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 遠くで蜩が鳴いている。
 商店の軒先から蚊取り線香の匂いがする。
 祖父との思い出が詰まった公園へ行く。
 そのとき私は自分に見合った石ころを拾い上げた。

 石には歴史が刻まれている ....
諦めてしまったもの
キーボードを叩け真夏
アニメソングフレーズ
外へ出る太陽の歌
LINE未読
諦めてしまったもの
くだらないと感じる心
一瞬の連続から抜け出したい心
ポロポロの言葉
 ....
大脳皮質は、
前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の四つに区分されますって いうじゃない
それって クローバーみたいなものかしら
だって 四つの葉だもん

鮮烈な夢が炸裂するとき
きっと 脳内の ....
 

一、
草は静かに闇の中、葉に露をまとい、一日の暑さを回想している。
ヘッドランプのあかりに照らされた、それぞれの葉のくつろぎが、私の心にも水気を与えてくれる。
闇は静かに呼吸していた。 ....
奈良の大仏が涙を流したのは

今のような暑い夏の日

むわっと熱された空気が水蒸気となって

仏の涙袋にたまり

雫となってしたたり落ちたのだ

そんな風に思っていた

近代合 ....
昆虫採集の一団が
帰ってきた
今日は夏休み自然教室

予定の時間をはるかに過ぎ
バッタみたいに跳ねて
バスから次々おりてくる子ども達
汗だくの引率者が言うには
みんなそれぞれお目当ての ....
わしゃ知らんよ
伯父はそう言う
本当は何もかも
知っているのに
謙遜してるのか
恥ずかしいのか
わしゃ知らんよ
伯父はそう言う

体調が悪くなり
辛かったと思う。
簡単なことでも ....
生きた体を触って、熱い思いをする
こんなに無駄なんだ、こうやって動いているのは
冷たいものを取って、手を冷やす
すべての美しいもの、こんなふうに感じるのだろう
熱いものが、全部、全部、遠くへ散 ....
夜の蒼い錯綜を
独り孤絶し歩いていく

どす黒い血に染まった
裏切り者の屍の群れを踏みつけていく道か

総て無条件に抱き締める
真紅透明な血に貫かれた赦しの道か

いずれにせよ、
 ....
週刊少年ジャンプください
広げられた右手に
ちょこん載せられた
100円玉2枚
足りません

ごめんね
集英社がバカでごめんね
謝るのだけど
子供はジャンプを離さない ....
ことばの数と
人間の数と
どちらが多いだろう?
生まれてくる人間の数と
生まれてくる言葉の数と
どちらが多いだろう?

だれにでも
おまえだけの言葉ってのがあって
生まれてから死ぬま ....
ドローンとかいうものが世界のタメになる気がしないのは
おれだけだろうか。アメリカでは早速銃を持たしてドンパチ。
ため息と屁が同時に出る。「どうして人間は動かなくなることを
発明だと信じて疑わない ....
乗り合わせた連中と
サイコロ振ったりカードを捲ったり
酔っぱらって歌ったり
ここで生まれた
もの心ついた頃には船の上


過去の航跡をぼんやり眺め
濃霧に満ちる行き先に目を凝らす
詳 ....
初めは意地悪されただけ
仕返ししたら
少しだけ体が膨らんだ

今度はひどい目にあった
怒りにまかせて復讐したら
みるみるうちに体は大きくなった

大きくなった体は
他人の ....
真昼のプールに魔が差した
泳げないって言ったっけって
シブキがはねて永久にすこやか
可及的すみやかな人口呼吸で
小学生の夏を塗り潰すクレヨン青い

ヨットハーバーまで歩いた帰り道
思いが ....
書いて 書いて
消せるものは 消せばいい
心にはいつだって
鉛筆と消しゴムがある

あなたとのことは
強すぎる筆圧で
かすかに
残ってしまった
好きなものの話をすると
なにがいーのと聞かれて
好きな人のことを思ってると
どこがいーのか聞かれる

別にいーから好きなんじゃねーよ
なにかしら受け入れて
生きてると
そんなものし ....
見てご覧
卵みたいな月だよ

見てご覧
オバケみたいに真っ赤な月だね

ちゃんと 見て
あっ 見えなくなった
もう せっかく綺麗なのに

高校時代 母が迎えにきてくれる車の中で 
 ....
こぼれる時間は青い砂だ
と あなたが云う
青い谷に迷い込んだ蝶はわたし
不在しつづけるひとつの青い無名

立ち尽くしていた
凡庸な言葉の出かかるのを ぐっとこらえ
まるでひとつの禁忌
 ....
優しい嘘が連れてきた孤独

埋もれてしまった君が見た世界は

心に大きな闇をもたらした

あの時聞いた残酷な言葉は

きっと二度と 君の中から消えることはない

何度目かの激情 ....
蟻は汚染された土壌を
歩きながら、
花に出会った。
花は土壌から芽吹いた。
笑顔のまま生まれた祈り。

手のひらに、
流れ落ちる
黒い涙が、
咳き込みながら
抜け落ちた束の間を ....
見かけはふつう
少し美しいくらい

性格もふつう
少しやさしすぎるくらい

それなのに
嫌われやすく
面倒に巻き込まれやすく
しばしば傷つけられてしまう

そんなあな ....
コンビニも
真夜中のファミレスも
あなたといるとどうして
あんなに
輝くんだろう

ありきたりの
ミニパフェが
あなたと食べるとどうして
あんなに
素敵なんだろう

さみしいと ....
感情は結局最後まで  暴れて逃げだしたりはせず
体の内でただ  小さく静かに揺れていた
おかげで私は  私を保ったまま
望んだとおりの形で  消えていくことができる
一度も辿られることのなかっ ....
  夜空がとってもきれいだから


  とってもきれいだから


  ワタシたちは


  二本足で立つようになりました
茹だる暑さ
蚊に刺され
腕をかきむしりながら
草もむしって
お米は炊かなくていいのかな
そんな疑問 胸にしまい
手を合わせていたころ
頬を伝う汗と
線香の香りにくらくらした
 ....
思い出の街の
いつもの背中で
待ち合わせ

太陽が消える時に
歩幅を合わせて
アナタの名前を呼ぶ

もう決めたの

散り散りの想いを
繋ぎ合わせると
また迷い込むから

も ....
 
詩をかかない日々

日常が連続する日々

やはり、わたしは言葉を紡ぎたいのだ



 
深夜の静寂が
緻密に濾過されて
私は冷い計測器になる。
いったい
どこまでが
夜なのか

孤独な歩幅の
ちょっとそこまでの
探求

旅立った
サンダル履きの冒険者の
行く ....
蜘蛛が
雨糸をゆらすと、
針の穴ほどの
光たちが
きらきら
とけあい、
うっすらと
午前十時五十分の星座が
あらわれる。

めざめている
、という夢をみていて
にげおくれた妖精 ....
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