夜明けには まだ遠い 眠れない夜

夜明けが近い もう眠らない夜

もうすぐ聴こえる 早起き鳥の声

もうすぐやって来る 新聞配達



夜明けには まだ遠い 眠れない夜

夜 ....
見捨てられちまった小鳥が一羽 弥生生まれの小鳥が一羽

夜に目覚める小鳥が一羽 飛ぶ先の無い小鳥が一羽

それでもあてなく羽ばたいてみる それでも翼が頼むから

それでもあてなく飛び立って ....
いつも迷っているの

この道にしようか あっちにしようかって

いつも迷っているの



いつも躊躇って(ためらって)いるの

この道にしようか あっちにしようかって

い ....
決まったことが無いのなら

これから一緒に話さないかい?

もしも時間が取れないのなら

いつまでも 待つから いつまでも



未だ選んでいないのなら

これから一緒に話さな ....
冬の日を思う今朝来て小鳥来て空よく晴れて飲むこはくいろ いつまでも美しいだろう

この世で一番

葬列

あの人の

幾千幾万の花束と涙

いつまでも美しいままだろう

この世で一番に



求めたものは美しさでも

 ....
不協和音が心地いい

慣れない音が気持ちいい

見果てぬリズムを追悼して

不協和音が心地いい



探さないことにした

瞼から消し去ることにした

求めないことにし ....
あざ笑うもの

降っては来ないもの

輝き失い消え逝くもの

もうどこにも在ることの出来ないもの

あざ笑うもの



いつも思っていたこと

砂を掴んで泣いた日のこと
 ....
木犀のうすだいだいの花びらのなかからこぼれ咲いた秋の日 もう輝きは求めない

もうダイヤモンドは忘れる

もう光の中には立ち尽くさない

もう何も見ない 決めた



風が誘っても揺れぬ花

風が見初めても動じぬ娘

風が遊んで ....
聞こえない声 と その連鎖で

すっかり と 疲れ果てて

見えるのは 全くの真っ暗闇で

まだ早過ぎたのかな と またため息で

全く 声が出ないのに 歌おうだなんて

自分にす ....
あの娘(こ)を呼ぶ場所は無い

無限に続く螺旋階段

空まで届くかな

空なら招くだろうか

あの娘の場所があるよ と

縋ることはしない

頼ることもしない

アテも無く ....
こころを金庫に

預けて旅に出た

何も持たずに

こころも持たずに

ねこだけ連れて

出逢いの無い旅

知っている街

知らない顔

ねこだけ連れて

出逢いの ....
此処は星降らぬ都会

星の住まぬ都会

星の住めぬ都会

星に見捨てられた都会



緩やかな風が歌うよ

今宵も子守唄

お星さまきらきら

お星さまきらきら

 ....
まだ名すら持たない子猫わが部屋に命一つを持って加わる 隠してなんかいない

見たければいつでも見るがいい

この傷痕

今では「痕」だから

痛みは無い

ただ残っているだけ

隠すつもりも無いし

見たければいつでも見る ....
あの葉っぱ

棘だらけ

触れたくない

踏みたくない

遠くから 高みから

眺めていようか

お他者(よそ)の反応

痛まない人 見かけたら

訊いてみるんだ

 ....
すずめ すずめ 今日はどうだった?

餌(え)も満足 遊びも満足

素敵だね 素敵だね

仲間もみんな無事だったかい

毛沢東には やられなかったかい

夜の寝床は どこなのか こ ....
お陽さまの出を待っている

膝を抱えて待っている

ねこも隣で待っている

からだ丸めて待っている

ふたりでふたりで待っている

お陽さまの出を待っている
時には家の無い子になって

ずっと眺めていたい あの

お月さま ずっと ずっと

夜道にしゃがみこんで

ずっと眺めていたい あの

流れ星に 祈り ながら

暖かなストーブ ....
鶴の一声歌うよりも

雀の千声歌うんだ

天まで届け この唄届け



鶴でなくては駄目ですか



束になってかかっても

ただ空しく 響き渡るは夢の夢

それでも  ....
降る夜の白熱灯の儚さよ人生アドリブだけと限らず つらい時いつも会いにいく銀杏樹の秋を語れぬ今日は切り株 彼女っていつもね ねこみたいに

膝を抱え込んで丸まってるの

違うのはお陽さまを避けるところ

陰の路地探すのが得意で

其処で一日丸まってるの

・・・ちょっとした時間潰しゲー ....
あたしだってあきらめましたかあさんのぼうれいとはもうおわかれしたい おとといもきのうもきょうも金木犀きっとあしたもかおるといいな ぼくはくまぬいぐるみのくまこわくないかおるちゃんちにおじゃましてます 先生方は人を診ないで環境を診ようとする。人はクローンじゃない。人は個性です。内側・外側ひっくるめての個性の総体です。
まず、「人」があります。それは環境やあるいは遺伝と歴史では語ることのできない事実 ....
秋の蝶よしなしごとにしばられて 夕焼けという名の空を抱え込みいっぱい泣きたい母さんの胸で


ポン柑の季節が終わり友は逝き梢は夏に瞬きの間に


雨音を吸い込む芝に囲まれて新しい町は空気が足りない


あと少し家事 ....
もっぷ(1239)
タイトル カテゴリ Point 日付
夜明け自由詩3*19/11/5 21:54
見捨てられちまった小鳥が一羽自由詩2*19/11/3 22:41
幸せを探して自由詩2*19/11/3 22:23
いつまでも待つから自由詩1*19/11/3 22:18
すみれ日記短歌1+19/11/2 12:26
ぼくだけの棺自由詩0*19/11/2 12:22
It is ...forever 自由詩0*19/11/2 12:19
断ち切ることの出来ないもの自由詩1*19/11/2 12:15
すみれ日記短歌2+19/11/1 13:35
A way of life自由詩2*19/11/1 10:13
と・わ・ね自由詩1*19/11/1 10:08
秋だけを連れてやってくる自由詩3*19/10/31 7:14
ねこだけ連れて自由詩2*19/10/31 7:11
星降らぬさと自由詩2*19/10/31 7:06
すみれ日記短歌219/10/29 19:08
漫ろ雨自由詩3*19/10/28 22:15
あの葉っぱ自由詩1*19/10/28 22:10
雀色自由詩1*19/10/28 22:07
ふたりで自由詩2*19/10/27 15:05
パンと紅茶自由詩4*19/10/27 14:58
雀の声拾い集めて自由詩3*19/10/27 14:50
すみれ日記短歌119/10/22 14:51
短歌219/10/22 14:26
雨の雫色の彼女自由詩1*19/10/22 3:38
菫印短歌219/10/19 19:25
すみれ日記 2019.10.18短歌119/10/18 21:18
あるひ森のなか短歌219/10/18 13:54
親・ご先祖・生い立ち、環境。それだけがその人間の可能性だろう ...散文(批評 ...119/9/5 0:30
すみれ日記 08.27俳句219/8/27 11:19
人間だもの 七首短歌119/6/8 22:43

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 
0.1sec.