歯科医院にクラッシックが流れる

私の歯が治されていく
削られて型をとられて
蓋をされて

次回
型とったのをを入れますね

そうですか
ありがとうございます

ヴァイウォリン ....
有頂天の
天に
頭をぶつけて
いつも
落っこちます
大人の塗り絵
色鉛筆は
木のじゃなくちゃだめさ

わたしが絵を描くのをやめたころ
色鉛筆は
みんな子どもにやったのさ

塗り絵の風景画は
なくなりつつある田舎の風景で
あったとして ....
残高を見て
笑ってしまった

昼寝をして
梅雨明けと思われる
青空のまだら模様を見てる

日焼け止めをぬるのを忘れた
ペディキュアもぬっていない
除毛もしていない
わたしは
毛の ....
あたしよりダサイきみに
運動不足だと笑われて
ムカ つく
けど隠す

確かに
歩くと太ももの肉が重いさ
全身運動汗水たらしたら
500mlの水のみ干して
眠れるだけ眠りたい

騙 ....
こんにちは
なめくじ
イカの塩辛じゃないんだね

きみがもし
飛んだら
恐怖

生ものだから
でんでんむしじゃないから
はだいろだから

なめくじら
なめくじり
なめくじる ....
釈明はもうたくさん
閉じこもり
かたつむり
夏の身体になれないまま
靴下を履いてねむる

囲いのない
実家の庭の花はどれも美しく
囲わなければならない
わたし達の家は
自己満足
 ....
IN MY LIFE

お元気ですか

ときめいた季節は過ぎて
あの
真っ青な空があったことすら
忘れてしまうほど
ずいぶんと
私等は
目の前のことにのみ囚われすぎですね

い ....
ここにいるひとが
もしか
あのひとだったらと考えると
笑えるけれど
そんなわけも無いだろう
いくらなんでも

でも
こんなにたくさんいるんだもの
一人くらい
近いひとがいるかもしれ ....
鞄に付いた鈴を鳴らして
いそいそ
歩いてゆく人の気配を感じながら
わたしは
こんなことは後で打ち込めばいいかなと思う
そう思いながら
忘れないうちにと打っている
とても横になりたいくらい ....
当てが外れた日曜日

キミという人物に


わたしは

また放浪の旅人だ


明日は

海の日だそう


ヒグラシが鳴かないことに

誰もまだ気づかない


た ....
ピアノは
閉じたまま

あの人さえ
わかってくれないんですよ


行きたいほうへ
向かせてもらえない
いつだって
わたしの肩をつかんで
行きたくない方へ向かされる
それが当たり ....
夜を嘗めたい気分
代わりに
ビールを飲み干して
なんだか
塩味が足りない

人間らしく
泳いだり炎天下
汗水をたらしたり
日射病になったりできないので
空想を
お披露目する

 ....
月がどこに出ているのかも
今日は満月なのかも
どうでもいいような暮らしも
それでよいのならいいのかもしれない

同感
同調
こころが向く
話に耳を傾ける
その人の世界を訪問する

 ....
たしか
二年ぐらい
キスなんかしていないので
そろそろしてもいいかな
と思い
相手を募集したい
けれど
声に出して言うこともできず
しらふでは無理で
こっちも相手も
択ぶ権利はある ....
口をつぐむ

ちゃんと話を聞いてくれる人いないから



あっちから

こっちから

のびる糸

引っぱってより合せ

不恰好な糸つむぐ



近寄らないから

 ....
忙しくても退屈で
挫折したくても
笑われるのが悔しいから
痩せ細ってみようかと思う

料理番組でも見て勉強したい
三食のメニュー
片手間には難しい
おざなりなおざり

窓から雨
 ....
あくびをかりて
なみだが
ポロン

ティッシュで拭って
なんでもない
たくさんの思考の間に挟まってくるもの

君が
私の知らない場面での
面白そうな企みを
どんなに楽しそうに喋っても
私はぜんぜん楽しめない

わかるかい?
逆の立場だったら
そう思う ....
夜行性なのか
夜になると元気になる婆が
大声で機嫌よくも
喚く濁声
お盆を過ぎたころ
わたし
静かになった田舎に帰省します
電気も水道も
惜しみなく使われて
堪え性もなく
計画性も ....
家になんか
帰りたくない
親も子も
夫もカエリミズ
わたしは
君と
棚卸がしたいんだ

だけど
世間が許しちゃくれない
観音様は
お見通し
岸を離れた船は
戻らない

6 ....
ここは人の気配がするので
うろうろしているけれどそれに気づかれもせず
時間切れまでいることができます
ここは生きているので
植物のふりでもしていれば安全で
死んでいる所には
ほとんどの人は ....
最近は
ちゃんと話をした人がいないから
今日の君の相槌が
何度も思い出せて
いまは
泣きたくなるよ

さっき
眩暈がしたんだ
血圧が下がったみたい
よくわからないけど
マイナスの ....
いつまでもそばに置けない
縫いぐるみは
いつか別れなければ
ならないから
わたしの見ていない場所で
燃してください

お願い
捨てないで
燃してください

お別れは
跡形もなく
三階の音楽室から一階の
5組の教室を見てた
廊下の向こうの
窓際の席
隣の娘とじゃれてる君がいた
いやだった

わたしが
どんなにきれいな声で歌っても
君のこころに響かない
なんで ....
言いたいことはたくさんあるけれど

いちばんは
あなたの顔がつまらない

あなたがつまらない

あなたと
あなたからつながる人たちの
どうしようもない業に巻き込まれて
いい迷惑です ....
血圧の
どのくらいが正常範囲かも知らないけれど
私の体温の
37度2分が微熱なことはわかる

もしかして
雨が降ってきた

ご飯を作る係り
掃除の係り
洗濯の係り
任務は遂行せよ ....
0:00を見てしまった私の
明日は重たいだろう
お疲れさま
滋養強壮ドリンクは用意してある
あとは
ブドウ糖
3000円の当たりくじ
これが現状の評価

浮き輪ひとつの遠泳は
これ ....
そうか

さんまは
頭としっぽを落としてから焼けばいいのか

得な性格でよかった
わたし

米は
ぴかぴかになるまで磨ぐから
怪訝な顔される

だって
炊き上がりがきれいで
 ....
お人形のように光る私の毛

友達という言葉が
薄ら寒い背中
どこか
遠い町の観覧車
危うい鉄骨の錆色

ごめんなさい
人肌は
暗い布団の中でだけ
青いワンピースは
もう着れない ....
蒼木りん(846)
タイトル カテゴリ Point 日付
弱点未詩・独白206/8/2 16:18
はんせい未詩・独白106/7/29 23:38
大人の塗り絵未詩・独白406/7/29 0:58
冷房は天国未詩・独白206/7/27 0:42
ピンク縁のメガネちゃん未詩・独白106/7/26 9:01
くじら未詩・独白206/7/25 0:49
ラベンダー未詩・独白306/7/24 0:15
いんまいらいふ未詩・独白306/7/23 0:14
こんばんは未詩・独白206/7/21 23:18
ガス切れ未詩・独白306/7/20 23:48
火曜日はずっと眠る未詩・独白206/7/17 1:29
わたしは他人未詩・独白306/7/16 0:32
今宵も未詩・独白306/7/15 0:08
麦茶未詩・独白406/7/13 23:38
7月未詩・独白506/7/12 1:12
つぐむ未詩・独白306/7/9 0:37
ほっといてかまって未詩・独白306/7/7 0:08
なんでもないよ未詩・独白606/7/5 7:47
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初夏の夜はいつまでも宵未詩・独白006/6/12 23:21
夕暮れ未詩・独白206/6/10 23:37

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