初めての気持ちを
久しぶりに思い出して
少し心逸らして
今更痛さに震える

まだ
消えない
まま
見れない

初めての別れを
久しぶりに思い出して
もう戻れない夜に
今更君の ....
 
 人に合わせるのがニガテで

 かと言って一人がゼッタイってわけでもなくて

 放課後

 みんなでマック行くの断って

 帰ってきたんだけど

 やらかしちゃったかな

 ....
こころに宿るこのモヤモヤが

とぐろを巻いてる

私を言葉で助けてと

静かな叫びに

絡んだ結び目を

丁寧に一つ一つ

解いていくと

助かりました

ありがとうと ....
そよ風で編まれた
風の言葉に
連れられて
私の耳は進んでゆく
行く先は分からないまま
雑音混じりに
聞こえる
ここから
静かに静止する
最後まで
たとえ無様な最期であっても
「あ ....
体が重い

このまま床を突き破りそうだ
土を掘り下げ
マントルへ

そこで僕を焼いてくれ
焦げても
軽くなった体で
地上に戻ってくる

太陽の光
浴びて
月より太陽より明るい ....
 朝、目が覚めたら、自分のあそこんところで、もぞもぞもぞもぞ動くものがあった。寝たまま、頭だけ起こして目をやると、タオルケットの下で、くねくねくねくね踊りまわるものがあった。まるであのシーツをかぶ .... 生き物として残り時間はもうそう多くない
やっかいなのはいつまで、なのかは誰にもわからないこと
いっそ自分で決めてしまえば楽になるのかしら

喫茶店でクリームソーダを飲みながら
思い出を誰かに ....
カミナリがなるとき
審判が下される
核廃絶の必要性を
神の怒りによって表す

家族も恋人も
住む家がなければ生きて行けない
生きることは愛すること
轟音の中を愛しい人の下へと走った
 ....
さまざまな
自分の欲と
向き合えば
不安の元はここにあるから
放てば満ちるさ



光合成をする
青葉
陽に
透け
足るを知れ私







 ※ 五行歌 ....
どうも、地獄の底にいるらしい

好まざる事態が転がる石のように起こる



奈落の底に向かって落ちていく感覚

妙な希望を持つから良くない

元より、地獄の底の住人である


 ....
それが自分の破滅を招くとしても
もう決して
自分が自分に恥じること
卑しい行いはしない

私は自分自身の弱さに打ち勝ち
正しい行いをする
まばたき
銀色の砂
こまやかに
肌をうつ波

カモメが泳ぐ
はばひろい青雲
となりで眠る
天使のあなた

あなたは前世
ちいさな猫だった
お空を見るのが好きな
きらきらのおめ ....
 ――明さんの迷った目には、煤も香を吐く花かと映り、蜘蛛の巣は名香の薫が靡く、と心時めき、この世の一切を一室に縮めて、そして、海よりもなお広い、金銀珠玉の御殿とも、宮とも見えて、{ルビ令室=おくがた} .... 灰色の週末に憂鬱な手紙と葡萄酒、ガレージの中は半分がら空き、天道虫さえこちらに気を遣う始末、ああいい、問題ない、俺がひらひらと手を振るとようやく居心地のいい場所を探すことに夢中になった、それ以上外 .... 階段に
月の花びらが落ちている
けだもののまばたきの前を過ぎ
けだものの舌に拾われる


何も無いところに花びらを見るものなど
邪険に扱ってもいいのだ
邪見に扱うこ ....
ひとつの、無限の神様たちがクジを曳いて
行き先を割り当てるの
きみはジェーン、あなたはトッド、あの子はエーゲ海、絨毯、松の実、石の影

人類最後の嘘って何だと思う?
命? 神様? うーん ....
日本人とは観念である

何処かで誰かが既に
言っているかも知れないが
私は最近強くそう思うようになった
日本人とは人種でも国籍でもなく
その精神の有り様を表すものなのだ

日本人は
 ....
遥かな静かさの声に
耳を傾けてみれば

自らが今に在ること、

過去からの行為
今生を貫き頭部へ
滲み拡がり幾重にも 

未来未知へ棚引き入りつ、

静かさの声の尚も遥か
此処 ....
左右の花瓶に生けた
百合の花
花びらの隙間に
ひと雫の涙

もう二度と会えないんだ
花の香りに慰められるのは
僕の方

空っぽの手のひら
重ねる君の手はない

閉じ込めた記憶
 ....
とけてゆく熱視線
ついにあなたはサングラスをつけて


塁にランナーはいない
どちらのチームにもヒットさえない
何が当たり前なのか知れないが
きっと引退した先輩は
テレビでこの野球中継 ....
○「生」
生きるということ
それは選択するということ

○「生死」
生は一瞬
死は永遠

○「大国我儘」
今は
ロシア 中国 アメリカが
国際協調を壊している
世界は混乱するば ....
6月下旬

コンクリートの上
干からびて死んでる
随分
平べったくなってる
ミミズがたくさんいる

毎年これを見たら

夏が来たという感じがする

日陰を散歩しながら
俺の人 ....
お見舞いを書くのは
ふつう七月か八月だったけど
六月の梅雨どきに
「猛暑の候いかがお過ごしですか」
という葉書を出したら
笑われるだろう

それでもほんとうに
実に暑いから
冷房理で ....
今が平和(しあわせ)だって本当に言えるかな
耳も目もすべて塞いで
知らないフリして
メンドクサイことは全部放り出して
命すら国に任せて殺りたい放題なんてそんなのホントに平気なの

脅されて ....
職場の連中はお偉い方ばっかりだよ
非正規社員同士でいがみ合って上司にコッソリ告げ口してる

家の自慢をするのが気に食わないって?
少し鼻に付いたって何事もなかったように振舞うのが大人というもの ....
君の横に滑り込んで微笑みを振り撒いた
それなのに君は知らんぷり
窮屈そうに席を立って受付の紙を覗き込む振りしてる
どんなに親しく話しかけても眉間に皺寄せて答えは上の空

どうして伝わらないこ ....
わたしたちは
《お仕舞い》の話をした

悲しくて
寂しくて
涙が出て驚いた

(腹の底に、まだこんな未練が残っていたのか…)

心底
驚いた


それは
履き心地の良い履き ....
祝いの誕生日

庭に切り殺した 美しい植物をあげる

3歳児の顔で 姉は

うさぎの顔のついたスリッパの方がよいと 駄々をこねる

それは、植物よりも利便性が高いから

それは ....
わたしたちは
共に愚かしいという事実の中で
どちらがより愚かしいかを
裁き合おうとしているだけだと言うことに
私は気付いた



さて、


ならば
どうする?
人間が
あれほど残酷で
おぞましくなれるのなら
私は鬼で蛇なのが良い

虐め抜く時の
あの生き生きとした声
明らかに虐めることを
楽しんでいる

それが人だと言うのなら
私は望ん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
振り返るほどに痛くて6*25/6/23 19:24
ハードグミおやすみ125/6/23 19:19
言葉のあやとり多賀良ヒカル325/6/23 17:12
風に乗り 今を生きるのだこしごえ12*25/6/23 16:41
mantlesonano225/6/23 14:54
蚯蚓 田中宏輔14*25/6/23 12:49
朝がやってくるそらの珊瑚13*25/6/23 12:26
カミナリ黒髪2*25/6/23 11:10
※五行歌 二首「足るを知れ私」こしごえ8*25/6/23 11:04
地獄の底にいるaristo...125/6/23 9:10
Prideりつ4+*25/6/23 8:55
言葉は世界になり得るかみぎめ ひだ...225/6/23 7:31
天国は展開の極意 四章菊西 夕座225/6/22 23:34
One Dayホロウ・シカ...3*25/6/22 22:05
冬夜 歩み うた(六十・六十一)木立 悟525/6/22 22:00
写真立てmizuno...325/6/22 20:18
日本人花形新次325/6/22 20:12
フューチュラマひだかたけし11*25/6/22 19:55
Lily12*25/6/22 19:13
夏至田中教平/K...725/6/22 17:02
独り言6.22zenyam...2*25/6/22 16:55
日なたsonano325/6/22 16:37
六月の猛暑けいこ8*25/6/22 13:50
騙されないで栗栖真理亜6*25/6/22 13:30
讒言(コトバ)125/6/22 13:25
褪めた炎2*25/6/22 13:21
愛情りつ4*25/6/22 10:11
白い日 月乃 猫12*25/6/22 9:07
愚かしさりつ2*25/6/22 7:36
鬼で蛇4*25/6/22 7:24

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