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白い皿の上には 色とりどりの魅惑の花びら
時代の風景が 魂の食卓にのぼる
   カタカタカタ 窓ノ向コウ 記号化サレタ君ヲ知ラナイ
   答エニ辿リツイテモ 身体ヲ置キ忘レ 今日モ浮遊スル

 ....
紙飛行機飛ばすのと同じ気持ちで 空高く放り投げた僕の人生は
いつまでもぐるぐる旋回して 着陸地点を見つけられずにいる

形あるものは何一つ持ってないくせに こんなに強がって参るなぁ
そんな今に ....
数える、シグナル
着信履歴

数える、車窓の鉄柱
サボテンの棘

数える、つたえたいことば
読んでいない背表紙

数える、もらったさやしさ
星のまばたき

数える、蝉の脱け殻
 ....
送電線の下をくぐって
アスファルトの海を
ぼくたちは、
泳いで、


はりめぐらされる
緯度や経度に
足をとられながらも
ひたむきに
日帰りの旅をくりかえす
ねむる前、ときどき
 ....
今日も朝起きたら

いつもの現実が拡がっていた

ぼくはいつもどうりに

お気に入りの服を

タンスから引っ張り出して

それを身にまとい

朝ご飯だけど

もうほとんど昼 ....
彼の目を見た
それはどんな事を物語っていたか
映画でもない、小説でもない
私には、彼の気持ちをつかめなかった

画面には、猫が踊っている
肩を組んで楽しそうに歌っている

出会うことが ....
いつのまにか消えて行く風景を
私たちは いくつ持っているだろうか

記憶の中の風景が ひとつひとつ
消えて 入れ替わるたびに
在ることの認識は 立ちつくす

ある日 空き地になったところ ....
窮屈な塩素の木に垂れ下がるのは死体ではありますが、
先は無いということなので勝手に解釈をさせて戴いて居ります
ドレークの海からの便りだけを其の浜辺は大事にしているので、
役に立つと ....
人が死ぬときにする 小さな音を
まねしながら このうたを うたえ
生き死にのリズムで このうたを 

「きみは いきろ ぜったいにいきろ
 まっくら闇 
 煌々とひかるのがきみのひとみだけ ....
猫が歩き回るけど
ちいちゃんは自分がどこにいるのか
わかります
お母さんが携帯で
「どこにいるの?」
て聞くと
「白い猫の近く」
て元気に答えます
するとお母さんは
「八百屋さんね! ....
回らない時計を目の前にして
君が暮れる
寒さを間違えるようにして
マフラーに埋もれて見えなくなる
薄い窓に耳を寄せれば
世界はこんなにもくっきりと


くれる
途方に
あるいは
 ....
何年かぶりに
自転車に乗った


早朝
海岸への坂道を立ち漕ぎする



自転車に乗るのは

本当に

本当に久しぶりだ


きつい登りに
太ももが悲鳴を上げ ....
記憶から溢れた日曜日は
結果的にふきこぼれて焦げ臭いにおいを放った
めんどくさいので私はそれに
『芳しい香り』というラベルを貼付けて
担任教師に提出をした
別に何だってよかった
きっと今頃 ....
ジム・プリマスさんの自由詩おすすめリスト(1273)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ラプンツェルの小鬼_或いは内的な物語り- 水無瀬  ...自由詩2*06-3-2
何度でも昇る太陽のように- 腰抜け若 ...自由詩3*06-2-5
かぞえて- たりぽん ...自由詩706-2-4
ブレス- 望月 ゆ ...自由詩55*06-2-4
人と謎は一セット- こめ自由詩306-1-29
猫とさくら- 緑茶塵自由詩106-1-29
風景- こむ自由詩4*06-1-29
塩素の木- 自由詩3*05-12-31
生き死にの音のうた- 第2の地 ...自由詩1105-12-28
迷子- 太郎冠者自由詩9*05-12-22
君が暮れる- 霜天自由詩805-12-22
父と自転車と蒼と- 蒸発王自由詩4*05-12-22
日曜日- 自由詩105-12-21

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