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ほそい みどり の
うすい あし

こそり すみ に
より あって

どなた でしょうか

で きっと ね
つと つと そうっ と
すき に いく

だけど かた  ....
うちの窓から
朝日はみえない
きっとどこかの窓からは
朝日がみえる
みえるのだろう
夕べ
流しの三角コーナーに
食べ残したサラダを捨てながら思った
サラダの中の胡瓜が細かくなる前
の ....
森をゆく足音は割れていて
でもそれは 決して
壊れてゆく訳でもなく割れていて
それはいくらか湿っていて
でもそれは 決して
濡れている訳でもなく湿っていて
微かに遠のくように響き
でもそ ....
未来への道を歩いている

時々、過去へ向かって歩いてみるけれど

自転の速さに負けてしまう


何とか逆らってやりたいと立ち止まってみても

やっぱり未来へ進んでしまう


諦 ....
背 に 迎える
宙 の 蔦

絡み
吊る

しろく 月 回り

てて の 無邪気な 
微苦熱 に

じりり
途絶えていく
目が覚めると
右手がチョキになっていた
いったい僕は何と戦ったというのだろう
夜中、こんなものを振り回して
援軍の来ない小さいベッドの上で
幸せな奴は他行ってくれや
高温油で処理

あんた西瓜喰いたいんか
それはデザートや待っとき

何もおもろいことなんかせえへん
生もんをおいしく揚げるだけや
ちょっとアロエの花とってくれ ....
今日は雨だな

職場に

自転車で通っているあなたは

不便だろう

俺は暇なのか阿呆なのか

あなたのことを心配している

こっぴどく

ふられて

電話も

留 ....
正気なうちに 帰ろう

まっかな顔で 父さんが
にこにこ と ひそっと 言う

あはは と 笑いながら
母さん に よっぽど 言われたな
私は 濃いめの お茶を入れる

 ....
風呂に入る前は 裸になる
これからきれいになる
通ってきて 
よこ
子供ん頃から隣が冷蔵庫で
ここで服を脱ぐけれど
父親にも
裸を見せられないほど
洋服を脱いできた

風呂のお湯な ....
静柩で在るBloodは 夜
浮浪する 街灯の囁きを受像し
Cigaretの薄煙に投影する
轢死って夕闇に溶けた黒猫に捧ぐ様に
密やかに騒やぐ
歪でRのFlatな矛盾を撫ぜる視えざる指
其れ ....
とおーくのほうで


犬が吠えてるです
虹も浮かびます
三寒四温の中
春が背伸び

近くのほうで昼
しかも昨日
その中の今日
芝生の上
半袖でねっころがるのです


た ....
お前は

あんなに話したことを忘れたか

楽しかった日々も忘れたか

用心深い俺は

なかなか人とうまく関われなかった

お前とは

すぐ

打ち解けたのに

お前は自 ....
僕には好きな湖がある

久しぶりに行ってみたよ

1人で

そこで小さな光を見た

煙草の赤い光でもない

錯覚でもない

僕の目の前を

二つの光は

寄り添い離れ
 ....
風が葉っぱを揺らして
葉っぱが風に踊る

昨日の埃を振り払い
昨日の憂いを振り払い
昨日の悲しみを 昨日の夢を
全部きれいにして

今日の葉っぱが踊る
今日の風に踊る
ひとりの子が
ひとつの楽器の生まれる様を見ている
作るものも
奏でるものも去ったあとで
子は楽器に愛しげに触れる
おずおずと うずくように
楽器は
花になる



新しい言 ....
夜の海は

気まぐれだよ

上手く乗らないと

もう帰れないぜ

俺は

毎日

夜の海を楽しむ

高い波ほどわくわくする

だから

人は誘えない

大事な奴 ....
桜散るのは夕日の丘か
日暮れ近づく夕日の丘か
散りゆく桜は薄紅色
薄紅色の十二単
十二もまとった春の衣
一枚脱げば夏の予感


呼んでいるのは母の声か
遠い故郷の母 ....
あちこちに月がひそむ夜
銀を一粒ずつ踏みしめて
雲をあおぎ歩みゆくひと


月の手は風
月の火は雨
ただなごむ
死のように



いのるひと いるりひと
いるり ....
鳥のように空を飛び
羽を広げ雲に身を捧げて
月の光に染まり
夜を夜と感じ
一日を一日と感じ
全てが自己責任である自由を手に
広い世界へと解き放つの
黒い羽は闇に染まり
逆さまの世界が私 ....
音の無い空
音の無い花
近づきながら 離れながら
混じることなく
川の上に重なる川
川を映す川をゆく


花に触れ
鎮む流れ
陽は分かれ
影は過ぎる
花は音 ....
過ぎてしまったことだけど
聞いてもいいかい

君にとって愛ってなに

僕にとって優しさってなに

微笑が愛を知る道しるべなら
君も僕も見落としたね

涙は悲しみの印だけど
君も僕 ....
14:34発

皐月のシャツ着た
ゆふいんの森5号
水平線を描く
電線を
斜め下から
追ってゆく
風景も
ゆったりと
融けて
車窓の後ろへと
帯びてゆく

電車の中は
か ....
その日の雨が
今でも時々僕の肩を濡らす

廃園の木下闇に
置き忘れられたブリキのバケツ
松葉を伝い落ちる雫が
想いおこさせる
もうひとつの心臓

眠れぬ夜毎
消え残る雫がほのかに光 ....
雨あがりの
見えない水に仕切られた通りを
たくさんの人
静かな人
離れることを疑わずに
歩いてゆく



ずっとひとりで吠えるとき
震えがどこまでものびてゆくとき ....
風が私の輪郭をなぞる
私は風によって顕れる
その刹那
私は世界だ

世界が終わるとも
声は続く
風の意志は続く
世界は風によって名付けられ
名は風に隠されている
声は名 ....
はじめはわからなかった
仏舎利塔なのか
噴水なのか
生き物なのか
ひと足ごとにみえてくる
どうやら人らしい それ
まばらな街のあかりでは
まだ 性別はわからない
声をかけれるほど近づく ....
ああ今日も夜がふけていくよ
風がびょうびょう吹いて
トタン屋根に映る雲がごうごう流れて
乗りそこなった月の船は地平線の向こうです

星のない空は
なんだかとっても寂しくって
電信柱を伝わ ....
ビルの非常階段の裏に

人影がみえた

また

ぶっそうなことかと見ると

青い瞳の

美しいサイボーグが

瞬きもせず

捨てられていた

俺は

白いシーツを彼 ....
君と歩いてゆきたいと思わない日々はなく
昨日歩いてきた道を今朝も歩いてきたのに
何も思い出せない
花びらの調べを思い出せない
時は僕をとっくに投げ出す
枕元に横転するラジカセ
真夏のサンフ ....
和泉 輪さんの自由詩おすすめリスト(1099)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふふ- 砂木自由詩11*04-5-16
サラダ- サダアイ ...自由詩2604-5-15
森をゆく足音- 刑部憲暁自由詩604-5-14
そのスピードで- あとら自由詩1104-5-12
- 砂木自由詩7*04-5-12
戦っている- たもつ自由詩4504-5-11
店主- 山内緋呂 ...自由詩9*04-5-11
☆125_アメノヒノジテンシャ- 貴水 水 ...自由詩7*04-5-10
村祭り- 砂木自由詩15*04-5-10
要冷凍- 山内緋呂 ...自由詩6*04-5-9
レイトショー- 六崎杏介自由詩304-5-9
摂理- まりょ自由詩204-5-9
☆124_コウカイ- 貴水 水 ...自由詩6*04-5-9
★76_ミズウミノヒカリ- 貴水 水 ...自由詩304-5-7
踊る- ukiha自由詩104-5-7
器の子- 木立 悟自由詩1204-5-7
☆122_ヨルノウミカラ…- 貴水 水 ...自由詩3*04-5-6
さらば_春の日- ワタナベ自由詩11*04-5-5
ノート(夜野原)- 木立 悟自由詩404-5-5
こうもり- 暗闇れも ...自由詩6*04-5-4
降り来る言葉_XIII- 木立 悟自由詩904-5-4
★74_カナシキギモン- 貴水 水 ...自由詩4*04-4-28
14:34発- 湾鶴自由詩704-4-28
光る野- ダーザイ ...自由詩21*04-4-28
ノート(夜通)- 木立 悟自由詩204-4-28
かぜ・こえ・かくれな- いとう自由詩1704-4-27
孤灯- 湾鶴自由詩404-4-26
蛍石- ダーザイ ...自由詩13*04-4-26
☆118_ウツクシキ…サイボーグ- 貴水 水 ...自由詩504-4-25
陽炎- バンブー ...自由詩204-4-24

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