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   言葉
挨拶  曖昧愛人
朝の意味  後残り半分
意味の不調  雨降る雪降る
裏社会の生活  家帰る途中で
駅東口順昭地区  色空間情報交換
親同士合併問題解決  音感知機能 ....
可愛らしい小さな花を
踏みつけそうになった
避けようとした瞬間
目の前に大きな木が現れる

よく見ると
あれ?さっきの花?
まさかと思うが

「それってさぁ!
花が大きくなったって ....
 空っぽのランドセルに
 かなしみをカタコト鳴らしながら
 工事現場は夕暮れの渦につつまれる
 瞳が裂けた子をひとり
 ひかりの膜にとり戻す
 想像上の友だちは
 会いたい気持ちを反故にさ ....
この七月の
光降り注ぐ
太陽の日、
路傍の石に
眼が穿たれ
見開かれる沈黙、
熱と光の充溢に
霊性貫かれ只不動。
寝惚けたお前の目が見開かれるくらいに
猛烈なやつをぶっ放そうか
俺はフラストレーションの岩石になってる
どこかにはけ口を求めてるのさ

指先の些細な痺れが気になる
足のつま先の痛みはい ....
道化の口角を極端に上げて
引き攣った笑顔を その白塗りの顔に浮かべながら
人間としての階段を きわめてダイナミックに下ってゆく
ジョーカーダンス あなたは
最も深い地の底の地獄を まるで天上界 ....
洗濯したシャツを畳んでいると
シャツに畳まれている私があった
痛くないように
関節が動く方向に畳んでくれた
畳み終えると皺に注意しながら
シャツはそっと私をタンスに仕舞った
衣替え ....
まとわりつく蛆のような概念を振り払って重湯のような朝食を啜ると世界は絨毯爆撃みたいに騒々しく煌めいていてウンザリした俺は洗面台を殴り殺す、拳に滲んだ血はホールトマトの缶詰を連想させたので昼飯はパス ....  ビルの谷間に皐月風
 それは歩道の正面から運ばれてきた
 若い男の声だった

 パパなお前のキモチ分かる。分かってるから今日ユラちゃんに謝ろうな。

 ギョロリとした目に たらこ唇
  ....
真夜中、夜の川
川面に突き出た瀬岩を
{ルビ躱=かわ}しかわしながら
ぼくの死体が流れていく
足裏をくすぐる魚たち
手に、肩に、脇に、背に、尻に
触れては離れ、触れては離 ....
ゆうやけ、こやけ、
鍋の底がすこし焦げた、
スプーンですくった、黄いろいルーの、
ぐつぐつと美味しそうに、ガスコンロの火で煮込まれてゆく、
それは、
ようやくふたりで完成させた、
さいごの ....
 まぶたの裡に 月をおさめ
 人は目ざめる

 自己の嵩に 食べられながら
 胸の端に 散らす花
 祈りは いつも途中で待つ
 雨を迎えに 降りつかえる

 命のジグソーパズル
 無 ....
 上手に傘が開けたよ
 長靴ぬらさなかった

 ふかく巻かれるこびとのささぶね
 そろそろ川があふれ出しそう

 (こんな雨の日はやさしい)

 舌を使って
 どっちの蛙を乗せようか ....
この白い小部屋にて、
宙空から貸し与えられた
わたしという寂寥と憧憬、
凍り付いた滝の流れのように
ただひとり街から取り残される

  *

霊性帯びた老婆の像、
荒野に打ち付けられ ....
 気持ちの不安で落ち込んだり
 あるいは高揚感に落ち着きの無くなってしまう時
 深呼吸する
 そして私はシングルポイントの六角柱水晶を握る

 掌の柔らかい部分に三辺の角が当たり心地良く
 ....
乾いた昼の月が
丸にちかくって
なんだか見下されてるみたいで
気分が悪い

風にでも吹き飛ばされてしまえ
そうはいっても
あそこからピクリとも動こうとしない

どうせあと数時間もすれ ....
凝固した毛細血管のような形状の幻が網膜の中で踊る午後、飛散した詩篇の一番重要な欠片で人差指の腹を切る、往生際の悪い具合で滲む血の赤は、どういうわけだか若い頃に会うことが無くなった誰かのことを思い出 .... ディオゲネス・ラエルティオスの『ギリシア哲学者列伝』を読んでたら
アリストンという名前の哲学者が、ハゲ頭を太陽に焼かれて死んだって書かれていた。
べつに、ハゲでなくっても、日射病ぐらいにはかか ....
朝 急いで自転車を走らせ駅前の駐輪場へ

このまま行けば遅刻は免れそうだ

すぐに駅ビルの通路に飛び込もう

と思ったその時

目の前を見知った顔が通り過ぎる

右足が急停止する
 ....
傷だらけで
言葉を掴んでも
その端っこで
手を切った

無数の星より
鋭い歯を持つ言葉たち
それを磨くため
時には光を受け入れる

詩に向かう時
いつも夜で
あって欲しい

 ....
なぜか真夏の
夕刻
赤土の大きな広っぱがあって
子どもたちは
そこを
自由自在に
使って
草野球をしたり
駆け回ったり
六時になってもまだ明るいものだから
もっともっと遊び ....
君と初めて出遭った時に思ったのは














「あぁ俺のリエちゃんは岐阜じゃなくて京都にいたん ....
奥様という響きが嫌に長引く
もう名前では呼んでもらえないらしい
なにを期待していたんだろうか私は

奥様と呼ばれるたびにうんざりとする
遠くを見ても近くを見ても
代わり映えのしない毎日がそ ....
お前は詩を読んだことがあるか、あるいは書いたことがあるか?自分を自分たらしてめているものについて、衝動的に言葉をぶちまけたことがあるだろうか、身体の中心から、お前自身を引き摺り出そうと試みたことが…言 ....  カップ麺に熱湯注いで待つあなたの
 お耳を拝借できますのなら
 こそっと お話してみたい

 京都駅から地下鉄に乗り四条駅で降りて
 阪急電車に乗り換えます
 地下鉄の改札を出た駅構内に ....
ぱらぱらと
はらはらと
剥げ落ちていく
すべての意味が

あさひ、あさひ
まぶしく あびて

その熱、
ひたひた
感じながら

剥き身の私 今、此処に生きて
 
 線路沿いの路肩に這う茂みは朝顔らしき
 蔓と葉に花を二輪つけていた
 花は控えめでいて澄んだ紫陽花色
 歩み寄る私の指先に
 四枚羽の片側二枚つままれて
 運ばれてきたトンボ

 ....
身体はいつしかカサカサに乾き、指先から紐が解けるように崩れ落ちていった、それは一瞬のことだった、それが死というものだなんて思えないくらい簡単な、あっけない結末だった、そのせいかどうかは知らないが、 .... ・チューリップ模様の宇宙船に乗って
あの娘はやってきた
ぼくたちとは違う匂いがした

・はじめまして
あの娘はクラスの女子たちと握手をする
女子たちの手のひらから
チューリップが生えてき ....
あなたの空に
雨は降り
震えながら
明日はない
と、
今宵だけ
あなたの胸から
流れ出る、
遡る時間
失われた記憶

寝台列車が発車する
カンカン鳴る踏切警報機、
幾つも幾つ ....
ジム・プリマスさんの自由詩おすすめリスト(1210)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ピラミッド/隠室- アラガイ ...自由詩11+*23-9-12
世界- 銀薔薇自由詩4*23-7-7
ある日- soft_machine自由詩423-7-4
予兆- ひだかた ...自由詩423-7-2
勝手にやらせろ- ホロウ・ ...自由詩4*23-7-1
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衣替え- たもつ自由詩12*23-5-9
しらふで死にな(毎日は降り注ぐ)- ホロウ・ ...自由詩3*23-5-8
メドゥーサの瞳- リリー自由詩4*23-5-8
葵橋。- 田中宏輔自由詩17*23-5-8
カレーライス- 本田憲嵩自由詩11*23-5-7
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この白い小部屋にて- ひだかた ...自由詩3*23-5-4
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不機嫌な夕方- 坂本瞳子自由詩4*23-5-2
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残像を踏み締めて- 猫道自由詩123-2-9
推敲- ミナト ...自由詩4*23-2-8
時代- 秋葉竹自由詩223-2-8
闇_深っ- TAT自由詩2*23-2-8
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ある日、なにもかも塵のように- ホロウ・ ...自由詩1*23-1-24
日付の無い日記/夏、転校生- ちぇりこ ...自由詩8*22-12-31
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