しろい紙のうえで、
こごえている、
星や、銀河はここからはみえず、
きのう脱捨てた靴下のように、
夜がくたびれている、
それでも君は
真正面に瞳を据えて
行く手を遮るものに
立ち向かうのだろう

恨みもせずに
拗ねもせずに
飽きもせずに
前へ進むことだけを
考えるのだろう

降り注ぐ光のままに ....
空が褒める
山は照れる
山の火照りが空全体に広がっていく

朱鷺色レンズが激しく反射し
私は目を細めながら
喉の乾きに気付く

言い伝えでは明日は雨だ
いつか
ひとになるために

かぜとなり
はなとなり

ときにはきみの
ほおをながれる

なみだにさえ
なりました
食と職
働いて食べること
ショクをもっと自由に

無と夢
一日一生
ムを呼ぶ睡眠

血と地
地縁血縁
チヂみだれ

哀と愛
愛する哀しみ
アイいれたがわず

詩と死 ....
 野に咲いていた
 赤い花を
 むしんにむしっていた娘に
 わたしは言った

 かわいそう
 花さん、いたいいたい
 白い花さん、いたいいたい
 赤い花さんも、いたいいたい
 ....
すきなのかな

それは
淡い淡い
不思議な言葉
未知なる世界が
どこまでも広がる

すきなのかな

それは
甘い甘い
魅力的な言葉
夢の様な世界が
空高く高く伸びる

 ....
メールをうつ
さみしいから
オンラインになる
さみしいから
パソコンをつける
さみしいから
死にたいという
さみしいから
オナニーする
さみしいから

君のこ ....
誰もいない部屋で
私ではないと… 目をこらしている
一人だった… 言葉をなくしては…
誰とも 声を 私は交わさず…
出ていこうとする… 一人ぼっちの世界だった
 典型

 もともとクリスタルだった

 もう今じゃ
 大地に還ったり
 海に還ったり
 無に還ったりして行った

 キャッチャー・イン・ザ・ライ
 グラン・ブルー
 キャンドル ....
君の目を見て
嘘をついた
その日の夢の中で
君が泣いていて
君も嘘をついていたことを
知った
あたらしいいきもの

試験管からこぼれ落ちて
僕は生まれた
均衡のとれてた世界が
僕という形のいきもので歪んだ

鏡を覗いてみる
ふーん、これが僕なんだって
欲しがってた
羽もひれ ....
そこは海
きっと海。
仮分数の真下で立ち尽くしている

わたしのしらない重力
砂地は生きもののように足を奪う
サークル、
サークル。
終わりと始まりの区別が消えて
星たち
しずかに ....
ナナ、もうきみが
誰とも性交しなくていいように
全部塞いでおいたからね
安心して
そとをあるいておいで
チョコレート

みかた

蹂躙

てき

メンソールシガー

みかた

制限時間

てき

おとこのこ

みかた

おんなの人

てき

 ....
いつか

大きな災いがやってきて
世界が赤く燃え尽きたとしても

いつか

大きな悲しみが溢れ出て
世界が闇に閉ざされたとしても
どうか その先に

たったひとつの希望の光が
 ....
ほどけたこころを
むすんでつなぐ
針と糸で縫い付けるようにさ
お近づきになって
身だしなみ、整えてくださいますか

暴風雨が窓をたたいている
遠くで何かが燃えているみたいだ  ....
母が買ってきた食器を
祖母は押し入れにしまう
母はそれに気づいて
いるがなにも言わない

祖母はかちゃりとも音を
させずに食器を移動させる
祖母の顔は真っ白で
太陽の匂いもしない

 ....
君に好きっていった

公園で好きっていった
自転車を押しながら好きっていった
手をつなぎながら好きっていった
キスしながら好きっていった
キスしなくても好きっていった
太陽のしたで好 ....
愛はある

愛は重力のようなものだ

引力と遠心力と慣性の力

愛はある

愛は力だ

引き合う力と離れてゆく力と包み込まれた力

愛はある

重力とおなじくらいある

 ....
あなたを泣かせたい
そんな意地悪な気持ちがわいてくる
だって
あなたのことで
こんなに心がざわめくから

いっそ
あなたを泣かせたい
だいっきらいと伝えて
だけど
あなたが私のこと ....
 
 
シロツメクサが燃える
その灰で僕は
無色の麦藁帽子を作った
誰も許してくれないから
まだ駅のロッカーにしまったまま

身体が長くなる
そんな様子を目視できる日々があった
僕 ....
はじめてが
まだまだ
たくさんあるって
素敵

ドキドキする
ワクワクする
はじめて

先のみえない
楽しみ

途中の
緊張感は
つなわたり

がっかりするのも
また ....
あの人の奥さんに会わせてと
強硬に主張したのよ
わたしを散々弄んでおいて
逃げるのは許さない

あの人に
頸を絞められて
バスルームにルージュで遺言
不安な気持ちは確かにあったの
そ ....
まてんろうが
かすんでいる

かすみをたべて
くらすひとが

あのあたりにも
いるらしい
とうもろこしの悲劇
太陽はもう輝かない


海の たより

夏の日の  虹のように
翼を/////ひろげて
痛むってことは
あるんじゃない心

心無い言葉って
言葉にも
あるんじゃない心

言葉に心があるから
しみるんだね
不適合だっておきるんだね

かたち違っても
あうといいな
 ....
ぎゅうにゅうを
のめないこどもが

まさか
うしだったとは

なかなくていい
きみのめは

うしのように
うつくしい
じめんのうえにたっています

あしのうらにたいおんがあって

じん

とします

ときどきそらをみます

とんでいるものがあってわたしは


鳥瞰図


みごとなけしき ....
言葉って時に邪魔だね
あわないトランプのようだね

二枚重ならないと
意味がないみたいな夜

言葉って時に冷たいね
ぴたりと当てはまらない

順番守らないと
叱られそうな夜

 ....
草野春心さんのおすすめリスト(1173)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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涼風- nonya自由詩13*11-4-27
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字音- シホ.N自由詩1*11-4-26
つくりものめいた、花- 石川敬大自由詩15*11-4-26
- りり自由詩2*11-4-26
うつっぽくするくせがなおらない- ki自由詩4*11-4-26
ルーム- 番田 自由詩111-4-26
バブルたちの残響- 藪木二郎自由詩1*11-4-26
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あたらしいいきもの- itukamitanij ...自由詩111-4-25
引き潮- アオゾラ ...自由詩211-4-25
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てきみかた- はるな自由詩411-4-25
祈り- 佐倉 潮自由詩111-4-24
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すき- ささやま ...自由詩7*11-4-24
愛はある- 吉岡ペペ ...自由詩1011-4-24
意地悪- 朧月自由詩311-4-24
目視- たもつ自由詩311-4-24
はじめて- 森の猫自由詩7*11-4-24
ルージュで遺言- 花形新次自由詩211-4-24
摩天楼- 小川 葉自由詩411-4-24
The_sun_ain′t_gonna_shine_any_ ...- 草野大悟自由詩2*11-4-23
心あるある- 朧月自由詩111-4-23
牛乳を飲めない子供- 小川 葉自由詩411-4-23
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言葉が悪いから- 朧月自由詩311-4-22

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