指を汚して好きな人と好き ....
眩しいライトをすり抜けて
光彩に映りゆくのはろうそくの火

生まれて初めて自分の影を知り
己を見つめる寸刻の時

さぁ始めようか、性成る夜。

君の織り成すビロードのマントは
私のサ ....
山内緋呂子さんのおすすめリスト(993)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
続・川元緋呂子- 不老産兄 ...自由詩3*05-1-4
オペレーション雑煮- たいにぃ ...自由詩2*05-1-2
星にもみえる_あれは- オオカミ自由詩1005-1-2
春風献上- 佐々宝砂自由詩605-1-2
こんにちは図鑑- AB(な ...自由詩405-1-1
前向きなうた_いつものうた- ふく自由詩3*05-1-1
art_off_life- 虹村 凌自由詩505-1-1
ポケット島- みずうみ ...未詩・独白205-1-1
生きるうた- Tシャツ自由詩305-1-1
- 霜天自由詩605-1-1
第六世界- 本木はじ ...短歌805-1-1
どうでもいいようで極めて重要な考察- 千月 話 ...自由詩7*05-1-1
眼の中にだけあるもの- みずうみ ...自由詩204-12-31
お天気予報- ポロリ散文(批評 ...104-12-31
眠れない夜は旅に出よう、なんて- ヤマト自由詩304-12-31
赤_(いち)- 容子自由詩804-12-30
そえ_ひわ- 砂木自由詩6*04-12-29
つきのわぐま- かなりや自由詩204-12-29
引越し- ヤマト自由詩504-12-29
こんにちは図鑑- 望月 ゆ ...自由詩3*04-12-29
コズミックブルーエンジェル- 不老産兄 ...自由詩204-12-29
初雪- カワグチ ...自由詩5*04-12-29
「オトナになれない」(子供騙しのモンキービジネス!)- 山田せば ...短歌604-12-29
冬の空- めぐみ俳句3*04-12-29
ひとりの詩- Tシャツ自由詩104-12-28
博愛テニスラケット主義- カンチェ ...散文(批評 ...2*04-12-28
友達へ- Tシャツ自由詩2*04-12-28
星をください- 不老産兄 ...未詩・独白204-12-28
ヴォクシング- 不老産兄 ...未詩・独白104-12-28
性成る夜- めぐみ自由詩3*04-12-28

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