すべてのおすすめ
どれくらい寒がりかって?靴下は履いてお風呂に入ってるけど
高校生二年の僕とすれ違う冬の深夜のゆめのさかみち
爪はなぜあるのだろうかマニキュアを薬指だけ塗って出かける
薔薇 ....
いつまでも臨戦状態てのひらを開かないから握れないのよ
なにもかもこぼれてしまうふちのないコップをさがすいまもぼとぼと
パラシュートやんわりひらく恋人と喧嘩した夜はなすこのひと
....
眠ってるそうではなくて沈黙よあなたを葬るながいまばたき
肉食の僕を嫌いと言うきみもすでに世界に捕食されてる
夜遅く広い畑に穴を掘り埋めるという名の行為を見てた
寄り添って ....
石炭を掘りし祖父らの手のひらにひとすじ青き川の流るる
コーヒー店ここにあるぞと言う父の初恋よぎる遺伝子の夢
をさなごと眠る畳に健やかな妻うつくしき秋の遊具も
弟は真夜中銀 ....
山 眠 る 父 の 書 斎 の 鍵 ひ と つ
蝋 燭 や 息 を 止 め れ ば 火 も き え る
支 え あ う 者 ら 夕 ぐ れ 泳 ぎ く る
爆 ....
寒 椿 迷 路 の ご と き 義 母 の 髪
約 束 を 破 り し 枯 れ 野 後 悔 や
梟 や お ま え の 瞳 に 映 る 森
み ぞ れ 降 ....
バ ス 停 で 誰 を 待 つ の か 時 刻 表
ダ ム の 底 校 舎 の 上 を 泳 ぐ 魚
婚 姻 の 日 も 沈 み ゆ く 夕 日 か な
ふ ....
変色を免れていたあの日彼が歌集に閉じた水色の蝶
傷ついて体操座りで一千年蝶の呼吸と風化を見てた
美少年微笑している美少女の水晶体の奥でこはれる
もういちど橙いろの明るさに ....
いつまでもそうやってそこにいなさいかみさまとみんなはあなたを呼んでいるけど
まだ誰も知らない土地でひっそりと虹の種など埋める秋の夜
悪だくみしてもいいけどもう二度と砂のお城は作れな ....
夕暮れに花を選べばひまわりが遠いどこかでうなだれている
草むらの茂みに隠れ咲いた花ひとりの兵士 目は閉じたまま
ゆっくりと開いてゆくの花びらがだからわたしは滅んでゆくの
....
縁側で闇を見ている妹の白いうなじが僕を呼んでる
夏野山汗ばみながら駆けてゆくゆくえふめいの妹の兄
鉄塔の錆びた階段昇りゆく100階したから姉とは呼べづ
鏡台に映る妹べにを ....
山内緋呂子さんの本木はじめさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
群青日和
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本木はじ ...
短歌
11
06-1-8
彷徨反射
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本木はじ ...
短歌
5
05-2-14
優しいひとへ
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本木はじ ...
短歌
11*
05-1-30
冬のほほえみ
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本木はじ ...
短歌
6*
05-1-27
distilled
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本木はじ ...
俳句
5
05-1-22
冬のたはむれ
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本木はじ ...
俳句
8
05-1-19
赤に赤
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本木はじ ...
俳句
17*
05-1-15
第六世界
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本木はじ ...
短歌
8
05-1-1
PASTICHIO_MEDLEY
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本木はじ ...
短歌
16*
04-10-6
INNERGARDEN
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本木はじ ...
短歌
11
04-8-15
夜光中
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本木はじ ...
短歌
35
04-7-14
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