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「ショート」の意味も分からずに
スポンジとクリームに
苺のしっかりとした感触と
ジュっと感じる酸味も一緒に
一回に二個は味わうショートケーキ。
チョコケーキのほんのりした苦味も
少しば ....
左手の親指が上で 右手の親指は下に
何回かこする。 不思議と落ち着く。
今日はもう満ちるつもりはないみたいだ。
見ていても分かる その粒の1つ1つは
ナイーブなくせに とても頑固で ほっとけな ....
手前の 二段に詰まれた段ボール箱 ぴったり揃ってない。
上の段ボール箱の下部面積中 外側に出てる部分がやや多め 
だから 自分が前方部分に座って 
そん時はそん時で 後ろに倒れるのを回避している ....
適材適所のフィット感に 私が感じているのはいったい何だろう。


比べたことはないんだけど 
ぶつかるたびに動揺が1つは確実にあって それを振り切るのに半日以上かかる。
世界が幅を狭めてくる ....
いつも通りに立っている街路樹とお店
青と赤の信号も一仕事終えて
夜勤の黄色だけが道路を照らす。

いつもの塾帰りにリュック背負って帰宅中
市役所前の街灯の下
そのでっかい足場に腰を下ろす。 ....
なら、「行間」がいい。
先行する1文とその後に続く1文
その間に生まれる窪み。
文章や言葉の向こう側に置かれる感情は、
そこに潜っている。
潜水は得意な方で、肺胞一杯の息を連れて、
深くに ....
思い出1匙。
買う買うといって今なお買ってもらえてない約束のおもちゃ。

思い出1匙。
けれども負ぶってくれた背中はごつごつした筋肉のベッド。

思い出1匙。
毎朝のテレビ争奪戦で何度も ....
空丸ゆらぎさんの電灯虫さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
洋菓子党宣言- 電灯虫自由詩6*11-6-26
うずまき- 電灯虫自由詩4*11-5-7
アプローチ- 電灯虫自由詩7*11-5-4
フィット感- 電灯虫自由詩4*11-4-30
街灯下- 電灯虫自由詩1*11-4-16
贈り物- 電灯虫自由詩2*11-4-2
思い出印のブレンド- 電灯虫自由詩2*11-3-8

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