米国の温和な保守思想家の大樹、チャーリー・カー
クが日本に来日して参政党党首と会談して帰国し
た直後、米国の大学で公開討論中、テロの凶弾に
倒れた。それをサヨクリベラルたちが小躍りして
悦んで ....
雨水で浸食された登山道には少しだけ草があり 
刃を石に当てぬよう、気を遣いながら刈り進むと
ヌマガヤ草原には未だニッコウキスゲの群落が残っていた
一日咲けば花は萎んで枯れゆく花
遅くとも八月に ....
 日の暮れ早い
 夕ご飯のテーブルに今夜は
 旅先で買った青い陶器の深皿を
 出してみる

 そこへ絹ごし豆腐を半丁のせたら
 白い孤島のようにみえて
 潮風と打ち寄せる波が茫漠とひ ....
放射線の網の中で寝返りを打ってひとマスずれた世界へ落ちる、衣服の色がほんの少し違うとかそんなレベルの誤差、日頃から些細なズレを見つけながら生きてる俺にはそんなもの異世界とは思えない、特別することも ....    *

 屈辱の痼(しこ)りを解きほぐしてくれるような他者がいない。積年の悪夢、そして中年の危機がわたしを追いかけている。なんだって、そんなていたらくに墜ちてしまったのか。じぶんの手を汚してま ....
ありきたりの夢を見て自殺
それが一度目の人生
必死に飛んで落ちて死んだ白鳥
それが二度目の人生
行軍の果て青い空を見て餓死
それは三度目の人生
毎日、何度も何度も頭を下げ
子を育て、子を ....
バスタオル干してる二の腕のとこ
おとうさん
姿見の中の姿見
おとうさん
切りにくくなる足の爪
おとうさん
蛍光灯の下の剃り残し
おとうさん
午前四時三十分の仄明かり
おとうさん

 ....
今日はお誕生日よりも
お盆やお正月よりも
待っていたよ
大好きなお寿司を食べる日だ
一番好きなビンチョウマグロを
いっぱいいっぱい食べるんだ
回れ回れ私の大好きな
ビンチョウマグロ
誰 ....
 よく冷えた梨が好き
 隣席のあなたがそう言ったから
 出勤前に、この梨を剥く
 
 指先を滴るまろやかな甘い汁
 一切れつまみ食いしてる間に
 時計の針が進んでしまう
 あわてて梨 ....
○「出会い」
人生は
師や友との出会いである

○「価値」
大事なものは
すべて
お金で買える
という錯覚に陥ってないだろうか

○「道迷い」
間違っている時は
はじめの第一歩 ....
発菩提心という
極楽行きの切符を買って
地獄行きの特急列車に飛び乗ろう

鬼が嗤う
無間地獄の責め苦なり

死にかけるほどの苦しみが
何十年も続く

お地蔵様が救って下さる
極楽 ....
樹々のささめき
秋のまなざし
土の殻を脱いで
風鈴と戯れる
あの風のよう
出奔し
残り香をたぐる
民族という幻想の
ゲル状の遺跡を渡る
無造作に繊細に
ごぜの指先の
せつなの逡巡 ....
日記を失くしてから
別れの痛ましさなんて
忘れてしまったな
おかげで もう
愛のうたなんか
うたわないで 済むよ

切った爪をインクに浸して
言葉を垂らす

部屋のどこかで
コオ ....
ほんの一瞬のため息みたいなきっかけで降り始める夏の雨、傘を持たない僕たちは高速の高架下に急いだ、雲の上の貯水槽が割れてしまったみたいな降り方だった、それでなければ、広範囲に拡散された滝のようだった .... 次から次へと物事が起きる私は
次から次へと物事を忘れてしまう私は
次から次へと新しくなる。そうして
死んでは日々を生まれてゆく


それでも
なかには
おぼえている存在もあるのです
 ....
新米を炊いた
土鍋で炊いた

二人暮らしなので
小さな二合炊き

二十分蒸らして
蓋を開ければ
しあわせの香り溢るる

神棚に供えて
日々の糧に感謝

「こんな美味しい米 ....
もう飛べないと
翼を外した
窓の向こう
天空の城に
辿り着けなかったこと
翼の代わりに背負って
ただ祈るように佇む

ここではないどこかに
行こうとすれば
体は重く動かない
翼は ....
  〇


きのう、友だちと水死体について話していたのだけれど、水死はかなり苦しいから、水死はしたくないなと言ったのだけれど、ヴァージニア・ウルフは入水自殺だった。ジョン・べリマンも入水自殺 ....
時は、風化の砂塵
  砂丘より 蒼い星を子どもたちが
みつめる
 大気のない無音のそこからみる
星は かぎりなくウツクシイ


集約される
かわらぬ 社会の列車は喧騒のすえ
プラット ....
水はきらめいて流れていく
藻は水面下に揺れている
風の爽やかなこと
子どもの頃から変わっていない

ただひとつ
望みが出来た
いつも誰かを望んではいたけれど
たったいっかいだけ本当に愛 ....
ドラッグストアでペプシゼロとヨーグルトを買った。
夜の店内は空調が効いていて、白っぽくて、乾いている。

手をつないだ恋人たち、メガネを掛けた会社員、綺麗な身なりの女の人。
みんな等間 ....
98番目の誘惑 小説

朝6時に起きた安藤紗耶は、いつものように身体の中に魔のような闇を感じた。仕方ないのでまたいつものように小説を読む。すると不思議なことにその闇は気になるほどではなくなるのだ。 ....
おかえり毎日暑いよね
おつかれまずはなにどうする
ばんごはんは君の好きなもので
乾杯の飲み物も準備して
お腹が空いたよたべようよ
今日も1日ごくろうさん

おかえり明日もがんばるの
や ....
混沌がかっこいいと思って
普通の人になりたくなかった
叶って
私の人生が混沌になって
普通が難しくなった

今は、傷のない人生に憧れて
傷だらけの君たちを侮蔑して
死とは何かをよく思う ....
力ない羽ばたきだった
抗うにはあまりにも 
変身するためにひたすら食い
変身したらひたすら交尾する
仔の頃に食われたら負け組
交尾産卵の後なら勝ち組だ
去る夏の背
しっぽり濡れた夜
そ ....
轢死のような夜を過ぎて、細胞たちは摩耗していた、気分の萎えた腕みたいにだらりと垂れ下がったカーテンを殴るように開いて、狂信者のような八月の太陽を部屋に迎え入れる、間髪入れず始まる灼熱のパレード、そ .... 巨大などろどろのうねりのなか
掻き分け泳ぎ進みいく
意識の私の
巨大な生きものに覆われ含まれ
吐き出されては呑み込まれていく
繰り返しの渦中にこそ
意識の自分の息衝き在りと
巨大なうねり ....
○「呪文」
今日も暑くなる!

僕は毎朝呪文をとなえる
「水分補給!」
「水分補給!」
「水分補給!」

今日も
クーラーにテレビ
クーラーにテレビ
怠けて暮らす

庭の草は ....
良縁に恵まれた妹よ
おまえはどんな歌を歌って
きたのか

早逝した弟よ
おまえはどんな歌を歌って
きたのか

故郷に帰った恋人よ
きみはどんな歌を歌って
きたのか

運 ....
腑に、落つる=心から、納得出来る
腑に落ちれば、天にも繋がる。神に繋がれたる、その想ひ
筋を通せばリズムは踊り出し、メロディが生まれる
I Can Hear Music.私には音楽が、聴こえる
 ....
ジム・プリマスさんのおすすめリスト(1408)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
憎悪と暴力のサヨクリベラル- 室町 礼散文(批評 ...3*25-9-14
九月のニッコウキスゲ- 山人自由詩925-9-9
冷奴- リリー自由詩18*25-9-8
My_Enemy- ホロウ・ ...自由詩4*25-9-7
夜でなく、夢でもない。- 中田満帆散文(批評 ...2+25-9-7
四度目の人生- 降墨睨白 ...自由詩3*25-9-7
夏の終わりに- 道草次郎自由詩725-9-6
お寿司の歌- 降墨睨白 ...自由詩4*25-9-6
- リリー自由詩16*25-9-6
独り言9.6- zenyama太 ...自由詩5*25-9-6
極楽行きの切符- 杉原詠二 ...自由詩2+*25-9-6
彼女のゼリービーンズ- ただのみ ...自由詩12*25-9-6
音響- 飯沼ふる ...自由詩6*25-9-1
終わり続ける夏の日- ホロウ・ ...自由詩5*25-9-1
鬼やんまと埴谷さんと私のそれぞれの道- こしごえ自由詩7*25-9-1
光るごはん- 花野誉自由詩17*25-9-1
現実- 自由詩7*25-9-1
I_FEEL_FOR_YOU。- 田中宏輔自由詩11*25-9-1
時の砂塵- 月乃 猫自由詩17*25-8-31
愛することが- 杉原詠二 ...自由詩5*25-8-31
石鹸の匂いのする、八月の- ねことら自由詩2125-8-31
98番目の誘惑- 林 理仁散文(批評 ...225-8-31
はだかんぼ- 降墨睨白 ...自由詩4*25-8-31
職務経歴書- 這 いず ...自由詩425-8-31
手の中のクスサンは- ただのみ ...自由詩6*25-8-31
動き続けてはいるが解釈は異なる- ホロウ・ ...自由詩5*25-8-31
えーてるたい- ひだかた ...自由詩12*25-8-31
独り言8.31- zenyama太 ...自由詩3*25-8-31
人は誰でも歌を歌う- 室町 礼自由詩9*25-8-31
腑に、落つる- 鏡文志自由詩9*25-8-31

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47