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遠くの情景に
ひとまず別れを告げて
内なる心象に目を向ければ
喜怒哀楽と
それらに紐ずけられたものどもが
溢れてくる

それらは、別々に現れるのではなく
万華鏡で回し見するみたいに
 ....
最終連は
とうに終わっていても
締められた言葉は
いっこうに完結するようすもなくて
視線は
空を漂う余韻の行き先を
見つめている

その時
一羽の冬燕が目の前を横切るも
地面に落ち ....
ナンモナイデスさんの長崎哲也さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自照詩人- 長崎哲也自由詩9*17-3-12
最終連から始まる詩片のような残音- 長崎哲也自由詩20*17-2-28

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