すべてのおすすめ
お日様にたっぷり干した
ふかふかのお布団くらいの
ホットケーキを焼いて
十匹の虎が走り回ったくらいの
たっぷりのバターをのっけて
お風呂に張ったくらいの
たっぷりのはちみつをかけて
いち ....
高崎駅のロータリーで
道に迷っているおじさんがいた
丁寧に地図を書いてあげたら
お礼一つ言わず走り去っていった

駒形へ向かう電車の中で
携帯で話すおばさんがいた
勇気を出して注意したら ....
具合はどう?
と問い掛けられても
よくわからないのだ
何か喉の奥につかえているようでもあり
ただ疲れているだけのようでもあり
それでいて急に、胸のあたりが苦しくなったりする

こうして
 ....
たまねぎを刻むと涙が出る
それにかこつけて
少し本気で泣いてみる
そうして
矢張りわたしは
要らない子かも知れないと思う
だけど午前の台所は
悲劇ごっこをするには明るすぎるし
誰かを想 ....
見慣れた色 愛していた白の壁紙に 青インクを滴らせた
それも今は夢

貝の骨 散らばった星の砂 瓶詰めになった船型の心
凪にたゆたう 壊れた女神の半身

朝はこない ガーベラは枯れず 壺は ....
アダムとイブが
神様の庭を追われた一週間後
アダムにもしものことがあったとき用に造られた
もう一人の落ちこぼれのアダムは
目を覚ました

神様には
目覚めたときに
優秀な方のアダムがい ....
彼の人に会う日
私は3人の似た人を見た

白いコートの彼の人
今時の服装の彼の人
少し太った彼の人

どれも違う人だったけれど
私は
本当は待ち侘びている自分を
知 ....
恋時雨
闇夜に浮きし
碧き月かな

不義理なお人ね
言うだけ言って
後はお忘れになるんですもの

本当は全て覚えているくせに
なんて
けったいな方でしょう

 ....
ほころび昇る朝陽に{ルビ誘=いざな}われて
勢いよく走り出す時間につかまって
幸せの鳥に想いを寄せる日々
寄り添う影を追いかけて
白い季節へ手をとり進む

君に会いたい
厳しい季節に咲い ....
一寸の間に見た
夢のお話

赤いメダカが
五臓六腑を泳ぐ

ストレエトな
羊の巻き毛に

乾いたペンキが
真っ白に染まる

嗚呼厭ァ
声をかける人は
皆 ....
{引用=





聞きたい声を
花束のさやぎに求め
逢いたい影を
揺れる水面にさがしても


白磁の花瓶は
花を傾けながら落ちていく
闇の波紋が広がって
あの輝きに罅( ....
 
 
 


あなたには
この愛が伝わりません

ミノフスキー粒子が濃いのです




どうしてかしら

わたくしが
あなたを一番うまく
つかえるのに


 ....
空吠えはするが一向に牙を立てない闘犬

前足を上げるだけで慎ましやかな老後を保障された象

人間以上にマナーを心得たチンパンジー

もはや母国語さえ忘れた九官鳥


そして全 ....
見ろ
出たぞ
教条主義者だ

犬にお手を教えたら
ぶっ殺される時代が来た

血管詰まったファッキンナノコロイド
不健康なる海洋深層ハイダウェイ
窒息するまで泳げ泳げ

イジメはダ ....
赤はあなたの朝のあいさつ
いまさらながらって照れちゃうけれど
橙大好き抱きしめてなんて
いまさらながら言えないけれど

黄いろい蝶が花びらみたい
いまなら素直に笑えそう ....
いいのが浮かんでな。
ひとつ、聞いてやっちゃくれんかな。
若い奴らにも、ウケるようなやつな。

うたは、あれだ。斉藤なにがしってあんちゃんが歌う
『歌うたいの なんとか」だ。わかるだ ....
可哀想な魔女

姫を虐めて落としいれ
手に入れたい頂点をものにし
幸せなはずなのに
幸せを感じられない

なんて贅沢なんだろう



だから魔女は罪を犯すのだろう ....
よく晴れた土曜日の午後、椅子に座って読書をしていたら、ふと首筋に違和感を感じた。

不思議に思い手をやると、どうやら脱皮が始まったらしいのだ。

常に空調のきいた部屋の中では、体内時計が狂って ....
よく喋る温かい君の肌は遠くの転換点に於いて何処を通過していくのか
酔い覚めの軽い足取りから目を覚ますといつの間にか越えてしまっていて、楽しむことも出来ない肌触りを懐かしむ、歩道橋の上、今にも落ちそう ....
小雨の降る夜道を歩いていた。
ガラス張りの美容院の中で
シートに座る客の髪を切る女の 
背中の肌が見える短いTシャツには

「 LOVE 」 

という文字が書かれていた。 
 ....
 

 

 月残る空 捨てられない孤高の魂 
 泳ぎきれないと溺れて沈むだけだ
 ボラの影 渡る橋
 横顔がやけに生える 夕日に
 俺が生まれる前から影は生まれていた
 時代遅 ....
この世界の人間はみんな自分が一番賢いと思っている
「自分より優れた者は五万といる」
口でそう言って自分が一番謙虚な人間だと心の中で思ってる

自分よりおいしい思いをしている者を見ると
何故か ....
草の香りに 身を潜ませ。
振り仰いだ青の おそろしい深さ。

アレハ なつかしい歌うせせらぎ。
この空の対岸から美しい音色が来る(と思う)。

ココハ 天のほとり(きっと)。ずっと。
微 ....
わたしはゴルフがきらいだ。
外したのをよろこんで拍手するギャラリーにはなりたくない。
そういうみにくいこころのうごきがきらいだ。
あいてのミスをねがうこころのいやらしさがきらいだ。

わたし ....
ビート
この言葉の中に存在する魂の叫び声に
身体中の細胞を浸す夜

萎びた角質が剥がれ落ちる

無駄な言葉が削がれて逝く


存在は自由
思想は束縛されるべきではない

孤 ....
夢を見よう!夢は見るためにあるって誰かが言ったから。

アル晴れた雨の日わたしは大きな憂鬱に口を塞がれて目を覚ます
はいっ!元気に返事をして起き上がれ空は今日もマッキイロ
それは末期色の暗示? ....
知らないとしか
答えない人がいる
知ってることも教えない
ただ自分で探してごらん
ということは教えてくれる
自分で答えを探すことが
どんなにせかいを楽しくさせるかを
その人は知っている。 ....
白い皿の上には 色とりどりの魅惑の花びら
時代の風景が 魂の食卓にのぼる
   カタカタカタ 窓ノ向コウ 記号化サレタ君ヲ知ラナイ
   答エニ辿リツイテモ 身体ヲ置キ忘レ 今日モ浮遊スル

 ....
紙飛行機飛ばすのと同じ気持ちで 空高く放り投げた僕の人生は
いつまでもぐるぐる旋回して 着陸地点を見つけられずにいる

形あるものは何一つ持ってないくせに こんなに強がって参るなぁ
そんな今に ....
数える、シグナル
着信履歴

数える、車窓の鉄柱
サボテンの棘

数える、つたえたいことば
読んでいない背表紙

数える、もらったさやしさ
星のまばたき

数える、蝉の脱け殻
 ....
ジム・プリマスさんの自由詩おすすめリスト(1210)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ホットケーキにはちみついっぱい- ふぁんバ ...自由詩14*07-1-12
烽火- 1486 106自由詩11*07-1-11
寝正月- 佐野権太自由詩21*07-1-11
午前十時のクリームシチュー- 吉田ぐん ...自由詩2907-1-11
*家- 知風自由詩407-1-11
もう一人のアダム- なかがわ ...自由詩11+*07-1-11
彼の人へ- なかがわ ...自由詩2*07-1-9
恋時雨- なかがわ ...自由詩4*06-12-21
君に会う〜見崎_光さんとのコラボ〜- 山崎 風 ...自由詩10*06-12-9
怪し、夢と思ふ- なかがわ ...自由詩2*06-12-9
夜が揺れて- まどろむ ...自由詩12*06-12-1
乙女G妄想- 橘のの自由詩1006-12-1
<巣立ち>- ポップこ ...自由詩2*06-12-1
極東アジアン・シケモクブルース- 知風自由詩206-12-1
連詩_「にじのうた」- Rin.自由詩16*06-11-30
<ワンカップ_プロデューサー>- ポップこ ...自由詩5*06-11-30
幸せが欲しい- 李恵自由詩1*06-11-30
脱皮のススメ- 琉碧 翡 ...自由詩3*06-11-30
羊の朝- 霜天自由詩806-11-11
「汚れた足」- 服部 剛自由詩21*06-6-14
吉祥寺- カンチェ ...自由詩206-4-23
究極の人間嫌い- 腰抜け若 ...自由詩7+*06-4-20
目_眩_(めまい)- 水無瀬  ...自由詩2*06-3-23
わたしはきらいだ- ZUZU自由詩306-3-5
BEAT- KADY自由詩1*06-3-5
(ははははははははっはははっははははっはははっははは)- チアーヌ自由詩1006-3-5
だからわたしはせかいとであう- 夕凪ここ ...自由詩7*06-3-2
ラプンツェルの小鬼_或いは内的な物語り- 水無瀬  ...自由詩2*06-3-2
何度でも昇る太陽のように- 腰抜け若 ...自由詩3*06-2-5
かぞえて- たりぽん ...自由詩706-2-4

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