どうしようもなく疲れてしまって
人間をやめたくなる気分とか
眠ったままもう二度と起きなくてもいいという覚悟のために
心残りに
いま 
すべてを注ごうか

私が手を離さなければ
私が目を ....
先生を探しています


親のでもなく 夫婦のでもない

友のでもなく 隣人のでもない

わたしを愛してくれる先生です

誰にも他にも

眼差しを向けず

そらさず

わた ....
とりあえず
今日の面倒は済んだので
自傷でもなく
自慰にも飽きた今夜
これから何をしたものかと考え
無造作に置いてあった経済新聞を見る
いろんな専門書があるものだ
この職業には
こんな ....
わたしは

そのうち猫が飼いたいのですが

あの人は 寂しがりやなので

犬がほしいと言ったのです

わたしは 寂しい家がすきなので

犬がいる生活は

気持ちが散漫です

 ....
風呂が好きと言っていたから

たくさん人が来る銭湯は
家族で行きたくなかった

こんな場所で
あなたに逢いたくないし

あなたも
ゆるんでるときにバッタリは嫌じゃないかな

わた ....
『ありがとう』


せめてもの ご恩がえしと思ったんですけど

あなたは しわ枯れた手で

それすら私にかえして

帰るときには いつも

余るほどか 

±0にしてくれるん ....
ええと、

いつの間にか 物覚えが悪くなり、

それは多分、

以前、携帯メールを待ちすぎて とか、

頬杖をついて 

パソコン画面をボーッと見ていて

頭もボーッとなること ....
俺のために 髪を切らないでと言うあなた

あなただから そう言われて嬉しい


普通の男なんて みんな

結局 同じと思うけれど

切らないの? と聞く残酷さに

普通の男は 
 ....
この中って、どうなってんだろう

どいつが開けたのかな

こんな穴

なんで こんなとこ入りたいのかな

猫って

あいつ 鼠つかまえないのに

スズメ捕るなんて

案外
 ....
このまるいの かわいいね
なんで こんなとこにぽつんと 生えてんの?

親子みたい
うちにも 植えたいな



これ
木じゃないんだ!?
一年でおわりなの?

ふーん..
 ....
そうか..

まだ 24時間経っていないのね

こんな見出しじゃ

道の看板かしら


身体中が 痛いのよ

特に腰が 

固まって おばあさんみたいなの

髪の毛だけ  ....
かあちゃん                         祭り見ねぇで    
ごごに 帰っから  

あおとうがらし             心臓止まるくらい            辛かったけど  ....
それが云いたくて


いつまでも それが云えなくて


眠れない



「おやすみ」
あたし

なんで
あたしに生まれてきたんだろ

そんなに
前に悪いことしたんかなぁ..


それとも
まだマシなんかな

あたし
かあちゃん                         

祭り見ねぇで ごごに 帰っから  


あおとうがらし             
心臓止まるくらい            
 ....
微かに風が流れる

この部屋は寒いから

暖めて 

少しでも長く

この時の中にいたいから

「温めて 私を」と

誰にすがる言葉

幾つも泡になって消えて

どこま ....
逢いたい人には 逢えなくて

ずっとは 続かなくて

気持ちは 届かなくて

お預けと 我慢ばかり...


凍った月を食べる

パリッ..


        (2004 ....
わたしの好きなお月様は

すれ違い

先に明日にいってしまったので

わたしは一人で  

ただひとつ星を眺めています

この夜がやさしくて

手を離すのが 

いやで仕方 ....
泣いたら 

あなたが困るだろうから

あなたの前では泣きません

泣いたら

滲めな顔を見せるから

見っとも無いので泣きません

だけど今夜は

満ちることのない涙の壺 ....
お願いがあります


いちどだけ

貴方を 

抱かせてください


ただ 

触れさせて

なにも きかず

なにも 語らず

その腕の中

人形を抱くように ....
月があかるくて

夜空は

いつか見た

君の瞳の奥のように

蒼く澄んでいる

わたしの寒い背中に

君の暖かい体温をください

そして

頭をつつみ込むように

 ....
あなたの玩具箱から

逃げ出したいと思う

このまま 

古いもの 新しいものに 

埋もれていくのは

嫌なんです

なぐさめてくれるお人形は

ひとつぐらい

どこ ....
夜にも鳴いてるカッコウの

しずけさ際に 

ぼんやり燈す 薄明かり

ひたすらに 

貴方の走らすペンの音

背中にそっと 触れたいけれど

厳しい横顔 

もうしばらく ....
銀紙を たくさん砕いてるよ

もう ずいぶんたまったよ

今日は よく晴れた日だったね

君を呼び出して

あの 高い橋の上から

砕いた銀紙を ばら蒔くよ

君に見せたいから ....
彼は

また「逢いたい」と言ってくれるだろうか


もう 

何度目だろう彼と会ったのは

6、7回は会っているだろうと思う


これは 

俗に云う「密会」


そ ....
切り離された臓器の傍らであなたが眠っている

ちからなく

まだこちらに戻ってこない意識


真っ直ぐに伸びる廊下の向こう
夕日が熟れた色で光っていて
あの世へ行く道みたいだった
 ....
のうぜんかつらはからまるの

のうぜんかつらはからみつき きにからみつき

いつかじぶんがきになるの


あの樹の下で抱きました

背に腕まわし触れました

確かに刻む鼓動の音を ....
「逢いたい」という言葉ひとつで川を渡る

私は

腰まで浸かる深さに少し不安を抱きながらも進んでいく

幸いにも 

晴れた日の水の流れは穏やかで

こころ乱す喧騒のない水音だけに ....
「今日のような月は 何と言うのですか」

そんな話を 

そんな

生きるのに さして必要も無いような話を

私は好んでいるのかもしれないですね


だって

苦しいじゃな ....
ミルキーの紙包みがすきで

ミルキーの白いのもすきで

ミルキーのミルク味も病み付きで つづけて四つ食べた

なぜか 

ミルキーのことが気になって どうしても

でもないけれど
 ....
蒼木りん(846)
タイトル カテゴリ Point 日付
明日思い出そう未詩・独白1*04/8/23 23:59
愛する先生自由詩3*04/8/23 1:35
独吐く未詩・独白3*04/8/23 0:23
疎通しない未詩・独白2*04/8/22 0:31
休日携帯写真+ ...1*04/8/21 23:18
思い携帯写真+ ...4*04/8/21 17:45
きんきょう未詩・独白2*04/8/20 7:12
だめ自由詩0*04/8/19 1:22
入り口携帯写真+ ...1*04/8/18 23:15
まるい携帯写真+ ...4*04/8/18 16:24
独り語り未詩・独白2*04/8/18 0:25
「かえる」携帯写真+ ...4*04/8/17 9:09
「おやすみ」未詩・独白004/8/17 2:11
あたし携帯写真+ ...1*04/8/17 1:57
「かえる」携帯写真+ ...3*04/8/17 0:24
水槽の部屋 自由詩2*04/8/12 18:51
つめたい..自由詩1*04/8/12 18:49
一人夜自由詩3*04/8/12 18:47
泣く自由詩2*04/8/11 1:41
お別れ自由詩0*04/8/11 1:39
十三夜自由詩0*04/8/11 1:37
お気に入り自由詩3*04/8/9 23:09
恋歌膝枕[group]自由詩2*04/8/9 23:05
銀紙自由詩2*04/8/9 23:03
はいけい未詩・独白2*04/8/8 23:23
麻酔未詩・独白4*04/8/7 0:10
凌霄花自由詩2*04/8/1 0:29
眩暈自由詩1*04/7/30 22:55
おんじょうの人未詩・独白2*04/7/28 17:47
ミルキーを噛みながら未詩・独白2*04/7/27 23:34

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