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          - die Doppelschichtstruktur

ナンだ


ナンですか


ナンですって


ナンだろ


うーん、ナンて云うかなー


 ....
脆くも崩れる
未来、
ただ恐怖だけ
在り、

古い夢に目覚めて

終わり 始まり
結び付く地点、

僕たち、始める きっときっと、新たに
「私たちのそれぞれにある魂という命は、
宇宙の魂と今もつながっていると思う」
こう書き出した あなたへの手紙。
何気ない今がうれしくありがたい。
窓からの光を見つめて思い出す
たいせつな気持 ....
自称詩人から
発せられた自称詩が
風に飛び宙を舞って
どこか自称詩人から
ずっと遠いところで
自称詩単独で成立するもんじゃねえんだよ
自称詩は何処まで行っても
自称詩人から切り離されはし ....
歩く時
地面と仲良くなって
見えないペダルを借りた

いつもより高い目線に
希望が泳いでいて
それを捕まえるために
ペダルを漕いだ

憧れる気持ちが
重力に逆らって
紐なんかじゃ ....
いますこし
あなたのかたわらで
あなたのつくる木陰に
わたしをやすめさせてください

かつて
あなたから遠く
遠くはなれていったわたしを
あなたの幹にもたげさせてくだ ....
基本、自称詩には
どんな言葉も使ってはならないのですが
なかでも世界とか宇宙とかは禁句です
そんな言葉に見合うだけの拡がりは
全くありませんし、とどのつまりは
私、思いつきのまま
それらし ....
計画が頭のどこからか
いなくなり
1秒1秒が、ここにくる
あの頃の団長さんが
びちょびちょに肩を組みたいらしく
ああ、あのちび、まだびちょびちょ願ってんだな、となった

今の1秒が、あの ....
ピリピリした歯ブラシを
これでもかと、脇に挟んだ、狭い容器に手で触りきらない夜の掃除機に詰め込む
僕ら、プリントの端に懺悔の様な、なんでこんななんだろ?と潜在意識が思うような
言葉にならない老け ....
あまりに多くの妄想が
僕に眠る暇を奪う
アイロニー 空想を
現実に重ねるせいで
銀行口座の預金額が減るんだ

空を
飛んでみたくて
炎を
放ってみたくて
氷漬けに
してみたくて
 ....
葉は大きくて
枝も太い
ズングリしてる

枝は柔らかい
しなやかとは違って
柔らかい

葉はやさしい緑
薄い緑とは違って
やさしい緑

とても大きな実をつけるので
枝がうんと ....
あの夏が来るね
とつぶやきながら
それはもう
来ないことを知ってる
同じ空じゃないこと
同じ雷雲じゃないこと
同じ夕立じゃないこと
同じ僕たちじゃないこと
あれが初恋ならば
はじけて ....
僕の部屋は世界の一部を切り取ってできた図書館
明るい修道院でフィヨルドの冷たさを内包している

戦争でたくさんの僕が死んでゆく
たくさんの君が失われてゆく

誰も混沌からの道筋を知らない
 ....
粘りつきたわみしなる
巨大なうねり最小の渦

力動は只在り
在るは只力動

湾曲しながら黒々と紡がれ
静かさに浸されていく意味

無意味と無根拠の形造る地平に
盛んに呼応し合う響き ....
何処にも行き着くことはなく
そっと明かりを灯すように
静かに確かに歩んでいる
過程にのみ意味浮かび
繋ぐ意味に花咲き開く
そんなひたむきな営みを
ただただ静かに晒している

(目眩くよ ....
崩れていく、笑み、

私たちは、生きていないのかも知れない、と
日々自答したり、しなかったりしながら、
それでも他人を他人としてみている私は、
それでも生きているのかしら?

(感情の連 ....
安らいでいる
昨夜の疼痛発作、
嘘のように
安らいでいる

街は今、彩り豊かな遠景
浮き上がり消える美の残照
時は静止し息を潜め
奥まる意識に桜の花、
散らす はらはらと

はら ....
あべのハルカス
シャレたビルのフロアを
こんな高いところにもってくるとは

空をオナカにあしらった
こんな素敵なクマさんがいるなんて

みんな落ち着かないよ
落ち着かないよね

ワ ....
順番がきて
名前を呼ばれて立ちあがったけれど
なんて言えばいいのか、なにを言えばいいのか
わからなくって、ぼくはだまったまま
(だまったまま)うつむいて立っていた。

しばら ....
子供のころの
キーホルダーだの
ネジだの
なんだのかんだの詰まったクッキーの缶
実家から

忘れていたかったはずの
好きじゃなかったはずの
子供時代が
悪くないものに思えた

昔 ....
私は死のうと考えて、
まるで朝から夢見るみたいに
一生分の溜息を、呼吸している。

私は誰に対しても場違いで、笑いながらもずぶ濡れで
温かい食べ物と嬉しい抱擁と、私を
絞めて殺してくれる腕 ....
世界が暗いので、相対的に私は明るい

雨だ。一弦を鳴らし、
耳に少し明るすぎる音を確かめて、
朝はもっと暗くあろうと努める

そうしないと、不理解が空を覆い尽くしてしまいそうでしょう

 ....
まぢかに雨の感じる夜

屋根がある
布団がある
申し訳ない気もちになる

雨の強い音が心をうがつ
やむにやまれず
窓を閉める

少しの静寂に居つつ
雨はまだ僕を呼んでいる ....
僕とだめになってよ
僕とだめになってよ
たばこやめるから
こころ忘れるから

僕とだめになってよ
僕とだめになってよ
酒飲むのやめるから
きのう忘れるから

寒くない日はずっと ....
雨は不思議な音楽で、
僕の書物も溶けてしまった

何も知らない暗さの中で……
太陽なんて望みはしない
雨音の中で滲んだ、真っ赤なギター
ギターの音色、粒立ち消えていく世界

僕は母なる ....

みんな遊んでいる。時計台の中で。

表玄関に庭があり、それが道路に溶けていく。
僕はそれを何処までも歩いていった。

結局僕は昔も今も、お風呂に浸ったままだ。
全身が水ぶくれになって ....
傷つけないあなたと
傷つかない私が好きだった
底浅の透き通った水の流れが
昨日の雨で嵩を増して随分と濁っていた
川端に立ってバスを待ちながら
ぼくは水面に映った岸辺の草を見ていた
それはゆらゆらと揺れながら
黄土色の画布に黒く染みていた ....
悲しみよりも大袈裟な

涙を浮かべて泣きましょう。


頬はヒクヒク震えるし

声は掠れてしまうでしょう。

夜の帳が下りるでしょう、

月は静かに笑むでしょう。

あなた ....
空はきらきらとして、綺麗で、寝ている星々までもが、
夜を彼方へと彷徨っているようでした。
何年も、私はボタンを押し続けていましたが、
やがて心臓が止まるほど、物静かな
喚きをあちこちに聴くよう ....
田中教平さんの自由詩おすすめリスト(792)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
弐層構造- 墨晶自由詩2*23-3-28
古い夢- ひだかた ...自由詩4*23-3-28
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magic....s- えこ自由詩223-3-25
ブンタン- 日朗歩野自由詩123-3-23
みっつの渡り- AB(な ...自由詩623-3-23
フィヨルドと地球と弟と- マークア ...自由詩1223-3-23
夜想36〇声- ひだかた ...自由詩423-3-22
永遠(改訂)- ひだかた ...自由詩623-3-22
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安らぎの時- ひだかた ...自由詩7*23-3-21
あべのハルカス- 日朗歩野自由詩123-3-21
四月になると- 田中宏輔自由詩16*23-3-20
- 日朗歩野自由詩223-3-18
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まだ雨が呼んでいる- シホ.N自由詩423-3-18
more_easy_action- 竜門勇気自由詩2*23-3-18
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science_fiction- mizunomadoka自由詩823-3-14
高野川- 田中宏輔自由詩16*23-3-13
浪漫のうた- 秋葉竹自由詩423-3-12
- 由比良 ...自由詩223-3-12

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