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俺は一般人として
ここに参加している
自称詩人では勿論ないし
新興宗教に入れあげてもいないし
変な政治集会にも出たことはない
普通の正規雇用の労働者で
女房はずっと専業主婦だから
食うに ....
雨が
少しばかり
降った夕、

円に閉じ込められ
濡れそぼった
喧騒の街が

内側から
破裂しそうに
なりながら

青に黄金に
風は吹き
吹き続け

一日の針を
進め ....
アハッ


雨のなか、走ってきたよ

出された水をぐっと飲み込んで

プロポーズした

でもきみは

窓の外は目まぐるしく動いているから

せめてわたしたちはこのま ....
ひらかれる
わたしの意識
ひろびろひろびろ
かぎりなく異界の感触
内から内底から湧くように

霊性帯び現れる在るもの在るもの

まどろみの
覚醒のさなか
わたしは実に平静だ

 ....
桜や空を綺麗だなと見ているうちに
忘れてしまったという
何か用事があるといって
父は出かけたのだが

記憶がなくなるというのは
もしかすると幸せなことかもしれない
世の中のやらなけれ ....
  雨露が木漏れ日に焼く夢は、泣きはらした金魚鉢に
   気まぐれな短針を見せ、白い腕は褪色を止め
  しっかりした骨格で成年を待つうちに折り重なり
   いろが付いてすっかり 変身してしまいま ....

時間がないから
コンビニでポエムかって
電車のなかでかじる
カイサツをぬける
たくさんのポエムとすれちがう
ぶつかって
「前見て歩け」ってののしられる
ポッケでケータイがバ ....
○「若者像」
おとなしい と やさしい は
ちがう
自立 と 我が強い は
ちがう
自由 と わがまま は
ちがう

○「俺が死んだら」
ワイフが
「あなたが死んだらあたしどうしょ ....
南方より吹き荒れる風に
灰の雲たち トグロ巻き
揺れなびく 樹木の群れ

而して、然り

不動の糸杉 帰属先欠き
泰然と独り 深緑の壁、

築き、響かせ、天を突き
 革の中に 息を預け
 爪の尖は 岩肌を咬む
 裸足で感じにくくなったもの
 静かに回転する
 弦たちと藻
 くつ裏の結晶
 それでも掴めない寝床は浮かぶ
 きしむ涙も

 乾ききっ ....
これは詩というか散文というのか、(書き)つつも迷ってしまうのだが、
、というのも僕は何人かの詩を読んで気持ちわるい、あるいは~わり~いよ、とか過去にコメントしたことがあるのね。ごめんなさいね。そ ....
自称詩人

子どもたちは
なにも知らないまま
言葉を話して

知識か経験が
子どもたちを
大人の扉へと
いざなう

繰り返しのなか

また

繰り返えされる

*
 ....
          - die Doppelschichtstruktur

ナンだ


ナンですか


ナンですって


ナンだろ


うーん、ナンて云うかなー


 ....
脆くも崩れる
未来、
ただ恐怖だけ
在り、

古い夢に目覚めて

終わり 始まり
結び付く地点、

僕たち、始める きっときっと、新たに
「私たちのそれぞれにある魂という命は、
宇宙の魂と今もつながっていると思う」
こう書き出した あなたへの手紙。
何気ない今がうれしくありがたい。
窓からの光を見つめて思い出す
たいせつな気持 ....
自称詩人から
発せられた自称詩が
風に飛び宙を舞って
どこか自称詩人から
ずっと遠いところで
自称詩単独で成立するもんじゃねえんだよ
自称詩は何処まで行っても
自称詩人から切り離されはし ....
歩く時
地面と仲良くなって
見えないペダルを借りた

いつもより高い目線に
希望が泳いでいて
それを捕まえるために
ペダルを漕いだ

憧れる気持ちが
重力に逆らって
紐なんかじゃ ....
いますこし
あなたのかたわらで
あなたのつくる木陰に
わたしをやすめさせてください

かつて
あなたから遠く
遠くはなれていったわたしを
あなたの幹にもたげさせてくだ ....
基本、自称詩には
どんな言葉も使ってはならないのですが
なかでも世界とか宇宙とかは禁句です
そんな言葉に見合うだけの拡がりは
全くありませんし、とどのつまりは
私、思いつきのまま
それらし ....
計画が頭のどこからか
いなくなり
1秒1秒が、ここにくる
あの頃の団長さんが
びちょびちょに肩を組みたいらしく
ああ、あのちび、まだびちょびちょ願ってんだな、となった

今の1秒が、あの ....
ピリピリした歯ブラシを
これでもかと、脇に挟んだ、狭い容器に手で触りきらない夜の掃除機に詰め込む
僕ら、プリントの端に懺悔の様な、なんでこんななんだろ?と潜在意識が思うような
言葉にならない老け ....
あまりに多くの妄想が
僕に眠る暇を奪う
アイロニー 空想を
現実に重ねるせいで
銀行口座の預金額が減るんだ

空を
飛んでみたくて
炎を
放ってみたくて
氷漬けに
してみたくて
 ....
葉は大きくて
枝も太い
ズングリしてる

枝は柔らかい
しなやかとは違って
柔らかい

葉はやさしい緑
薄い緑とは違って
やさしい緑

とても大きな実をつけるので
枝がうんと ....
あの夏が来るね
とつぶやきながら
それはもう
来ないことを知ってる
同じ空じゃないこと
同じ雷雲じゃないこと
同じ夕立じゃないこと
同じ僕たちじゃないこと
あれが初恋ならば
はじけて ....
僕の部屋は世界の一部を切り取ってできた図書館
明るい修道院でフィヨルドの冷たさを内包している

戦争でたくさんの僕が死んでゆく
たくさんの君が失われてゆく

誰も混沌からの道筋を知らない
 ....
粘りつきたわみしなる
巨大なうねり最小の渦

力動は只在り
在るは只力動

湾曲しながら黒々と紡がれ
静かさに浸されていく意味

無意味と無根拠の形造る地平に
盛んに呼応し合う響き ....
何処にも行き着くことはなく
そっと明かりを灯すように
静かに確かに歩んでいる
過程にのみ意味浮かび
繋ぐ意味に花咲き開く
そんなひたむきな営みを
ただただ静かに晒している

(目眩くよ ....
安らいでいる
昨夜の疼痛発作、
嘘のように
安らいでいる

街は今、彩り豊かな遠景
浮き上がり消える美の残照
時は静止し息を潜め
奥まる意識に桜の花、
散らす はらはらと

はら ....
あべのハルカス
シャレたビルのフロアを
こんな高いところにもってくるとは

空をオナカにあしらった
こんな素敵なクマさんがいるなんて

みんな落ち着かないよ
落ち着かないよね

ワ ....
順番がきて
名前を呼ばれて立ちあがったけれど
なんて言えばいいのか、なにを言えばいいのか
わからなくって、ぼくはだまったまま
(だまったまま)うつむいて立っていた。

しばら ....
田中教平/Kouさんの自由詩おすすめリスト(847)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
俺は一般人だ- 花形新次自由詩4+23-4-3
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RAIN_SONG。- 田中宏輔自由詩15*23-4-3
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介護- 佐野ごん ...自由詩9*23-4-1
手足ない鱗状のほそく- あらい自由詩3*23-3-31
コンビニでポエム- モリマサ ...自由詩8*23-3-30
独り言3.30- ホカチャ ...自由詩2*23-3-30
糸杉- ひだかた ...自由詩423-3-29
はだし- soft_machine自由詩3*23-3-29
不気味さの正体- アラガイ ...自由詩9+*23-3-29
自称詩人- 足立らど ...自由詩3*23-3-28
弐層構造- 墨晶自由詩2*23-3-28
古い夢- ひだかた ...自由詩3*23-3-28
あなたへの手紙- こしごえ自由詩3*23-3-28
自称詩人になる前にやるべきこと- 花形新次自由詩423-3-27
ペダル- ミナト ...自由詩123-3-27
いますこし、あなたの木陰に- 田中宏輔自由詩23*23-3-27
自称詩で使ってはいけない言葉- 花形新次自由詩423-3-26
幼児思考- moote自由詩223-3-26
未来のわたくしに向けて- moote自由詩4*23-3-25
magic....s- えこ自由詩223-3-25
ブンタン- 日朗歩野自由詩123-3-23
みっつの渡り- AB(な ...自由詩623-3-23
フィヨルドと地球と弟と- マークア ...自由詩1123-3-23
夜想36〇声- ひだかた ...自由詩323-3-22
永遠(改訂)- ひだかた ...自由詩523-3-22
安らぎの時- ひだかた ...自由詩6*23-3-21
あべのハルカス- 日朗歩野自由詩123-3-21
四月になると- 田中宏輔自由詩17*23-3-20

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