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カタカタと鳴る

眠れない夜の四脚の貧乏ゆすり
床に喧嘩売って

チクチクと唸る

眠れない夜の二針の歯痛
壁にドリル打ちこんで

ザワザワと嘆く

眠れない夜のこんにゃく ....
べつだん躊躇ったりすることもなく
無造作に引きちぎった胸元のボタンを手渡してくれた

「ありがとう」

「礼なんていらないよ
こうするものらしいしさ」

恥じらいをみせれくれれば可愛い ....
解け落ちる氷
今命の水が滴る
土の中に消える
命の芽が吹き出る

幼きものが輝き
目を光らせている
好奇心旺盛で
無心でいる。

音が共鳴している
協和音は気持ち良い
人を通り ....
いくつもの世代交代を経て
現在がある
永い間お世話になりました
ありがとう

今までいくつもの風景を映し出し
数々のメッセージを伝えてくれた
その分厚い顔
忘れはしないよ

過去は ....
人は君を使い捨て
形だけの合掌で土に葬る
その時 君の骸は地中深くに埋葬されて
誰のものとも分からぬ物へと変貌する
その時 君は泣いているのか笑っているのか分からない
生きているのは「今」な ....
立方体をばらした図形のこと
何て言うっけ? 立体模型図?
違うなぁ… 平面図か?

とにかく、立体と平面は違う訳なんだけど
瞬時にして 形を理解できる人が 羨ましい

ある意味 「線が見 ....
波打ち際に
打ち上げられた

い木の

の部分が
別の情報
に置き
換えられ

はそれを
流木へと
昇華していった


い影が
太陽光に焼かれて
炭化してゆく ....
{画像=080802125241.jpg}

水たまりに空が映って
雲が動いていた
雨は上がったようだ
太陽は力を蓄えようとして
朝はこれからのエネルギーを予感している
陽炎がすでに
 ....
おかみさんぇ、お富さんぇ、
いやさ、これ、お富、久しぶりだなぁ。

そういうお前は。

貧乏神だ。

えぇっ。

東日本の災難から早や四月
今でも体育館で寝起きしている人がいるっ ....
きらりと日差しが
部屋に溶け込んだ瞬間にあなたは溶けていきました


さらさらと崩れおちたあなたを
美しいと思うだけの私です


あれから月日は過ぎたけれども
今も日差しの中で彷 ....
戦場

君の髪の毛を揺らす風は 何処から吹いてきたのだろう
僕らの涙はきっと 誰かが堪えた成分で出来ている
君が今吸い込む空気は 誰かが吐き出したため息で
少しだけ咳き込んだ君は 今日も元気 ....
ちのながれの中の
つぶつぶをかんじると
球をおもいうかべて
みずのながれへと変わる
ちの管

かわの管
がにていて
ちきゅうのいちぶが
ひとなんだろう
それでも
ちのながれの中 ....
少しだけ長い旅に
あなたに声をつれていくことにしました


それはずっと思い続けていたことで


あの夜の端で聞いた音も
連れて行くことにしましょう





ここに旗を
 ....
川のように
網のように
体液が流れる

私はあなたという太陽の
光を浴びて
生きる力を得る
一枚の葉のようなもの

でも体液の流れは
あくまで内に秘めなければ
なりません
裸に ....
  なまえをつけようね
  あなたの
  たましいに届くように
  大声で伝えるね
  きっと
  忘れないでね



  なまえをつけようね
  しだいに
  それは漢 ....
穏やかな夜
時間が砂時計
澄んだ心
無我の境地

欲を捨て
時の流れに
身をまかせて
目をつぶる

息の音
吐いて吸って
時間が止まる
万物の愛を感じる
急いでって君の手をとって
駅の階段を駆け上る
発車のベルは鳴り止まない
このままこの階段で
いつか波音を聴きながら二人で眺めた丸い月まで
登って行くことは出来ないだろうか



お別 ....
梅雨の季節に君に遭い
雨の中の紫陽花に君をみた
幾重にも重ねた肺胞の中に
君はすべてを吸い取って
僕は君の吐息の中に埋もれた

暑い夏が来て
君の髪から砂粒がさらさら流れ
僕の耳に入り ....
靴の紐は
自分で直せます。
友達の受身型に
とても驚いた。

心配はいらない
私は一人でもいい
また泣けば良い
言った事を忘れる

バドしたら
いじめられそう
しばらくしていな ....
この坂道は君とともに上った坂道

ふたりして登坂の辛さにあえぎ
君の差し出した手のひらの熱さに驚きながらも
未来への扉が垣間見えたような気がして

したたる汗の交わる戸惑いと
きつく握り ....
「ショート」の意味も分からずに
スポンジとクリームに
苺のしっかりとした感触と
ジュっと感じる酸味も一緒に
一回に二個は味わうショートケーキ。
チョコケーキのほんのりした苦味も
少しば ....
小学校の卒業式の日、
担任の梶原先生が「白い花が咲いてた」という歌を歌ってくれた。
大きな顔をした恐い先生、歌の声は低くて優しかった。
ふだん怒ると顔が真っ赤になったけど、歌ってる顔も真っ赤 ....
  夏の朝の
  コインランドリー
  放りこんで座る
  わたしと
  あなた



  何だろう
  あなたは笑って話している
  わたしは
  聞いていない

 ....
お面屋さんを通り過ぎた

額の左側にドラえもんをつけた真っ赤な頬のアンパンマンは

ひょっとこみたいな顔で

指をくわえて林檎飴に見とれている


 +


浴衣については一言 ....
それにしても悲しみを表にださないから
日に当たって涙が乾くこともないんだ

どんよりとした空気の中
咲く一輪に癒されるような
これはその花の内面に直結している
いつもの安くて多い
路地裏の高架下にある定食屋に入る

食券を買って
店員さんに渡す
1分も経たぬうちに飯が出てくる
店に入るときも出るときも
店員さんとの会話は無い

電車が走る騒 ....
――――沈黙する夢。


限りなさを湛えた少女、その細く白い腕に鴉の黒い爪が食い込む。
笑顔の下にある宇宙、あるいは転落死。
完了の合図が鳴らないので、ここはいつまでも連 ....
昨日の今頃は
熱帯魚の水槽の底で
揺れていた

赤色と紫色と肌色の
尾びれをひしゃげて
これ見よがしに泳ぎ去る魚達

置き場所に困った
僕の視線は水泡となって
溶けかけた空が浮 ....
ゴーストステップ

僕らの足跡は 馬鹿な連中が消してしまった
誰も居なくなった街で 幽霊は叫ぶ
君の形をした影は 忘れ去られたまま
本当の君が来るのを待ってる 壁にもたれて

いつでも扉 ....
ステンドグラスの厳かな光によって
綿埃の浮遊がみえるのに
ライブの結露は消えている

カルマの酷な風にあやつられて
エロスの逍遥があったのに
タナトスのサインは消えずにいる

いま そ ....
空丸ゆらぎさんの自由詩おすすめリスト(1468)
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