詩を書いて
いたが短歌を
閃いて
指折り数え
締め句をひねる
おっぱいの
柔 ....
布ずらし 空気を求め 喘ぐ息 エラ呼吸の 魚と目が合う
青空と明るい花がある日曜逢いたい人に逢えずに悩む
歌唄い身体のゴミを外に出す独りカラオケストレスはない
花々が咲き乱れる植物園花に染まったような気分
さよならと聞けば冷たい風が吹く「 ....
スカートのすそひるがえし走りさる君の背中がただ真っ白で
十七才忘れられない最強のあたし恋などバカにしていた
この胸のこの心刺すこのナイフ透明な血をドクドク流す詩
真っ黒なコ ....
取れた目と 解れた糸と 部屋の隅 必死で隠す 汗ばむ肌を
甲高い 囀ずり響き 飛んでいく 鳥の羽ばたき 漂う心
歌っても 空が吸い込み 届かない 私の声は 一人歩きで
海沿いを歩き潮風心地良い子供はいない今も独身
昨日から降ったり止んだり繰り返す傘手放せず荷物が増える
世の中の良い所ばかり見つけたい悪い所ばかり強調される
山ばかり映されている写真集 ....
べろべろに
まっさかさまに
堕ちて後
未だ生きてる
自分に気付く
{引用=二月}
この頃はわりと気楽に構えてた若者は平気と思ってた
備蓄品増やしといてと夫言う海外見たら笑ってられない
{引用=三月}
フラダンス教室なくなり暇になりだか ....
昨日まで晴れていたけど今日は雨会社の窓に映った涙
採れ立ての野菜使った和の料理地産地消で有名になった
機嫌良く作った料理味違う素材と対話スムーズに進む
ふと西瓜頭に浮かび買いに行く西 ....
夕焼けの血の色わたしたちの業 失くしたものをいつか返して
白い朝いつかすべてを一つずつ手で壊すようにして笑い合う
予定通り、第2波来るかこの度の社会の距離は露呈うながす
どうせなら終点駅まで行きついて31トイレで表現してみる
(令和1)
洋と和がくっつき並ぶトイレあり何用なのか未だ解らず
....
新しい靴とスカートで行くからさ 君よ、どうか、汚してくれたら
十七時取り残された公園でまだ揺れているブランコひとつ
想像の綺麗なナイフ握りしめいざ飛び込まん君の懐
このコートまだ時期 ....
風船をふくらましてよ ひとりでに地中海までとんでいくなら
はなれたの それともわたしがはなしたの 派生していくはだかのきおく
さみしさが寄せ集まって血縁の観葉植物(手をつないでて) ....
みんな少女みんな少年みんな子らだった
みんなちいさな罪を秘め
小鳥らの囀り籠り淋しくもすることのない空白い日
遠くまでちいさな泡がのぼるから
おそらく空に溺れて ....
水無月の
篠突く雨の
其ののちの
君のかんばせ
乱反射して
草野球で大量失点繰り返す負け試合だけど楽しむ仲間
急な雨雨宿り出来る場所探す止む気配なくただ突っ走る
サッカーの日本代表強くなった十年前とは全く違う
細い道やがては太い道になる経験積 ....
あたたかなあなたのひざを枕にしシャイな笑顔と目があうプリズム
はいっ!という返事が真っ直ぐだったので顔を二度見た。初恋でした。
こらえてる、腰も砕けて座り込むほどの失恋でも ....
土手沿いの夕焼け小焼けの帰り道
君の口笛をきいていた
さみしいと死んじゃうウサギに向けて
滅びの笛を吹きつづける夜
初めてきみとキスをした
ゴッドファーザーの ....
そよかぜに
運ばれてゆく
たんぽぽの
小さな種子は
わたしなのです
役目終え
ほんのかすかに
反射する
人工衛星は
わたしです
花の野で
じっと動かず
....
住んでいる人しか知らない場所がある山を登れば絶景がある
少しでも歩けば汗が噴き出てくる迷路に近い路地で迷った
公園を出たり入ったりする子供たくさんの遊具順番待ち
街を見て穏やかそうに ....
人間はもっと自然に触れるべきストレス溜めない生き方目指す
散歩道街もいいけど山もいい季節で変わる植物の色
潮騒に誘われて行く砂浜へ夜になるほど音が良くなる
住み慣れた街の見慣れた景色 ....
コロナとか
知った事かよ
この柵を
柵をどけろよ
藤 ....
挿し入れてしばし抽送のち射精無に継ぐ無なり死に継ぐ死なり
そがたとえ何十糎あったとて貫けはせぬ触れられもせぬ
セックスを鉄骨と言いかえてみるハローグッバイきみと鉄骨
登下校坂が多くて嫌だった運動になると言い聞かせてた
嫌な匂いしばらく鼻に残ってる自然の匂い嗅ぎたくなった
川や海が好き大自然が大好き自然と共にある生活
夏のよう気温が高く汗が出る上下 ....
日の箱につめたわたしを取り出せばだらりゆるんでたれてひろがる
忌まわしい記憶もともに箱につめ埋めてくれ地下四千メートル
夜の箱に夢の甘さの菓子箱のあなたをつめてそして眺めて
先見えぬ恋にやつれた不幸癖
アップルパイの午後はつめたし。
冷めた皿載せるつもりのオードブル
恋はキャンセル消えたキャンドル
密やかな道に満ちたしこの心
斜め横からあなた覗う
君の名を知らなければよかったな。
社会的地位差し置いて好き。
「絶滅危急季語辞典」コロナ不滅かまだ記載無し
22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62
【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.39sec.