すべてのおすすめ
つらいと言わない君が
ベッドの中
一人泣いてる
淋しがり屋の私は
そんな君のこと
ぎゅっと抱きしめる
二人でいれば
何よりも心強い
例え夜の悲しみに
のみこまれそうになっても
簡単に分け与えた
朝を隔てて越えるもの
下向きになって思う空気は
まだ近く 目の中で止まらせたままの
駅の中で
何も 言えないほどには
透き通っていた
その時間僕達の足が
誰かと ....
(一)すべてのものは
日が翳っている
四月は末日
冷たい図書館の
その片隅で
ある日、男が生まれ
ある日、死んでいった
たった二行の
歴史書が
誰にも読まれること ....
わたし
ごくつぶしの耳鳴り芳一と
反転した橋の下
こうもりみたいな夜を過ごす
森の、もっと森の方
ただのニレだったという屍が
糸を引いて地面に伏せるまでの時 ....
街中ですっ転んだ
視界にあるのは人の脚
何事も無かったかのように通り過ぎる脚
立ち止まってこちらに視線を投げかけている脚
スーツの脚
ジーパンの脚
スカートの脚
ルーズソック ....
AB(なかほど)さんの自由詩おすすめリスト
(2135)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
泣きたくてたまらない夜には
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ももか
自由詩
2
03-6-13
恐竜の背中のカーブ
-
合耕
自由詩
5
03-5-13
旅路
-
たもつ
自由詩
10
03-4-20
ニレ
-
嘉村奈緒
自由詩
13
03-4-19
人の脚
-
たもつ
自由詩
21
03-4-2
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