午前4時215分かえるに混ざって
スズメの声を確かに聞いた
隣家のだえかは壁を蹴ったか
3分後には車の音も
走り去った
誰を何を載せて
さよならよりも永遠の 気が ....
長電話暇人ふたり秋うらら
秋暑しショートカットの擦れ違ふ
花の色うすむらさきよ枸杞の実の
秋涼や居心地のよき風の中
責任取ってくれる~?
と聞かれてあまり意味が分からなく
あ、これはプロポーズだったのだと
しかし性交渉があったわけでもない
僕はとんちんかんな答えをした
己の人生の責任を取るのは己だ ....
Aさんは
ぼくよりいくつか歳上の事務員さん。
あれもこれも
うまくできないこのポンコツを、
見放さないでいてくれる。
「こうした方がいいですよ」と、
さりげなくアドバイスをくれる。 ....
ことばのひかりのおびにつつまれ
どこにいくのかいくえしらずのままに
ひびきたえずたえぬままあたたかなぬくもり
握り返して来る最後に吐いた 、あなたの息
恋芽生えても花を望むまいほのかな思いのままが身の丈
強がりを組み立て終わり終わらなくても終わったと消したアドレス
昨日見てない虹でした明日もまた見たいものです出さない手紙
その人と交 ....
時計の針を巻き戻して
やるべきことを
やり直してみる
いないはずのきみが
隣でコルトレーンを聴きながら
うつらうつらしている
頬にそっと手を寄せ
温もりを確かめる
どうして ....
夜遠く日ぁりばかりを掴む夢見てさめざめと淹れるコーヒー
眠れずに母を忘れるあの赤子握った掌 、舞う明日を知らずに
手を伸ばす届届と明日へと昨日の未練束の間もなく
日の暮れ手空の鈍色 ....
誓いの言葉はあてにならない
フィクサーのプリザーブドフラワー
生花じゃなかった
セピア色してデジャヴを誘う
腐れた人脈派閥パリピ全て
嘘と金と権力の渦全て
加工された花は握りつぶして
....
朝の空気が変わった
目覚めるとついつい毛布をかぶってしまう
いつの間にこんなに寒くなった
連絡もなしで冷やさないで
太陽の光がすきまから差し込む
葉につた ....
○「早期発見」
早期発見が早期完治につながれば
ラッキーだが
そうとはかぎらない
早期発見で
病と向き合う時間が長くなる
早期発見で
死と向き合う時間が長くなる
また治療費も嵩む
....
エディプスコンプレックス
裏がみえみえの価値観
溝を深めるだけの人生訓
とてもじゃないが軽すぎる
非言語化の着想からの思いつき
闘病生活の長かった実父と
長く語り合った記憶が
....
海の中で泳ぐ魚は、素敵だな
まるで空に浮かぶお星様のよう
生きる迷宮達は、ミステリオーソのドアを開けたら、どこへ向かうのか?
椅子に座って落ち着ける人は、素敵だな
思考する魚は人の話を聞くとい ....
めためたに仕事できなくって
吐きそうで
充血して
帰り
画面のむこうの娘にはさんざん怒られる
あとで
少し泣く
シンクにそのままの
ペットボトルのラベルを今日は十三枚やっとはいだ
....
蛇口から
スーッと水が流れ落ちている
キラキラ光る糸のよう
でも
それが理由という訳じゃない
それをわたしの骨は知っている
雪の冷たさを知らなかったころ
雪は甘い ....
裁判所からの帰り、
そろそろ終わりにしてもいいと言われ、
――
1
雲が浮き上がっていく、氷の映る場所は、どこも陸の孤島で、
階段を上るごとに、足音が暖かく身体を包んでいく、
雪が ....
終えたい理由もなく今日が終わる
月が昇らない夜を見ている
空っぽの冷蔵庫を冷やし続けるようで
ただ消耗していく心
今日すれ違ったものはなんだろうか
他人の欲望 隣人の希望
....
声を、私の耳に届ける
明日はきっと笑ってね
いつか気を失っていてうつつに戻ったら
春の桜の頃人あっていて
私は頬を真っ赤にしながら
並木道をジョギングしていた
明日 ....
すべて色褪せ消えて
至高の想いだけ
思考し続け渦巻いて
この今にとぐろ巻き
恐れることなかれ
揺るぐことなかれ
すべて破壊され
また生まれ始まりいく
と 、
今に至り中程を
....
素晴らしい日々をありがとうござありがとうございました僕はどこまで行けるだろうか
あの日あのとき僕は決して忘れない忘れようも無い君を失った六月二十九日を
もう帰ることのできない夢が満ちて今日 ....
*人生の勝者は
金持ちでもエリートでもなく
元気な人である
老いてみてよくわかる
*マインドコントロール
溺愛と拒否
*雀は1羽で生きている
巣立ちしてから
自分で餌をさがし命 ....
帰り道
ずっと今日のことを頭に巡らせた
君が差し出した手を
ギュッと握った
君は握ることなく
差し出したまま
思い切り握ってしまったことが
良くなかったのではないかとか
でも手を差し出 ....
朧夜の思い裏腹くっきりと顫える明日の爽快な空
泣き腫らしそれでも明日の靴を今磨いています頑張っています
青空を覚えぬ五つの日になぜか四季はそれぞれに掴んでいた掌
年に4冊届く本には先 ....
高い天井
大きな窓
シャンデリアが吊られた豪華な部屋
夢の中の浮遊感にたゆたい
私は目を細める
右には
ダークスーツを着た男性が
チラチラとこちらをみて
ときおり静かに ....
帰宅途中の
夕焼け大焼け
歩み進む人たる私に
余りに余りにも物凄過ぎて
深紅に染まり呑み込まれ
なのに未だ森の木々たち
黙々泰然自若大地に根付き
、
けれども帰宅し
瞑目 ....
北西風の遊ぶ中
太陽が西の涯に向かって歩き出した
あなたはいってしまい私は取り残されて
いつまでもあの日の白煙を忘れない
私の目が
悲しい
その思いを
どこにしまったら良 ....
春の庭の埠頭を開けた
満開の幸せがたゆたう
遠国が見えた
遠い国である
誰にだって敷かれたレールなんてない
渦中にいればわからない事だってある
春の庭は夢
足元はここ
....
そっと踏みいる、それへの入り口。プールサイドの縁に紺いろの靴下を濡らす。夏の制服姿の少女が夏の制服姿のまま水色のプールの中へと入ってゆく。やがて肩の上から頭のてっぺんまでをも水色の水鏡へとゆっくりと沈 ....
「どうでもいいよ」
終われば
始まる
何かが
こころで
立ち尽くしている
なぜ
こころがここにあるから
何も恐れることはない 思えば
こころは自由
こころは無限
こころは私
....
(…)物哀しげな空には雲一つなく、大地はまさにわれらが主イエス・キリストに倣って吐息をついているかに見えた。そのような陽光のみちあふれる、物哀しい朝には、わたしはいつも予感するのである。つまり自分が天 ....
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