凍える星たちを白い息がつつむ
わたしは再びわたしの夢を抱き寄せた
口から口へ息を吹き込んだ
ことばには肉体という壁がなかったから
あれはいつの春だったろう蝶が花に恋をしたのは
蜜を味わう前だ ....
誰も居ない部屋で時計だけが時を刻んでいる
カレンダーはあの日のままあの日の予定がピンにとまる
埃舞うように降る初雪
雪のかそけき言葉水たまりに濁る
桃の花、と思えば小さな紙袋が ....
動物園の隣に都会ができた
都会は色彩にあふれ賑やかだった
動物園に雨が降れば
都会にも雨が降った
都会に春がくれば
動物園の桜もきれいに咲いた
塀や樹木に遮られて
動物は都会の様 ....
ダークヒーローと
いうものが
ピカピカ光り輝いていた時代があった
いまは
どうなんだろう
それでも正しい叛逆の在り方と
それへの恥ずかしながらの憧憬を
たっぷりと想っているの ....
枯れた枝をゆする風が
夢を失くした鉛色の砂を運ぶ
砂は吹き溜まりに積もり
赤いガラスの粒が、
虫の死骸や
いつかの木の実、
藁、
埃や毛玉とともに絡まる
やがて畦道を転が ....
詩人が忌み嫌うコートを着て
階段を一段一段叩き割った
半ば強引に
帽子を少し直す
そのわずかな時間の
字数一万字
夕闇気味の
しずかなふるさとのちいさな町を歩く
暗い山が
間近に覆い被って来る
灯りの点きはじめた家家に
砂を舞わすように
吹くは歳を経た古びた微風
振り返るひととてなく
いつ ....
+
目のまえからきえちゃえ、そんな想いのしあわせなんて、なければいい。まっくらで暗い暗いいいながらも、電気もつけずにひとりきり泣いているみたいだね。
◯
ぼくは生まれついて、いな ....
野蛮極悪の極み
未だ時として暴れ
魅入られながらも
野生の荒ぶる明るみ
意識の光り輝きに
蓮華炸裂する本能の
地下へ更なる高みへと
光り輝く意識で照射させ
想起の途を遡行しながら
....
雨降りは本当は大嫌い
だけど
あなたと会うときの
雨は大好き
一つの傘に包まれ
肩と肩が触れ
一つになれる
一つの私たちだけの
空間が揺れ歩く
声がする
オレンジ色を帯びた
ベージュの声がする
まだ微睡みが
解け切らないまま
声を返す
ライム色を帯びた
グレーの声を返す
一日が動き出す
声が始まる
....
恐るべきは
地球外生命体より
地球内生命体
欲の剥き出し
粘着質な涎が
蜘蛛の巣みたい
その間をすり抜けて
荒野を行く
ただ素朴に生きることが
難しい時代に
{ ....
いずこより、辿りつき
ひとは、来て、
ひとは、生き、
ひとは、果て、
ひとは、ゆき、
ひとは、死ぬ、
ひとは、笑い、
いずこかへ、消えてゆく
それが消えそうだけど
....
笑うこと
できないほどのどしゃ降りに
濡れて歩いた諦めの夜
ケラケラと
大笑いしてスキップし
街で踊るあの子をみていた
ぼんやりと
走るその子を目で追った
....
近年、日本の現代詩は「衰退した」「読まれなくなった」と繰り返し語られてきた。しかし本稿は、この通念に異議を唱える立場を取る。問題は詩的言語そのものの力の消失ではなく、詩が機能する社会的・制度的な場の ....
私の頭は終わりのないルービックキューブ
ピタッとハマる瞬間を探している
朝起きて、服を着てピタッ
顔洗い、飯食ってピタッ
話して、落ち着いてピタッ
腑に落ちて、納得し続けることで、落 ....
+
ぼくちんは、シナモロールに似ているらしい。盲信してシナモンねまきに袖をとおす。近頃のロールはポチャッコと一緒にお仕事しているところをよくみかける。ふたりとも爽やかな美少年系のサンリオのキャ ....
起こることの
起こるべくして起き
この地この営みに
時代の去来もたらし
冬に凍える墓石こつこつと埋め
透きとほる哀しみ残響最中にも
内なる宇宙の想い不断に在らしめて
私の ....
II. You do not know what you are asking.
第Ⅱ章のタイトルは、MATTHEW 20.22 "You do not know what y ....
クリスマスイブは雨で
実家に向かって車を走らせていた
家にはもう誰もいない
家じまいの片づけをしに行く
ああそう言えばクリスマスだなと思い
真っ赤なお鼻のーって歌いながら運転した
....
神様の絵筆からこぼれ落ちた
茜色にあやされて
泣きそうになるのを
子供らしい頬のあどけなさに
家路に背を向けたことなかった
鳥の立つ空を見上げながら
本当は自力で
....
サンタのふりした
あなたから受け取った腕時計
どこにやってしまったのだろう
大切にしていたはずなのに
いつの間に失くしていた
思い出が胸をノックしている
記憶の断片がチクリと刺さる
....
各フロアごとに
さまざまな物語の世界を展開する
雲を突き抜け、天を突き抜ける
高くおおきな塔がある
神さまの国さえ
はるか眼下にみおろす塔
ひとだけが、なぜ
クリス ....
○「思い上がり」
思い上がってはいけない
分に応じたことを
考え
分に応じたことを
やっていけば
心安らかなり
反省
反省
○「昭和時代」
大人たちは
「働いて働いて働いて」 ....
窓際に置いた観葉レタスの
ほぼカモメのようなかたちをした穴からみえる雪原に
ぽつんと丸形郵便ポストがひとつ立っている
次の朝
ほぼボンネットバスにみえる小さな穴が
ほぼカモメにみえる穴の横に ....
サンタさんもう帰っちゃった?
プレゼントのぬいぐるみを抱えて
娘が下りてくる
テーブルのミルクとビスケット
サンタさんお腹いっぱいだから、これはレナが食べてだって
一緒に食べよっか? ....
+
体調がいいときはお風呂あがりぽかぽかしている。湯ぶねのなかのうすい眠気。暖房の温度を18°に設定。お布団のそばにティーがあって。柔らかい孤独は打ちひしがれるかたちでない。クリスマスそばにい ....
こんなにしあわせな灯りの
クリスマスは久しぶりだな
一度まっくろになった
浮かれられない時代を過ぎて
イルミネーション界隈も
すっかり元気を取り戻して
神さまに祈りを捧げる時間がや ....
サバンナの夢を観る
じかんほどけて
とけていきながら
大草原に身を潜め
自分の居場所
改め探し求めて
ひろやかひらがる
くさはらの
うなりよせる
ひかりのなみたち
おくまでずっ ....
腐った無邪気が口角を上げた
未来をゴミ屑にしようとしている
どこに希望をもてばいい
次から次へと顔を出すモグラに
なす術もなく失望している
間違いだらけの選択が
止められない運命を招く ....
花野誉さんのおすすめリスト
(2175)
タイトル
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カテゴリ
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夜姫(よき)_わたしが愛したA|へ
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ただのみ ...
自由詩
6*
25-12-27
2025年さようなら
-
紅茶猫
自由詩
3*
25-12-27
喧騒
-
たもつ
自由詩
8
25-12-27
沈む夕陽をみていたふるさと
-
秋葉竹
自由詩
2
25-12-27
つち色のうた
-
atsuchan69
自由詩
16*
25-12-27
字数一万字
-
紅茶猫
自由詩
3*
25-12-26
恋しくて
-
秋葉竹
自由詩
2
25-12-26
きみのことがだいすき
-
あなたは ...
散文(批評 ...
5*
25-12-26
エーテルヌース──2026に向けて
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-12-26
愛々傘
-
多賀良ヒ ...
自由詩
1
25-12-26
声
-
夏井椋也
自由詩
9
25-12-26
Wilderness
-
海
自由詩
6
25-12-26
ケ・セラ・セラ
-
秋葉竹
自由詩
3
25-12-26
スカーレット《改》
-
秋葉竹
自由詩
3
25-12-26
詩は衰退したのではなく、移動した――日本詩歌ジャンルの制度と ...
-
atsuchan69
散文(批評 ...
14+*
25-12-26
人生は、終わりなきルービックキューブ
-
鏡ミラー ...
自由詩
5*
25-12-26
クリスマスの生まれたとき
-
あなたは ...
散文(批評 ...
3*
25-12-25
クリスマスケーキと君と
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-12-25
Notes_on_The_Wasteless_Land.Ⅱ
-
田中宏輔 ...
自由詩
15
25-12-25
トナカイ
-
ガト
自由詩
3*
25-12-25
屋根の下__青風
-
エヴァル ...
自由詩
11
25-12-25
薄情
-
海
自由詩
8*
25-12-25
無限の恋しい世界
-
秋葉竹
自由詩
3
25-12-25
独り言12.25
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zenyama太 ...
自由詩
6*
25-12-25
ミセス・クロース(ほぼ改訂版)
-
室町 礼
自由詩
4*
25-12-25
メリークリスマス
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mizunomadoka
自由詩
5
25-12-25
クリスマスそばにいるよ
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あなたは ...
散文(批評 ...
4*
25-12-24
クリスマス⭐︎イブ
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秋葉竹
自由詩
3
25-12-24
アストラル流
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ひだかた ...
自由詩
5
25-12-24
腐った無邪気
-
海
自由詩
4
25-12-24
1
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