すべてのおすすめ
酷いささくれに塗るクリームを探して
降りた事のない駅に下車する
夕立が来そうで、少し慌てて、薬局を探す


コンビニエンスストアに置いてはない薬だと直感で解っているから
薬局を、強いクリー ....
貴方の居ない夜は寂しい
ベランダで
夜風に吹かれて
お酒を飲んでも
貴方が隣に居なければ
どこか味気ない

初めから分かってた
叶わない恋だと
いくら私と
シーツの波を作っても
 ....
光を恐がらないで
震える あなたは
優しいから

言葉の中で
迷い続けてしまう

いつか見た空が
美しいと思うのは
心の隙間を埋めるような
静かな瞬間を
きっと 今求めている ....
 
 
落書きが欲しくて
お金を渡すと
気軽に売ってくれた
壁のような人が
また何かを遮るため
無表情のまま立っている
それを見ている
人のような壁が
落書きの中にいた
壁のよ ....
私は夜が好き
静かで
虫の声が聞こえて
眠れないときは
月明かりの中で
散らばる星座を
ひとつひとつ
確認するように数えていた

私は夜が好き
星の光が薄れる程
月の明かりが強い ....
引き潮に
拐われるように
海辺の夏が
終わる
夏の後ろ姿を見送る
誰もいない砂浜
もう
何もないんだね 砂浜には
まばゆい夏の光が
みんな持って行って
夕方の海風に
凍える
君 ....
季節外れの神社に
十歳の僕と親父が歩いてゆく
親父は何もしゃべらない
僕も黙ってついて行く
参道の階段には銀杏の葉
黄色い黄色い石の道
段々を上って一息入れる
親父の肺は一つしかない。
 ....
雨の降る日のフランスの外気のような湿った匂いのする君
アンドレくんにはもう言ってあげた?
もう私アンドレのこと嫌いって
ノートもう見せてあげないって
リサ先生とのこと教室のみんなにばらしちゃう ....
寂しさ感じた夜に
月が優しく微笑む
どうか夜よ 明けないで


月光が私の暗闇照らすけど
負けないって決めたんだ
でも、せめて今だけ闇夜に浸らせて


寂しさ感じた夜に
月が優し ....
明かりを消した部屋
カーテンの隙間から
猫が月を見ている
彼女の飼っている 黒い猫
うっすらと浮かび上がる
陶器のような彼女の背中



昼が人の表側を照らすのだとしたら
夜は人の ....
上海から帰国すると

仕事仲間たちと須磨の別宅に向かった

ビジネスになりそうなので

今から徹夜でパワポをつくるのだ

このプロジェクトのスポンサーは

明日しか時間が取れないの ....
あなたに会いたくて
あなたを忘れられなくて
わたしは海へ
でもあなたは
だんだんと薄らいでいた
さようなら
と優しく呟いている

わたしの涙は
風にさらわれて
赤い太陽も
どこか ....
アイスキャンデーを半分まで食べて
もういらないと感じた

激しい波の音がだんだん遠のいて
かわりに
飾り気のない雲がほそくたなびいてゆく
陸と船をつなぐ白いテープのように

別れ
の ....
どうしようあの娘に嫌われたら
私があの娘のことが気になってるって
人に言えないような気持ち抱えてるって気付かれたら
どうしよう
友達だと思ってたのにって嘘付きって

どうしよう私また一人
君とは双子み ....
学校のグループで行う

キスの授業のテストは

一番嫌いな教科になった

パニックパラダイスパークは

いつになくこみあっていた

なにかと忙しいけど

飴が降っているならしょ ....
星の写真を燃やす朝焼け
太陽が
世界でたった一人の友達のように
わたしに朝の挨拶をする


金曜日の新聞はおもい
そこにいた
それだけの理由で
人は殺せる
すてきな目をしてるの ....
深夜、裸、横たわったまま
きみに電話をかけられるので
わたしは科学に感謝するが
その超軽量・収載辞書数世界一の
電子辞書は捨てなさい
わたしは高度を欲しない
ベル音は
ベルが発明した瞬間 ....
音楽を聞かせてよ
深みに嵌まりたいの
甘い時間を舐めるように
流し目で誘惑して

耳元で囁いて欲しい
どんな意地悪な言葉でもいいから
吐息混じりで
音階をなぞって

うっとりするよ ....
飛翔する鳥は駝鳥を馬鹿にしていた。
飛べない鳥は鳥では無いという彼らの傲慢さ

飛翔する鳥は自由だという。
飛翔すること自体が美だと。
彼らは美を体現していると自ら誇る。
それを群れの中の ....
まりあ、あーめん
あーべまーてる、まりあ、あーめん
あーべまーてる、まりあ、あーめん

キリスト者はその昔

神の物語に身を重ね

沈黙こそが愛なのだ

神の苦悩に同苦した

 ....
繭の中身を確かめに
ヴェランダからするんと
カーテンを伝って降り
君の夢へ移動する

月無き夜のこと
君の小さな体に
無数に穿たれた
秘密の森のこと

心に生い茂る銀色の
すすき ....
hearken to the wind of will

曇り空の下にひろがる
見慣れた世界に雨が落ちる頃
君は花のように風に髪を梳いた

言い訳ばかり机の上に
積み上げてつまんない大人 ....
た す け て 息 が で き な い

あの女の子はピザ屋でバイトしてる男の子に犯されてでも二人は愛しあっていて
そんな中私は授業をさぼって学校の図書室でわけのわからないフランスの詩を読んでい ....
さあね
と、言ってごらん
それだけで千と
一夜の妄想を掻き立てる

さあね
と、言ってごらん
それだけで君の
血の色は藍にも黄にもなる

さあね
と、言ってごらん
夜が銀の杯を ....
海より遠い、
安曇野を思う
穂高の山々を
わさび田の清流を
あるいは
ただその空を思う


閉め切った窓の硝子に反射する、
ピアノ曲に誘われ
ふっと解けた封印は
気付けばとっくに ....
「百」


百のざわめきを虫取り網で追い回して

百のつぶやきに釣り糸を垂らして

百のウソと百のホントを掻き分けて

たったひとつの詩の言葉を探し求める




「鬼 ....
囁く言葉は
いつしか熱い吐息に変わり
君が隠した赤が
熟れゆく速さで熱を帯て
教室と体育館の裏側で
目眩が生じれば
僕はそれを侵し
正しい世界がにらんでいる

やがて窓から陽が差して ....
大嫌い。

皆、皆大嫌い。


消えて
消えて
消えて
消えて
消えて

それで
全て終わるのなら


全て消えて
しまえば楽なのに。





たから ....
パスワードを変えた
だからあなたは私に触れることはできません
パスワードはあなたにはきっと解らないでしょう
ヒントは私の部屋の水槽で泳いでいるきれいなかわいい青い魚の名前


私はロボット ....
追いかけても
黒い影しか見えない

たぶん
夢のしっぽだと思う

ちゃんと
見たことはないけど

そう信じて
追い続けていこう

虹の橋が
架かっている先まで
月乃助さんの自由詩おすすめリスト(2519)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
檸檬- ゴースト ...自由詩5*09-9-5
愛しているわ- ミツバチ自由詩4*09-9-5
Road- Izm自由詩309-9-5
かべ- 小川 葉自由詩8*09-9-5
夜が好き- ミツバチ自由詩4*09-9-4
夏の終わりに- フクスケ自由詩309-9-4
代々木八幡- ……とあ ...自由詩17*09-9-4
ラヴェル- ゆりあ自由詩5*09-9-4
月夜- 知恵自由詩109-9-4
冷たいルポルタージュ- 相田 九 ...自由詩209-9-4
ハバネロ大王- 吉岡ペペ ...自由詩509-9-3
さようなら- ミツバチ自由詩4*09-9-3
惜夏- ふるる自由詩809-9-3
天使になる条件/血が飛ぶ季節- ゆりあ自由詩309-9-3
キスの授業のテスト- こめ自由詩709-9-2
日々の手紙- 昼寝ヒル ...自由詩1109-9-2
空耳の夜- 伊月りさ自由詩10*09-9-2
王子様- ミツバチ自由詩3*09-9-2
駝鳥と鳥ー突然群れから離れた君へ-- ……とあ ...自由詩10*09-9-2
沈黙- 吉岡ペペ ...自由詩509-9-2
月鳴夜- 瀬崎 虎 ...自由詩17*09-9-2
hearken_to_the_wind_of_will- 瀬崎 虎 ...自由詩709-9-2
図書室- ゆりあ自由詩6*09-9-1
さあね- 瑠王自由詩7*09-9-1
安曇野- 銀猫自由詩14*09-9-1
四行詩四態_<5>- nonya自由詩8*09-9-1
二人の世界- ミツバチ自由詩3*09-9-1
今日。- ユダ自由詩209-9-1
青い魚の名前- ゆりあ自由詩509-9-1
夢のしっぽ- 未完自由詩3*09-9-1

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