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雲が月をくぐり
見あげて言った
霧の奥でゆっくり
つぶを丸める実

車の窓から
今を遠ざかるものを想う
牙を競うけものらと
美しいあなた

神をこめた
水はいのちと繋がっているの ....
仕方ないよ。
自分の
思い通りにいかなくて
当り前。
思い通りにいく方がすごいよ



出来ないことも見るけど
それよりも 小さなことでもいい
出来ることを見よう
今日も一つ一つ ....
僕は苦しいときいつも走っていた
就職がなかなか決まらないとき
仕事がうまくいかないとき
人間関係に悩んだとき
失恋したとき
いつも走っていた
走って走って汗をびっしょりかくと
気分がリフ ....
いろいろな
一つ一つが
奇跡 だから
何気無いことにも
ありがとう



過去にも
未来にも
現在にも
とらわれていてはつまらないから
ただ味わうことにする



{引 ....
前代未聞の
異様な手製武器による

前首相襲撃事件であらわになった

怨念と闇におおわれた
悪魔がかっ歩する世界

固定票や組織票のように
比較的安定した

安定票という
悪魔 ....
あの空の下からあの空の向こうまで、なだらかにせりあがりなだらかにくぼみながらどこまでも続くみどりの丘、その丘を白くつぶつぶと覆いつくすほどのあの羊たちがいっぺんに、シーツをめくりあげるように消えて .... 山が私を待っているわけではない。山の作業が私を待っているのである。
朝からミンミンゼミは鳴いている。
心の洞窟に蝙蝠がぶら下がり、鬼蜘蛛がのそりと動く。
湿気のある岸壁に苔がむし、カマドウマのよ ....
鳥のように
花のように
深く静かに、
風が死んでいる
湿った潮気とともに
蒼いナパームの花の匂いが
甘く立ちこめていた
融けた日付が
なぜかナパーム岬を過ぎても
ヒロシまだ帰らない
 ....
何も伝わらなくなった
正しくないときに
言葉を費やし過ぎた呪いだ
骸骨になって
自分の中を旅している
街は闇を内包していて





俺やお前みたいな



サブカル好きの


予定調和嫌いは




そっちに心を奪われがちだ ....
夜蜘蛛は一晩経つと朝蜘蛛に
こっそり生まれ変わってた

死なずとも生まれ変われる事を
こっそり僕に教えてくれた
○「好日」
体調がよくて
天気がよくて
女房の機嫌がよければ
今日も好日なり

○「化粧」
あんなに長い時間
自分の顔が観れるものだと思う

○「コロナ感染急拡大」
こうなったら ....
この盛夏、
蝉の声を初めて聴いたよ

朝だ、朝
一日はもうとっくに始まっている
目的と目標を携え歩く人々
僕は世界が在ることに
ただただ驚き神秘を探る

この盛夏、
蝉の声を初めて ....
話しかけるのはもうやめよう
わかり合うのはとっても寂しいよ
光に背を向けてるとき
一番影が濃く見える

ひどく疲れていた
ひどくひどく疲れていた


誰かがおおきなこえで喋るのき ....
雨が繰り返される午前中
合間の曇り空の下で
娘を公園に連れていく
公園で散歩を済ませて
娘を駐車場まで連れてきたそのとき
天高くから降ってくる一瞬があった
この一瞬の中で
父と母と娘 ....
夜をあたたかにする
二月の雪は
ほとんど真っ直ぐに降る
小石を詰めた財布が
昏い水に沈むように
わるくちって

いわれるのは嫌だし

いうのも嫌だし

いわれると
気持ちが落ち込むし
いうと
こころがちくちく痛むし

いわれると
こころが傷つくし
いうと
命が汚れてし ....
良い言葉
良い本
心に良い刺激を与える

前向きに進むことが出来る
知識が生活を豊かにする

良い本との出逢いは嬉しい
まだまだ知らない
本が沢山ある

高校時代
担任の先生に ....
押し寄せる
下校放送響く
夕焼けの校庭

僕ら相撲をとっていた
円い線を砂に描き

中原くんは強かった
尾崎くんは弱かった

斜光が僕らを照らしていた
僕らの命は躍っていた

 ....
今日も
色々とあった
でも
何とか今日も
おやすみできる



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
   雨に降られて

雨に降られて困っていると六つか七つの女の子が
「こっち、こっち」
軒下へ入れと私を誘った
「やあ」
私は言った
「ひどい雨ね」
ませた口調で彼女が言 ....
紫陽花の辻で息を吸い吐く

図書館までの三十分

お寺でひと突き

空港ひと廻り三時間

雨ある空で寝覚の床をたたむ

バナナはそこまで育たない

河原に川鵜は動かない

 ....
彼の生活を、わたしはしらない
だけれど
きっと彼は排泄もせず
星のしずくを飲み
まれに息をするくらいな筈だ
そんな感じで
ネット詩人は生活をするでもなく
人差し指から滲み出る灰色のインク ....
詩に制限はない
書き方に制限はない

自由しかない
想いのまま
詩というものが生まれる

言葉の雨が降り注ぐ
スムーズに詩の形になる

詩の雑誌を読む
オリジナリティが
光を得 ....
悲しみも苦しみも幾年月。
23年前に入った闘病生活も
一区切りがついた。
書いた詩は500余り。
青春の光と陰は
私の生を照らし出した
悲しみも苦しみも幾年月。
栄光の日を迎えるのは
 ....
安定して
安堵して
朝の風を浴びる

行き交う人々は足早に
留まる人々は優雅に

待ち受ける一日の重み
待ち望む異界からの風

風は吹いている
折しも燕が鋭角に舞い
待ち受ける ....
「情けは人の為ならず」と
お空へ打ち明けた
「私は悪い小鬼です」と
ひらきなおると
お空は黙ってしとしと雨




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌 ....
 みずからというものの
 庭先に 縁台をひっぱりだしてきて
 そんなふうな具合に 眠ることができた
 一匹の猫が日なたの埃のなかをこちらに向かってくる
 あなたを愛することができた よ ....
空は灰色、
街行く私の背は屈み
あてどなくさ迷いながら
灰色空から雨、ザァザァ
ザァザァザァザァ降って来て
視界はかすみ歩は鈍り

(今ごろ森では紫陽花の
青白く光る群落が
ゆらんゆ ....
初夏の
雨の日に
冷えて
ヒザ掛けを共にする
わんこと私


さて
どうなるか
宇宙の
魂(いのち)に
任せよう


人知れず
ほほ笑み零す
一日に
手を合わせている ....
田中教平/Kouさんの自由詩おすすめリスト(847)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- soft_machine自由詩222-8-20
※五行歌_三首「月を見ていて思う」- こしごえ自由詩2*22-8-20
ランニング- ホカチャ ...自由詩1*22-8-19
※五行歌_二首「ただ味わうことにする」- こしごえ自由詩2*22-8-18
悪魔の安定票- st自由詩322-8-18
数えられるもの- 片野晃司自由詩1622-8-15
山の細道- 山人自由詩6*22-8-10
ナパーム岬- atsuchan69自由詩4*22-8-7
詩人の末路- やまうち ...自由詩222-8-6
シティライツ- TAT自由詩222-8-4
こっそり- クーヘン自由詩6*22-8-1
独り言8.1- ホカチャ ...自由詩2*22-8-1
蝉の声を初めて聴いたよ- ひだかた ...自由詩522-7-28
言葉がいらないのは心がいらないから- 竜門勇気自由詩4*22-7-24
降ってくるもの- 葉leaf自由詩122-7-16
五行歌- 自由詩222-7-6
わるくち- 秋葉竹自由詩222-7-1
言葉- 夏川ゆう自由詩222-7-1
校庭- ひだかた ...自由詩922-7-1
※五行歌「おやすみできる」- こしごえ自由詩5*22-6-30
_雨に降られて- yasutomi自由詩422-6-16
さんぽの日- soft_machine自由詩122-6-12
ネット詩人A- 山人自由詩8*22-6-7
制限はない- 夏川ゆう自由詩522-6-3
無題- 渡辺亘自由詩122-5-30
- ひだかた ...自由詩622-5-30
※五行歌「しとしと雨」- こしごえ自由詩2*22-5-28
存在と縁台- 草野春心自由詩322-5-27
何処へ- ひだかた ...自由詩6*22-5-27
※五行歌_三首「魂(いのち)に任せよう」- こしごえ自由詩3*22-5-24

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