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幸せ
という言葉がついたものを買いたくなる
そんな時刻夕暮れ
ひとりはほんとにさむい

ネット上の文字が友達
だなんて言わない言えない

でもいいじゃない電車の
窓にうつるひとにつぶ ....
ゆうぐれに向かってはしっている
かえっているのに
だんだん離れてゆくようで

君がならすおんがく
私のみみをこじあけて
はいるよ乱暴にむねのなか
せつなさをきざんでる

なにか後悔さ ....
老人ホームでは
いねむりするひとが多い
あっちで うとうと
こっちで こっくり
いっしょうけんめいに
ねむっている

そのしずかな風景は
さなぎの待機のようだ
白い髪にときが重なりあ ....
夢みるために生きている
ひとは

かないそうもないといいながら
かなえたくてたまらない

うたうためにうまれたひとと
きくことにすぐれたひとは
空間をうまくシェアできる
かげをつれた ....
とんぼには
夏のおわりがどうしてわかるの?

流しそうめんみたいに流れてく
夕方の空と
地面のあいだをすいすいと

わたしをむかえにきたよ
もうすでに
だれかが座っている
私の今朝の椅子に

父かもしれない
母かもしれない

それが
毎日というものかもしれない

背伸びしてでも
前へとおもっていたけれど
くりかえし ....
ひとは水から生まれたから
流れていかなくちゃならない
いくら愛しくてもとどまっていられない

ありがとう
と 言ったら
そんなものいらない
そういったあなたのせなかを
いつまでもわすれ ....
風呂の中でよんだ
詩集がすべてを語ってしまったので
今日の私を

ごしごし洗い流しました
もういらない

風呂まで汚れてる
気がした 分身で

水がうまれ
水になったように

 ....
新聞を旅して
自分に出会う
出られない領域は
私の住まい
悲しみ
前向き
ドラマはあって
私の今をまた照らす
スライスしてみる
なにかあるんじゃない?
きこえた言葉
以外の気持ち

薄くめくれば
息づくあなた自身
触れられないよ
あたしのこの手

揺れ動いてる
互いの想いだけが
雨の夜 ....
逃げ出したいとおもっているのに
夜の駅はさみしくて
こわくてひとりでいられない
なぜ降りてくるひとは
みな表情がないのだろう
君がもし待っていて
くれたらいいのにと
ばかに明るい自販機が ....
言葉を飲むから痛む胸
吐き出すことで濁る空気

選べないから
黙ります

いっそこの指も
凍ればいいと
夜空見て想います
今日は月が一番
綺麗にみえるんだってと
君がそう言う口元を
不思議な気持でみていた

月は月だよって
とても言いたかったけど
君の瞳がやけに
光ってたから飲み込んだ

秋の夜の
 ....
泣いてないよ

そう言いたかったけど言えなかった

声を出したら

嘘になりそうで

嘘は

嫌いなあなただから

なんにも言わない

言わないままふたりで

ずっとい ....
小さな器に
どくどく淹れたら
あふれました

それでも どくどく
淹れたなら
器は大きくなりますか

上からの
目線 言葉 錘
重くて 重くて

それで育つもののひとつが
自 ....
夢をみる場所は

少し高い場所がいい
少し暗い時間がいい

空気が澄んでるところがいい

生まれ変わること
それが望みと思いそうな
景色を見つめて誓いたい

がんばるって
真っ ....
100%の果汁は苦い
知っているのにほしくなる
ホンモノにこだわる
私は偽物

ほんとうの私を
探してる/今夜も

ないないない
とおもいたい
あきらめて

グラスの中のオレン ....
雨がよろいをとかす
ぴしり 心がひび割れる

雨の中歩いているのは
まるで自分ひとりみたいに

傘は
シェルターのように隠す
それぞれの顔を
背景を

雨はどこからきたんだろう
 ....
君は努力してるよ
それをあたしは知っている
成果がでない努力は無駄じゃない
そんな言葉を呑み込んでいる

丸くなって君は
涙も流さず耐えている
君の努力の足跡が
さらさらと消えてゆくの ....
失いながら朝がくる
おびえながら
いっぽいっぽいっぽ
支えるものなんかない
そんなことを考えるなと
君はいう
同じいっぽをだしながら
死ぬって
いなくなるってことなんやね
もうあえない
あえるうちに
あいにいけばよかった
これからあたしは
何度そう思うんかな
なにがあたしをひきとめたのか
風にきく
太陽にきく
こ ....
探し物をしている
今朝の気がかり
思い出せない名前

探し物をしている
ゆっくりそれでいて少し
あせりながら
だって今日がまた
終わってしまうから

見つけ出せずにいるのは
小さ ....
よくみられたい
よくおもわれたい
少なくとも嫌われたくない
そんな鎧は
いったん着てしまったら
脱げないよ

いらなかったのに
そんな鎧をいつから
着てたんだろう
重いのに
脱げ ....
すきなものはなんですか

あなたがきいた

すきなものは

や木や真っ白な雲
どれも口にはだせなかった

あなたはもうそこにいないから

すきなものはなんですか

私もあな ....
楽器を
演奏している人がいました
うたを
うたっている人がいました
月が綺麗でした
星も綺麗でした

カラダが揺れて
汗が光って

月も
星も
光っていたので

がんばるこ ....
目がさめて
自分が変わっていないことにがっかりする

今日は曇り空で
少しひんやりしている
まるで
太陽だって疲れてるみたいに

癒されたいと願うから
だれかに優しくしたい
そんな ....
私がもっと器用だったら
こんなに星をみることもなかっただろう

私がもっと素早かったら
こんなに花をみることもなかっただろう

電車にのって窓をみる
どんよりした空をみる
ふと目があう ....
夜になると
くるくると私は
私の皮をむく

くるくる くるくる

はじまりまでゆくといきどまり
ちょうどいいところでとめたい
なのにとめどころがわからず

くるくる くるくる くる ....
進歩ないってつぶやいたら

進歩ってなに と雲がきいた

同じ白で

私のよく知る姿で

きいた

進歩ってなに と
人ってきっとドロドロしてる
液体たっぷんが人なんだ
皮膚でささえていなくっちゃ
こぼれてみんな溺れてしまう

たいていそれはいやな言葉
いやな気持
キタナイ
引き金になって

アフ ....
草野春心さんの朧月さんおすすめリスト(89)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕暮れのホーム- 朧月自由詩613-10-27
ゆうぐれの音- 朧月自由詩913-1-20
しずかな午後- 朧月自由詩9+*12-9-5
いい夜の空- 朧月自由詩1712-8-28
流しとんぼ- 朧月自由詩312-8-21
今朝の椅子- 朧月自由詩212-7-21
水のこども- 朧月自由詩212-7-7
詩人と入浴- 朧月自由詩912-3-27
紙面の旅- 朧月自由詩412-3-15
なん層ですか?- 朧月自由詩312-1-23
夜の駅- 朧月自由詩312-1-9
冬の空- 朧月自由詩411-11-26
特別な月- 朧月自由詩211-11-11
つき- 朧月自由詩111-11-9
雨模様- 朧月自由詩211-11-5
夢をみる場所- 朧月自由詩211-11-4
100%の真実- 朧月自由詩311-10-15
- 朧月自由詩711-10-14
再生- 朧月自由詩211-10-5
あゆみ- 朧月自由詩111-9-16
いつもの場所にいない君- 朧月自由詩111-9-15
見つけたいもの- 朧月自由詩211-9-13
あたしのまま- 朧月自由詩811-9-10
すきなものはなんですか- 朧月自由詩211-8-27
共に光る- 朧月自由詩211-8-24
曇り空の処方箋- 朧月自由詩211-8-19
大切な夢- 朧月自由詩111-8-18
夕焼けくるくる- 朧月自由詩411-7-30
進歩する雲- 朧月自由詩411-7-26
ヒトのカラダ- 朧月自由詩411-7-14

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