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あおいみずを

ここちよさをおもいかえしています

きらり

きらりと

うろこがふるえ

みどりのもにあいさつ



つちのにおいを

ひろわれたいたみのあるやからし ....
まだ明け切らない静けさが、寝苦しかった空気を風に乗せる
この町の朝は早い、大きな篭を天秤状に担いだ女性が傍らを通り過ぎる
現地語の上手く話せない僕は、取繕った笑顔で「おはよう」と呟いた
彼女たち ....
薄暗い部屋で

天井をみつめてた

色んなことを思った

答えがないことも

答えを知らないことも

俺はお前のことを

大事に思っている

なのに

何にも知らないな ....
もし俺が死んだら、世界中の人に祝ってもらいたい
詩人が故郷に無事帰れたのだと祝杯をあげてほしい

生まれた時と同じように
また、
生まれるのだ。

深夜二時にコマ劇場前でロケット花火を
 ....
黒色の水に吸い込まれていく
手慰みに遊んだおはじきにも無かった色ね

吐露した言葉に
文字に

白い世界は穢されていく

黒衣のおばが漏らした遺産の話

黒という色がおばを穢してい ....
春の嵐みたいな日

俺は出かける

黒い薄手のセーター

黒いジーンズ

黒い帽子

俺が

どうでもいいような所で

迷っている間に

季節は変ろうとしている

 ....
俺の

コップみたいな

小さな海に

白い雪が

舞い落ちて

溶ける

狭くて小さいけど

溶けた雪の

悲しみも

しっかり受け止める

溶けなければ
 ....
生きる為に仕事をして

感性の為に夕月は昇る

三日前の事で酒場へ行き

癒しの為に焼酎を飲む

三年前の事を思い出し

五年前の事でもっと飲み

今の為に歌は流れ

三日 ....
湖面に浮かぶ人影

黒髪を透き通る水に満たし

白い人形か
蝋人形か

感情を消して燃えている

眼球のある場所から蓮の花が咲き

孤独な白い蛙が花に寄り添う

誰も来ない深 ....
どうか血となれ肉となれ

この不甲斐なき悲しみよ

一人の寂しさに震える夜は

月にこの身を委ねましょう

そしていつの日かきっと

私は花になるのです

そしてまた土となり
 ....
生まれ変わったら

何になりたいかって

お前は聞いたよな

俺は

男も女も生き物はいやだぜ

俺はね

街になりたい

色んな人間がいて

楽しいことも

悲し ....
列車に乗り
外からの赤いランプが
暗い寝台を照らせば
望郷の始まり

そのまま眠りに入って・・・

朝になって乗り換えをして一時間
その後バスに乗り30分
そしてバス停を降りれば
 ....
眠い 眠い とても眠い
政 官 財 崩壊
若い 丸い オンナたちのおっぱい
ミンナ 謝罪 おれは謝るまい

{ルビ天使の都=クルンテープ}の朝 のっと 太陽が赤い
ヤーを送りだした後 なん ....
春は渡るほどに
瞳で深呼吸をして
そして一方通行の追憶を
リバイバルで・・・

俺の家の近くにも そろそろ
更新の匂いがする歩道橋があり
その歩道橋の階段を登りきれば
少し歩いたあたり ....
反響する月あかり
空は明るい菫色です
白い雲が
流れます

今夜
地上で起きている
出来事が
みな懐かしい
白い廃墟の町も
風の荒野も
現実にあった夢も
何一つ欠けることの無い ....
今日も朝から
洗濯機が大声で歌っている
オペラのつもりのようだけど
音痴で
しかも、時々声が裏がえる
近所迷惑だからやめてくれと言っても
聞く耳をもたない

ありったけの洗濯物を押 ....
思いっきり身震いしたら
壊れてしまうかと思っていた
田舎町に
今ではすっかり馴染んで仕舞い

若かったゴジラ達も
皆立派な町の世話役となり
ズルズル引きずっている

逞しい尻尾に気づ ....
僕は
静かな夜の海に来ているよ

こわくないよ

僕の足跡は
波が消してくれる

今までの僕を
消して欲しい

絶え間なく寄せる波

生まれたくて
生まれたんじゃない

 ....
僕は置手紙を残して

出て行くよ

このメールの時代なのにね

せめて

僕の体温を感じるものを残すよ

「さよなら」を書くと

いろんなことを思い出して

涙がこぼれるか ....
堕ちた孔雀が集まる場所で
ただひとりかがやくものは傷を得たもの
白く織られた光の羽の
かすかなほころびから見える花
光や音の波の向こうに
見えること 見えないことの向こうに ....
俺は子供の頃

星をつかめると思った

手を伸ばして掴もうとした

それから

俺の心には星があった

わくわくするような

にこにこするような

星だった

その星も ....
山へと向かう道の角を
一本の木からあふれた花が埋めてゆく


新月の原
うずくまる獣
高く低くつづく夜


響きのなかに現われる
草色の歌
波うつ獣の背の上に
花 ....
街でついつい男の人を
宝石に
変換する

裾に 白衣ののぞくメガネは
傷のついたオパール石

チャイナ帽 歩きタバコの初老は
家のないラピスラズリ

梯子に登りたそうな ボーダー2 ....
ベランダに産まれた雛を祝福します
遠吠えでもいいでしょうか
忙しさに そぞろにかまけます
できないものはできないので

ベランダで空地の雑草が生い茂ります
今なお 石に躓く幼さですから
 ....
無数の硬い実だ
日陰の広いテラスの横で
落葉したポプラの木に実るのは
黒く枯れた夢だ

初春の陽射しに映る
しろく輝くビル街は
湖水の向こうの蜃気楼
見たことの無い未来だ

二人で ....
伝達
という義務から離れた言葉はいつも
夕闇に泡立ち
朝方に溶けてゆく
闇が私と私を囲う壁と壁を囲う外界を親和している間は
言葉が脳のなかで循環するのではなく
発せられなくても流れ出してい ....
愛情なのか欲望なのか
もうわからない
世で

夢なのか要求なのか
もうわからない
世で

俺も決めかねる

自分で自分のことがわからないぜ

身長とか体重とか服のサイズは
わ ....
解放されたからだで
地面を舐めてから飛ぶんですよ
地面の味を覚えてないと
きっと降りてはこれないからね
鳥は飛ぶ必要があったんですよ
飛ばなきゃ生きてはいけなかった
あなたも飛ぶ必要があれ ....
午前1時の暗闇の中

俺の部屋の窓から

教会が見える

十字架がネオンになっているんだ

あの教会の前の十字路で

俺はあなたに「サヨナラ」と言った

子供が学校の帰りに言う ....
ちょうど朝でも夜でもない
漆黒の闇に
夜の夢が消え
朝の希望はまだ無い

名前も無く
仕事も限定せず
さすらう旅人の
出発の時間

名前も知れず
ただ行ってしまっただけの人

 ....
和泉 輪さんの自由詩おすすめリスト(1099)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うろこ- 暗闇れも ...自由詩104-3-7
生き方- 自由詩504-3-7
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詩人の葬式- 馬野ミキ自由詩9*04-3-6
黒の葬列- 暗闇れも ...自由詩4*04-3-6
☆67_ハルヲマツ…クロショウゾクデ- 貴水 水 ...自由詩304-3-5
☆66_コップノナカノウミ- 貴水 水 ...自由詩304-3-5
人生色々- 純太自由詩6*04-3-4
ひっそりと湖- 暗闇れも ...自由詩2*04-3-4
帰還- 快晴自由詩4*04-3-3
☆63_マチ- 貴水 水 ...自由詩9*04-2-28
海郷- 純太自由詩7*04-2-28
あと五カ月- 狸亭自由詩704-2-28
歩道橋- 純太自由詩5*04-2-28
月夜の話- まんぼう自由詩1104-2-27
夏の風- たもつ自由詩1704-2-27
春の扉- まんぼう自由詩8*04-2-27
★35_ヨルノウミ- 貴水 水 ...自由詩204-2-27
★34_オキテガミ- 貴水 水 ...自由詩504-2-27
天花(てんげ)- 木立 悟自由詩604-2-24
☆58_ホシサガシ- 貴水 水 ...自由詩304-2-23
地の花- 木立 悟自由詩404-2-23
- 山内緋呂 ...自由詩17*04-2-22
ベランダに朝- nm6自由詩10*04-2-19
旅立ち- まんぼう自由詩504-2-18
言葉- 岡村明子自由詩504-2-17
☆54_オレガ…ツクル- 貴水 水 ...自由詩404-2-17
そっちはどうですか- ゼロ自由詩404-2-16
☆53_キョウカイ- 貴水 水 ...自由詩504-2-15
☆52_タビビト- 貴水 水 ...自由詩204-2-15

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