すべてのおすすめ
躰ごと何処かへ消えてしまうように
5限目の授業中は
夢の海を泳いでいた。
手前の 二段に詰まれた段ボール箱 ぴったり揃ってない。
上の段ボール箱の下部面積中 外側に出てる部分がやや多め 
だから 自分が前方部分に座って 
そん時はそん時で 後ろに倒れるのを回避している ....
火を食べる川
その川のようになりたい
なりたければ仰向ける空へ返す仕草を
かみしめたまま忘れないこと
石の尖りを解かれた頃には
流れの起伏をたどっていることだろう
いつかは溢れ、落ち着くと ....
にゃーちゃん

その首筋に
そっと
顔をうずめると

とても
安らいだ
気分になるんだ

ほのかな
洗濯の匂いと
慣れ親しんだ


ぐぅぐぅと
寝息をたてて
ぐっす ....
忘れてください
なんて思ってもいないのに
やっぱりいいです
なんてごまかしてる

言えない言葉ほど
私にとって大事で
言えないからこそ
ずっと想い続ける
〈好き〉ってなんだろうね




わたしってさ
誰かを〈好き〉なったことってあるのかな

〈好き〉ってね
愛しているとは違うし

意外と精神的なものだったりして

Like ....
清濁を
決める、のは人。


撓んだ「板」は割れるか、
跳ね上がるか。
吃音ではなく
軍を成す身震いが
国籍を求めて


腹を曝した和やかな州嶼に打ち寄せるとき
メガロポリスの ....
鏡の前で
気合を入れて
必要以上に頬の肉を引っ張り
各種パーツの形状の組み合わせを
色々と試してみたのだが
披露するべき相手がいなかったのだ
ということに
やっと気がついた
 
 
空車、と書かれた
駐車場の表示を見て
娘が空を見上げる

もちろん空に
車などあるわけがない
雲しかないね
つまらなそうに言う

娘よ、きみには
遠い昔のことかもし ....
まどろみの風下で
アミメキリンの夢を見た

縁側の木漏れ日の
網目をかいくぐって
鯨偶蹄目キリン科の
枝先に腰掛けていた

うたたねの岸辺で
アミメキリンの夢を見た

首を長 ....
  夕日なんて見たくない
  きみは言う
  紅く
  どこまでも紅く
  終わってゆくものなんて



  透明になんてなりたくない
  ぼくは思う
  歓びは
  柔らか ....
仕事帰りに街を歩けば
赤い灯青い灯夕闇を照らす。

裏通り馴染みの
一杯飲み屋に
そこに
今日を捨てに行く。

そこでぼくは
ひたすら喋りながら
呑み続ける。そしたら
なんだか偉 ....
「幸せ」と云ってしまえる自分に驚く
「幸せ」と云われたらきっと
私の胸はかすかに痛むのだろう。

「失いたくない」と思えば思うほど
「失いたくない」と云われたくなくて
だからお願い、何も云 ....
今宵はヤケに月が綺麗なので
この酒を月で割ってみる

杯に波々揺れる金色の月
軽く指で掻き混ぜ 杯の中で朧月を作ってみる

しんと静まる夜更けは 安らぎを奥深く提供する
また酒が恋しくな ....
適材適所のフィット感に 私が感じているのはいったい何だろう。


比べたことはないんだけど 
ぶつかるたびに動揺が1つは確実にあって それを振り切るのに半日以上かかる。
世界が幅を狭めてくる ....
あふれるようなやさしさが
あふれてしまったのでどうしていいかわからなくなった
ひまわりの広告をみて
ひまわりだねえ
と言う
ひまわりだねえ
と返しながら
ひまわりをみている
ひまわり
桜がちりはじめているので
かなしい
かなしいと言ったら
かなしいのか
と ....
「竜巻」

君はハイヒールを投げ出すように脱いで
僕のキャンバスの中で
踊りに明け暮れる
遥か彼方に竜巻が描かれているだろう
あれは
君に惑わされた僕の渦




 「波紋 ....
風を数えることができない
今私にぶつかった
私の髪をさらっていった
風を色分けることができない

だれかの悲しみに
順列をつけることができない
少し待ってくださいと
目をふせる人をフォ ....
その人には顔がなかった

ゆっくりと動く喉仏
見なくても分かる 嗤っている
高い位置から嗤っている
私の苦手な目をして
私の苦手な言葉を紡いでいる

その人には顔がなかった

 ....
{引用=
海面からみあげるとこんもりとした森が公園である
ブランコと藤棚のフジ
それからベンチ
蛇行しながら遊歩道の鎌首をもたげる
ぼんやりした外灯がともる
雨ざらしの石段をの ....
飲みかけのコーヒー
食べかけのプリン
吸いかけた煙草
死にかけの犬
読みかけの本
書きかけの日記
脱ぎかけのズボン
掛けちがえたボタン
揃えられないブーツ
禿げたマニキュア
散 ....
高校生活のころ
湿気高い、と書く癖で
わたしの詩だと読みあてた人は
乾というキザなネームが合わなくておかしいと笑う

 貴方には才能があります
 がんばってください

一晩中ふるえてか ....
夏の甲子園。
全国高等学校野球選手権大会 決勝戦。

北大路高校 対 羅生門学園。


エース三千院が好投しております。
9回裏。
羅生門学園の攻撃 二死ランナー無しで
バッターは3 ....
雪がこんこんと降り続いた次の日は
まだ夜が明け切らない早朝から
トラクターのエンジン音が響く
凍てついた大気では
空に昇る煙も、どこか力無い
そんな極寒の中で
現役を引退した男たちが
除 ....
懐かしい向かい合わせの座席
小旅行ってことばの似つかわしい車内の雰囲気

(偶然だったのかな、向かいの席に座った男のひととの軽い会釈)

それでも嵌め込み式のガラス窓では吹き込む風に往生する ....
ナナ、もうきみが
誰とも性交しなくていいように
全部塞いでおいたからね
安心して
そとをあるいておいで
ひんやりとあなたの背中
ねぇ こっち向いてと
云うことが出来ない
でもこの距離感が好き

洋楽を小さく歌う私に
あなたは「わからない」と告げる
別にいいのよ
たいしたことじゃない

 ....
電車の自動扉から
春が吹き込む
そして夏が来る

アナウンスが夏を告げる
夏はにこやかに笑いながら
春を押しのけようとした

春はなみだを流した
アナウンスは夏を告げる
駆け込み乗 ....
はじめてが
まだまだ
たくさんあるって
素敵

ドキドキする
ワクワクする
はじめて

先のみえない
楽しみ

途中の
緊張感は
つなわたり

がっかりするのも
また ....
空丸ゆらぎさんの自由詩おすすめリスト(1468)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
午睡- れもん自由詩8*11-5-4
アプローチ- 電灯虫自由詩7*11-5-4
- 理来自由詩611-5-3
にゃーちゃん- 森の猫自由詩14*11-5-3
みえない言葉- 朧月自由詩211-5-3
託すひと- 恋月 ぴ ...自由詩24+*11-5-2
亡国のパワースポット- 吉岡孝次自由詩111-5-2
顔が静止する日- 北村 守 ...自由詩111-4-30
空車- たもつ自由詩711-4-30
キリンの夢- nonya自由詩20*11-4-30
夕日日和- 草野春心自由詩3*11-4-30
酒呑み2- ……とあ ...自由詩16*11-4-30
だからお願い、何も云わないで- れもん自由詩411-4-30
月見酒- subaru★自由詩3*11-4-30
フィット感- 電灯虫自由詩4*11-4-30
夜に- はるな自由詩3+11-4-29
休日(Ⅱ)- はるな自由詩211-4-29
竜巻- 乱太郎自由詩9*11-4-29
それでもできることをする- 朧月自由詩611-4-29
顔のないひと- 三奈自由詩20*11-4-29
書き記さなければなにも残らないノートに- 石川敬大自由詩13*11-4-28
波動- はるな自由詩411-4-28
乾く- 乾 加津 ...自由詩21*11-4-27
9回裏_ツーアウト- 北大路京 ...自由詩8*11-4-27
年寄りの住む村- 見崎 光自由詩8*11-4-26
滑るひと- 恋月 ぴ ...自由詩13*11-4-25
ナナ- はるな自由詩211-4-25
硝子の浴槽- れもん自由詩7*11-4-24
五月- 斎藤旧自由詩6*11-4-24
はじめて- 森の猫自由詩7*11-4-24

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