すべてのおすすめ
物心つかない君は
まだ産まれていないまぶしい時間を生きている
この時間はまだ世界の胎内にあり
君はこの時間を記憶できない
君の楽しく充実した一日は
光り輝く断片の中に遺失され
君は毎日 ....
寒さに怖気る身に鞭打って自転車で買い物に行った
セブンイレブンに寄ってからドラモリまで往復すると
5キロを超える距離になるので結構な運動になる
紙巻タバコを二つとパック入りの味噌汁を一つと
コ ....
サクマのドロップ缶には
カラフルなドロップの
挿絵が描いてあって
ほかのところは金色のメッキで
平べったいブリキの缶の上の
小さな丸い蓋をポンッと外して
傾けるとコロコロと音をたてて
....
昨夜
夜中にどうしてもコーラが
飲みたくなったので
自転車でコンビニまで出かけた
タバコを買いに
朝、また出かけるのが嫌だったので
遠くの別のコンビニまでハシゴして
フォルテを二箱と ....
休みやすみしつつ倦怠感と闘いながら
洗い物と米研ぎを済ませて、ご飯を炊いた
後は卵を一個茹でて、茹で玉子にして
レトルトのカレーを温めるだけだ
今夜の夕食は、茹で卵乗せカレーだ
昨日、使 ....
深夜、兄がやってきて
透明な言葉を吐いた
ご飯を食べるように
一粒一粒吐いていた
寝床を整えてあげると
几帳面に身体を納めた
兄は二十八歳で製薬会社に就職し
寝返りをうった
も ....
さっきから暫し
詩的な夢想をしてみた
イメージの世界で遊んでいた
詩を書いて満ち足りた感覚があった
昨日まで使っていた電子決済が
今朝は使えなかった
だから紙巻タバコも氷もコーラも
....
トイレにいったついでに
(勿論、手は洗ったよ)
台所によって
今朝から水に漬けてある電気釜の内釜に
こびりついたもち米を爪でかき取って
石鹸で洗ってから温水で洗い流す
倦怠感が増してきたの ....
久々に晴れた夕、
庭先に赤々と
一筋の光跡伸び
沈みゆく太陽の
夜闇に領されながら
落とす燃える死者達の眼、
徘徊し始める黄色い犬を追い
鬩ぎ合う剥がれ始めた境の残像、
闇と光の配 ....
夕焼けの海辺には
この世の終わりを求める人々が集う
だが終わるのは夕焼けのみで
皆とぼとぼと何処かに散ってゆく
部屋の中は相変わらず寒い
風呂を沸かして入ったけど
さして温かくならなかった
今日の夕食は豚バラの茹で豚だ
夜遅くに台所で調理をすると
近所迷惑になるので
おかずだけ先に作った
後は焼肉 ....
これはマトンじゃないか、と
あなたは給仕を呼び
ラム料理を注文したはずだと繰り返している
私は一人まだ上り坂の途中だから
坂道は緩やかで本当に助かっているけれど
お店の姿も形もまだ見 ....
おじいさんの毛糸帽子、
先っちょの球が揺れ
寒さに震える頭が傾ぎ
白い髭に霜降り模様
時の最中を彷徨って
十二月の一日、
青く瞬く街の電飾、
帰郷するには早すぎる
哀悼する ....
僕は寝ながら考えた
「思い上がってはいけない」
「思い上がってはいけない」
呪文のようにとなえた
人にはやさしく自分にもやさしく
見えにくいのは自分の姿だ
毎日よく反省し
自分の言動 ....
北陸電力が
家庭向け45%値上げ申請とは
本当に驚いた!
何か
数字の間違いかと思う程の
凄まじいインパクト
かくして
電力会社の宣伝に乗せられて
オール電化にした人たちは ....
部屋はかなり寒い
氷入りのコーラを飲みながら
シケモクに順番に火をつけて
吸っていたけど
最後の一本を
吸いきってしまったので
明日用に買っておいた
新しいフォルテの封を
切ってしまっ ....
○「一つの言葉」
一つの言葉で傷つき
一つの言葉で励まされる
言葉は魂である
○「セルフレジ」
無人販売店の弁当を盗まれるテレビニュースが
また流れてきた
人件費節約のためにやってい ....
最終便の窓に
輪郭をすて
崩れる夜をみつめ
泡だつ雲に
色をさがす音が
ビルの光にあつまる
Y字路で仔犬が
左右に別れたり
黒板に隠れた
誰かが消されるたび
触れたい、これ ....
何か 詩(うた)は ないのか
さびしくて せつなくて むなしくて
ならんのだ
たましいの 飢えを 満たす
詩(うた)は ないのか
どこにも ないのか
詩(う ....
水につけておいた
電気釜の内釜と玉子焼き器と茶碗を洗う
内釜の底にへばりついている
もち米を爪でかき取る
それらを石鹸で洗って
温水で洗い流す
洗い物はそこまでで一旦、止めて
部屋に ....
○「ファン」
負けた時に
応援してくれるファンこそ
真のファンだ
○「夫婦愛」
仲のよい老夫婦ほど
幸せに見えるものはない
長年の風雪に耐えた愛が
漂っている
○「滝公園」
....
ドラモリに車で出かけて
ホットドッグやら
おにぎりやら
お菓子やら
色々、買ってきて
食べ散らかした
紙巻タバコもあるし
氷入りのコーラもある
それなのに
なんか憂鬱な気分だ
....
ぬぬぬ
塗壁
宇宙の思考に
生の感触確かめて
光の閃き意味喪失
明るむ明るむ意識の地平
ぽっとイメージすっとぽっと
水晶の海に
安らいで
生の世界
宏大な開け
〇
....
(束の間のみじかい停車時間
(眠りというひとり無人の駅で
(いつも見るのは 過去の人たちのまぼろし まぼろし
社会から
宇宙(そら)へと飛び立つ
乗り継ぎの銀河鉄道へとこのまま一気に ....
しんどいとか、面倒とか、億劫だとか
始終、感じていたけど
自分がだらしなくて
いい加減な性格だから
自分が悪いと思い込んでいたけど
それは精神症状に由来する
倦怠感が原因なんだと自覚した
....
私の
命は
傷だらけ
だけれどこの傷も
命の一つ
楽しいことも
苦しいことも
人生ゲームだと
思えば
レベルアップ?
月の光に
照らされる小石
私は今夜 ....
うすら寒い部屋にはまいる
部屋の窓と戸と、風呂の窓を換気の為に
3センチくらいわざと開けているからだけど
全部閉めてしまうとタバコの煙がこもってしまうし
新型コロナの感染予防のためでもあるのだ ....
煌めきの音響、
コバルトブルーの
空はうねり
貫流する
冷え切った肉に
熱、熱を感じ
意識、開く
死という無限の眼に
ただひたすらな静かさのうち、
雪降る宇宙 あり
ただ落ち着 ....
また冬がきた
寒さに身体だけでなく
精神も萎縮する
おんぼろのセラミックヒーターを
背中に回して
うすら寒い部屋の中で
温風に当たる
萎縮した精神にもとどけと
淡く願いながら
紙巻タ ....
洗い物と米研ぎを済ませて
ご飯を炊いてから
部屋に戻ってコーラを飲む
しばらく倦怠感と闘って
精神力が回復するのを待つ
俺は自分の肉体や精神の
状態についての感覚がとても鈍い
自分でも気 ....
田中教平/Kouさんの自由詩おすすめリスト
(847)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
記憶
-
葉leaf
自由詩
2
22-12-7
「自問自答する冬の午後」
-
ジム・プ ...
自由詩
2*
22-12-6
「サクマのドロップ」
-
ジム・プ ...
自由詩
4*
22-12-5
「言い知れない憎しみ」
-
ジム・プ ...
自由詩
2*
22-12-5
「新芽のような想い」
-
ジム・プ ...
自由詩
3*
22-12-4
寝返り
-
たもつ
自由詩
4
22-12-4
「日々の雑多な想い」
-
ジム・プ ...
自由詩
3*
22-12-3
「待っていた天恵」
-
ジム・プ ...
自由詩
3+*
22-12-2
夕に焚べる
-
ひだかた ...
自由詩
5*
22-12-2
ノート(終わり)
-
木立 悟
自由詩
6
22-12-1
「天恵の訪れ」
-
ジム・プ ...
自由詩
4*
22-12-1
折り鶴
-
たもつ
自由詩
3
22-12-1
十二月の一日
-
ひだかた ...
自由詩
5
22-12-1
独り言12.1
-
zenyama太 ...
自由詩
2*
22-12-1
生き残るために
-
st
自由詩
4
22-12-1
「防衛費の財源は国債で」
-
ジム・プ ...
自由詩
3*
22-11-30
独り言11.30
-
zenyama太 ...
自由詩
2*
22-11-30
窓
-
soft_machine
自由詩
1
22-11-30
詩(うた)は_ないのか
-
ダンテ ...
自由詩
1
22-11-29
「俺の家のゆうげ」
-
ジム・プ ...
自由詩
3*
22-11-28
独り言11.27
-
zenyama太 ...
自由詩
2*
22-11-28
「初冬の夕暮れ」
-
ジム・プ ...
自由詩
2*
22-11-28
ヌリカベ
-
ひだかた ...
自由詩
4*
22-11-28
タイムマシーンにお願い(光速の彗星より)
-
本田憲嵩
自由詩
4
22-11-27
「ウザい野郎になろう」
-
ジム・プ ...
自由詩
1*
22-11-27
※五行歌_四首「大切な悲しみ」
-
こしごえ
自由詩
6*
22-11-26
「貴方と夜と音楽と、について」
-
ジム・プ ...
自由詩
2*
22-11-26
無限の眼
-
ひだかた ...
自由詩
5*
22-11-26
「アイスコーヒーの氷を取りに行くのも億劫な冬の朝」
-
ジム・プ ...
自由詩
2*
22-11-26
「倦怠感と闘って」
-
ジム・プ ...
自由詩
1*
22-11-25
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29