崩壊し構築しまた崩壊し
渦巻く意識の視界の
奥深く沈み込みながら
より明るみ明るまされ
照らされ浮き出す光道の
明日にだけ向かい伸び拡がり
この肉身の今にも崩壊し構築され
何れ完璧に滅び ....
秋というのは 死の匂いがかすかに漂い始める季節
そういえば 私の右目も死につつあります
光は来る けれど 深く沈むように
匂うように闇が染み渡る
枯れゆく広葉樹の葉の裏に
荒ぶる海の影が揺れ ....
地下鉄に乗ると心踊ることもある
今私が読んでいる本と同じ本を読む男性が
私が座る席の目の前に立っている
歳の頃は五十代半ばといったところか
白髪混じりの髪を短く刈り上げ
少しヨレヨレの白シャ ....
左手首に残る掻き傷の赤く腫れたる筋
三角の爪の痕が
薄らと桜桃のように熟れて浮かび上がる
外気に触れるたび僅かな痒みと痛みが
己が存在を知らしめる
楽しめ♪

その時その時
いのちを楽しみたい。
いつかいずれどの道絶対
終わることが出来るのだから
生きられるだけ
とことん生きてやるぞ

いのちはいのちのために言う
そうだ  ....
体を冷やす季節が
寂しさを連れてくる
風が頬を撫でる
鼻先で揺れる金木犀の香り

涙が乾いていく
不思議

仄かな灯りのように
私を照らす金木犀
心が揺れても
風と共に明日へ行く ....
○「脳にだまされるな」
預金をおろしに行こうとしたら
ワイフがキャッシュカードが
みつからないという
何回財布の中をさがしても
みつからないという
あなたに預けていない?ともいう
そのう ....
右、心房に届く
夜明けの海を
寄せては返す
ブランコたち
知らない
光の
所在なんて

笑う唇の端に
救急車のサイレン
初めてキャベツを
買った日の静けさ
何も無い
 ....
降ってきた
背筋にどすんと重み持ち
僕の母親いきなり降って来た

真夜中のまん真ん中で
避けようもなく
この同仕様も無い重み

どすん 、どすん

そうして兄貴も親父も
ぼんやり ....
 宮目に少なくとも毒はないらしい色とのあどばいす
私の顔立ちを思ってのこと

とにかくお前は黙っていろとのアドバイスは

男友達からしばしばもらっていた

ちゃんと頷く。  そしてみんな ....
言霊って
あるよね
言葉の
いのちは
こころ次第





 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
   五行歌には、本来、タイトルは付けません。
   しかし、自作の ....
神の遣いの皮を剥いで
仮面にして被った
私が私になれないのは
mom、あなたのせい

私より先に病まないで
病めなくなって
離れられなくもなって
可哀想な私

何のために生きている ....
 ソニアは悲鳴をやめ、しわくちゃになったシーツを引っぱり上げて台なしになった魅力を隠すと、みっともなくのどを鳴らして悲劇的な表現に熱中しはじめた。ぼくはものめずらしい気持で彼女を仔細に眺めたが、それは .... 見失った

時に一体何ほどのものがあるのか

先ほどから少女が現れては立ち去ってゆく

それこそ命懸けの眼差しで訴えては  やがて悲しそうに

というよりは私が

邪険に   冷酷 ....
夏が終わっても
波打ち際の闘い滔々
オトコのオンナの
それぞれの輪郭
互い際立たせ
タマシイの
自らを生み出した優しさ厳しさ
知らぬうちにごちゃ混ぜ煮込み

(昨夜は寒い寒い一夜だっ ....
○「偽情報」
僕は
正しいかよりも
自分の見たいものを見
信じたいものを信じている

○「ネット犯罪」
スマホを持つなら
免許か一定の研修を義務づけることが
必要ではないか
ただ注 ....
夕立
つるべはしぐれ
指先

防風、防水、防寒手袋
きみが忘れた公園も
ひぐれも時間も半袖も

スニーカーだけ走り出して
追いつけなくなる

撤去された
ジャングルジムと砂場
 ....
誰もいない 焼け跡の 歩く
その 田んぼの先の この
光る街をジープがどこまでも走る
特に誰がいるわけでもない


戦車の進むように そして
行く 自転車で
何も そして 僕は
特に ....
もっとお金があれば
幸せになれるはず

もっとお金があれば
惨めな想いもせずに済む

この身の鱗を
醜いとお想いなら
裏も表もない

嫌っていただいてけっこうよ

ただ ....
あなたの手のやわらかさを
表現することばが見当たらない
まるで世界が瞬きをしているみたいだ
シナプスのきらめきが脳内をかすめて

墜落する飛行機のニュースを見ながら

この夜が終わらなけれ ....
水草の
 根のむすぼれる泥深く
眠る{ルビ白骨=しらほね}
  うつつを夢む

ひろわれた
 翡翠のような沈黙を
胎児はのぼる
  影をまとって

朝日差し
 八重の{ルビ蓮花色 ....
神様がくれた超能力の使い方
誰も教えてくれないから
自分でいろいろ試してみた
一番簡単だったのが
テレパシーだったから
おどろかそうと思って
ちょっと使ってみた

君に伝われ伝われ
 ....
老いてなお棘は鋭き庭の柚子

茹で秋刀魚美味し 備前の皿の肌

くたびれたヒートテックや冬隣

柚子紅茶 新聞ちらしユニクロの

納豆チーズトーストよ かくありき

アンサリーの唄 ....
*「人は人 自分は自分」
僕はこの言葉が好きだ

*女性総理ついに誕生!
日本も大きく変わってきている
地域の自治会長も女性になってほしい

*年よりは
人のことよりも
自分のことに ....
戻っていきながら進んでいく

今をみれば百一歳の石っころへ硬化し
見ず知らずの人に蹴飛ばされては
しなやかに躍動する天空の放物線なし

人生に水を愛情を捧げ遣りながら

青く濃くなる天 ....
初のページは何度も捲ってきたはずなのにそこに綴る物語はあったのだろうか



昨年は何をしていたのか
一昨年はどこにいたのだろうか

モヤに隠れて自分の腕が見つからない


咲いて ....
知られない小夜の舞い降りて
今日を知らずにまた暮らすけど

本当の心はひた隠しにして

本当は今日にms見れている


生きなれず   棲み慣れず


わかりませんを  繰り返し ....
金木犀がたった数日でいなくなった公園で
わたしたちはどんぐり拾いをした
ここにも
そこにも
あっちにも
おいで、おいでと
どんぐりがわたしたちを呼ぶから
キミのズボンのポケットはすぐにい ....
山を登らず貫通しようとした
暗闇のトンネルの中で
出口が見つからないまま
時間の感覚を失った

現在地も見失った
位置情報がオンにならない
精神年齢がわからない
自分が誰かもわからない ....
街路灯に恋したらしいサルスベリがあって
幹はもう真っ直ぐぬは戻れないだろう

とわたしなどが案じなくともそれでも愛しくも切ない一本であり
九月の散歩道で出会うたびに花の




その ....
花野誉さんのおすすめリスト(1776)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ディープ・キス- ひだかた ...自由詩625-10-24
右目の歌- みじんこ自由詩5*25-10-24
ときめき- 栗栖真理 ...自由詩2*25-10-24
桜桃- 栗栖真理 ...自由詩7*25-10-24
いのちを楽しみたい_※(曲付き)- こしごえ自由詩8+*25-10-24
揺れる季節- 自由詩725-10-24
独り言10.24- zenyama太 ...自由詩4*25-10-24
所在- たもつ自由詩11*25-10-24
うんめいふくごうたい- ひだかた ...自由詩425-10-23
またたく聖域___蒼風薫- 梅昆布茶 ...自由詩725-10-23
※五行歌「言霊って_あるよね」- こしごえ自由詩8*25-10-23
犠牲- 自由詩625-10-23
全行引用による自伝詩。_06- 田中宏輔 ...自由詩925-10-23
感傷_____蒼風薫_- 梅昆布茶 ...自由詩525-10-23
すぴりちゅあるわぁるど- ひだかた ...自由詩525-10-23
独り言10.22- zenyama太 ...自由詩3*25-10-23
わすれ物- wc自由詩12*25-10-23
戦いは終わった- 番田 自由詩525-10-23
- 秋葉竹自由詩325-10-22
可惜夜- 青の群れ自由詩825-10-22
美女ナルキッシーナ- ただのみ ...短歌5*25-10-22
エスパー- 自由詩525-10-22
秋暮らし- そらの珊 ...俳句8*25-10-22
独り言10.21- zenyama太 ...自由詩3*25-10-22
宙宇の石っころ- ひだかた ...自由詩7*25-10-21
余白____乱太郎- 梅昆布茶 ...自由詩325-10-21
渡り損ね__蒼風薫- 梅昆布茶 ...自由詩425-10-21
どんぐりを置く- そらの珊 ...自由詩12*25-10-21
トンネル- 自由詩525-10-21
誘い__蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌325-10-21

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