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風、
見ることは
触れることは
掴むことは
できない
それでも
髪を揺らす
頬をなでる
服をはためかせる
感じることはできる
幸せ、
見ることは
触れることは
掴むことは
 ....
あの子やその子の孤独は
柔らかそうで素敵

まるで女神が産み落とした赤子のようで
健やかな膜は健在なのね


この体は 何かが出ては入る循環を好んで
一色にしか染まらないけど存在は莫大 ....
{引用=




  ? コラージュ


通勤電車の空間の歪み

ポリバケツの中をワープしながら
流転する定めの憂鬱な朝


紺碧の地面に近づく
窓外の空気

遠くに ....
懐かしの母校に帰って来た
生徒ではなく教師の卵として
ネクタイを引き締めて向かった先は
問題の山積みな教室

授業の時間は昼寝の時間
教科書はただの落書き帳
テレビでは何度も ....
昨日は職場のおばさんの 
くどい{ルビ小言=こごと}に嫌気がさして 
かけがえのない他の人さえ 
土俵の外へうっちゃり 
しかめっ面でひとり相撲をしていた 

昨晩見た夢のなかで 
旧友 ....
咲かぬ花を温めて
孵らぬ卵を包み
私たちは手を繋がず
夜明け前に夢を見る

鳴いてはならぬ 暁の鳥
目覚めてはならぬ 琥珀の瞳
結んではならぬ 明日の実

空には真白な三 ....
夜空を駆け抜ける流れ星は
一瞬で消えてしまうけど
人々の心に夢を与える

人間は宇宙の広さと比べたら
ちっぽけな存在かもしれないけど
苦しみながらもがきながら
自分だけの光を ....
道はいくつも分かれている
正解もあれば不正解もある

長い人生の旅の中では
正解ばかりは選べない。

もし進む道を間違えてしまっても
引き返す事は不可能じゃない

間違え ....
橋の上で絵を描く男
道行く人を描く

美しい人が立ち止まる
私の絵を描いて御覧なさい
きっと売れる絵が描けるでしょう
美しい顔をした女は
絵描きの前で最良の笑みを浮かべる
 ....
――{注三千世界の烏を殺し主と朝寝がしてみたい=高杉晋作が作った都々逸}――


寝物語の睦言に

誰がうとたか{ルビ漫歌=そぞろうた}


熊野の{ルビ牛王=ごおう}を裏返し

 ....
{ルビ翠=すい}の{ルビ竹生=たかふ}に月夜影

稲穂に似たる紫は 二目と見れぬ稀有な花

最期の時を飾らんと 今を盛りと咲き満つる


風も無き夜に{ルビ竹葉=たかは}が騒ぎ 月花に浮 ....
あんたはほんまにきれいに切りよる
すうっていう音が聞こえてきそうになるわ
あんたの血はきれいやな
そこに顔を映すとき
一番うちが奇麗に見えるわ

あんたの切り口を見てると
だ ....
朝の始まりは騒音、排気ガスに振動

片棒担ぎの分際で

一丁前に眉を寄せる

やれやれと天を仰ぐと

この喧騒を小馬鹿にしたように

すべてを包み込む静寂の青

今 ....
自由に好きなように生きればいい
そんな事言っていられるのは高2まで
社会という荒波に揉まれるうちに
アイデンティティは洗い流されてしまう

例えば非力な羊が
群れから離れて生きて ....
私の住む この街にも 雪が降りてきた

長めのマフラー纏った 君に会いに行きたい



ヒザの上まで積もるかな  雪だるま 作りたい

ピンクのマフラーが似合う 君に会いに行きたい ....
地下鉄の風に吹かれて 
灰色の階段を上がる 

地上に出る前に 
用を足そうと 
便所にゆく 

入口に 
「 只今清掃中 〜そっと入ってください〜 」 
という看板が立っており 
 ....
引用=ヒトはなりたいものになれるんだよ} 


キミが嬉しそうに言った一言を

信じて疑わなかった幼き日のボク

色鉛筆も

クレバスも

水彩絵の具までも持っていたボクたちに
 ....
鳥たちのあざ笑うさえずり
何かの象徴のように
そこにいるしかない僕を笑う
鳥たちは羽ばたく
そしてまた明日には戻って来るだろう
いつまでもそこにいる僕を
また笑いに来るだろう  ....
鍵盤を踊る細い指
憂鬱音
絶望音
情熱色の希望音
そして、一瞬の隙間に入り込む無音を
あなたは奏でる
その音にわたしは踊り
狂い、そして切なさに悶える
わたしは音に乗る ....
{画像=070217002346.jpg}
{引用=





静かに淡く
空ゆくものに
虚ろな金具は外れ

風と海のはざまに
夢と現は映る

速い羽を携えた
雲の音は ....
小腹が空いたから冷蔵庫を開けたら
美味しそうなプリンが目に飛び込んできたから
手に取りスプーンで味わっていたら
バスタオルを肩に巻いたあなたが
「プリンはどこ?」って聞いてくるから
「あれな ....
おませでおしゃまなペチカ

今日もお気に入りの白のワンピースで

白い花が満開の花畑に冠を作りに

僕はこっそりその後について行く

たくさんの白い花に囲まれて

綺麗なものだけを ....
天使のような笑顔

鈴のような声

マシュマロのような頬


世界は君を中心に回っている

太陽は君を照らすために昇る

時間は君をより美しくするために進む


君は祝福さ ....
時の{ルビ端尾=はつお}を握り締め

いまだ名もなき{ルビ形=なり}を孕み

音なき音に耳を{ルビ欹=そばだ}て

真空妙有の{ルビ現=うつ}に凪ぐ


深遠に{ルビ籠=こ}む白い背 ....
最近

眠れない日が続いているよ

気付くと空には光が満ちて

鳥達が朝の挨拶


夜は長い

でも

長いようで短い

だって

いろんなことを考えているとね

 ....
七つ下がりの風通り

透かし模様の薄絹に

{ルビ囁=つつめ}く日射が

なだらかに滑り・・・・


{ルビ疾=と}うの昔に置いてきぼりの

ブリキの箱で ひしめく玉が

熱 ....
薄ら{ルビ氷=ひ}染める朝影は

思い焦がれた凍て蝶の

きらと溶け合う

玄冥の{ルビ吐息=いき}―――


砂絵のように脆い心で

{ルビ消=け}残る跡を 思い{ルビ染=し} ....
{ルビ畦=あぜ}に腰掛け{ルビ見和=みな}ぎし先の

{ルビ揺振=ゆたぶ}る木立は

神のやすんば 


紅い雀が{ルビ舞風=まいかぜ}の中

命の際まで飛び翔ける


漏れる ....
赤いおととが ひらひらと

右に左に身をくねり

赤いおべべは誰のため

水に弾けて凛と舞う


するりと冷たい{ルビ玻璃=はり}のなか

くるりと廻って裏返し

{ルビ ....
 すべり落ちてくる嘘の流星
 隙をみせたら舐め尽くされる
 枕元まで行進する藁をも掴む世代
 神経は擦り減り
 悪魔がゲームしている
 深い闇が行き場を遮る
 常に圧力のかかる後頭部
 ....
ジム・プリマスさんの自由詩おすすめリスト(1128)
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