家族風呂今日はパパと一緒に入ろうよ
桜葉の湯舟からにょっきりだしてVサイン
ほれほれ、犬神家の一族じゃあ
お疲れと立ち寄るのはラブホテル
バブルに弾ける湯舟からぶらぶらと亀 ....
どうしたら死んでいけるかわからずにすり潰されて夜まだ三時
ゴールデンウィーク明けの憂鬱を
打消しながら旅に出かける
ゴールデンウィーク明けの通勤時
人身事故でダイヤ乱れる
ゴールデンウィーク中に全世界
破滅すること夢想してイク
地下鉄に銃声響き振り向くと
俺の亡骸転がっている
早朝の新宿独りふらついて
すれ違いざま胸を刺される
拘束衣着せられたままハイウェイ
死へのドライブ逃げる術なし
ゆく春を惜しみてやがて枯れぬ五弁花の普く摘まず 花薗出でて
神に父に見離され行く曠野にて罵るすだま をとうとごろし
みづからをゆくへしれずへ染め終へて暁の虹掛かりて半円
天使戴冠の昏 ....
低能のババアの頭かち割って
中身ないこと確認したい
AIに比べ下手くそ文章で
AI批判バカなオバハン
口先の
真っ赤な舌の這う
首の触れる熱さの
夢か幻
透明な結晶が舞う冬の夜
孤独の部屋に死臭漂う
狼の鋭利な牙に裂かれても
血を舐めながら闇夜に歌う
屋根裏で独り闘争続けてる
爆弾犯は一睡もせず
永遠の悔恨残し終電が
都心を離れ闇に消えゆく
終末の予感を胸に抱きつつ
鳩の飛び立つ姿を見てる
審判の鐘の音響く深き闇
残酷な死をもたらす予感
終焉を静かに告げるハーモニー
....
魂の欠片集めに旅に出る
海峡を越え北に向かって
陽だまりに戦慄抱くテロリスト
我が身を隠し朝焼けを見る
後悔の涙の雨が降りしきる
前が見えずに進めないほど
オレンジの部屋に思想 ....
戦場に咲く花に向け口笛の
音色密やかに響き渡る
機関銃の音響く中
一杯の赤ワインの味を思い出す
背中向け誓い破りし血の涙
復讐の刃敢えて厭わず
深き罪背負って生きる傷痕は
まだ癒えぬまま影となり残る
遠雷鳴る待ち合わせ場所に独り立ち
身震いの中あの人を待つ
駅のホームさよなら告げる切ない風
うつむくきみの瞳見えない
ピストルを乾かす冷たき残酷の
世界の果てで胸を裂く日々
ナイフ刺しその心臓を止めたとき
深き絆も全て消え去る
割れ人形風に揺られて儚くも
あの懐かしさだけはそのまま
夜よりも
悲しい嘘があるのなら
スマホを手に取りググれもしないさ
憂国の思い握りし日本刀
血渋き刃に未来夢見る
亡国に響く死の鐘の音
青雲の向こうに夢想の兆し
ああ吾のあたまがこわれてゆく音がするからからかっつんころこっつん
るりいろよ梢の冬のとけゆくをコーヒーを手に君のとなりで
ひかり降る
わが家に今朝は帰ろうか
緑の濡れてる明るいゆめなか
幼き日
あぜみち歩き帰るころ
キラキラ夕日が田園染めてた
山際へ
陽は消え ....
結び目の緩いところで待ち合わせ
よごれるつもりでした恋だから
母ちゃんに
話せなかった
思い出が
キイインキイインと
カアテン揺らす
詩人にはむかないと詠む
知らぬ人
詩(4)の前に
差異に(312)気づいて
色褪せたアリスのレンジアクセサリー
ソフトでもなく鉱石には遠く
どうやってそう思おうか そう思う 鏡は顔の棺と思う
人妻はみんなお口でやってると思えば上品下品もないぜ
反リモと
授業居眠り
していても
個人としては
日々是前進
時間とかタイミングとかマッチする渋滞とかに巻き込まれない
温室で育てたバナナ大成功手間暇かけて美味しさは倍
冬に観るイルミネーションより綺麗寒さと澄んだ空気煌めく
民宿や旅館のような ....
昼下がりG線上のアリア聴く独りの時間澄み切った心
午後三時静まり返るダイニング家族の声は朝と夜だけ
ティータイム仕事を一時停止して夕飯のこと相談される
酒を飲みあまり美味しく感じない ....
無理をせず好きな仕事に精を出す好きだからこそアイデアも出る
あと少し時間が経てば冬になる気象予報士くしゃみ三回
遠くても買いに行きたいクロワッサン直ぐ売り切れる人気のパン屋
ダム底に ....
労働の価値がますますペラペラに
paypayで貰うデジタルマネキン
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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